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ミヤマアケボノソウ

ニコットおみくじ(2025-08-04の運勢)

おみくじ

こんにちは!九州は所々で雨。

中国や四国、東日本は晴れるが、午後は山沿いで急な雷雨も。
沖縄は晴れ。
猛烈な暑さが続き、熱中症に警戒が必要。

【ミヤマアケボノソウ】 深山曙草 Swetria perennis subsp.cuspidata

                 *英語圏では一般的な名前は、
                  あまり使用されていないようですが、
                  学名がそのまま通用することが多いです

☆リンドウ科センブリ属の多年草です。

<概要>

〇ミヤマアケボノソウ

@名前の由来

 ★和名は「深山に咲くアケボノソウ」という意味で、
  同属のアケボノソウに似て、
  より高山に生息していることが名前の由来になっています。
 
  因みに「アケボノソウ」の和名は、
  白い花弁の斑点を、夜明の星空に見立てたことに由来しています。

  □アケボノソウ 曙草 狼牙菜

   Swertia bimaculata(Siebold et Zucc.)Hook.f.et Thomson
   ex C.B.Clarke

   Swertia bimaculata

   felwort

  アケボノソウは、リンドウ科センブリ属に分類される2年草の1種です。

  <概要>

  ◆アケボノソウの詳細

   花弁に特徴的な斑点模様がある植物です。

   発芽してから1年目は葉だけが成長し、2年目にようやく花を咲かせます。
  
   背丈が50cm~1mにまで育ち、花の数も100個と多いのが特徴です。

   △花の見ごろ

    9~10月で、夏から秋にかけて楽しめる山野草です。

  ◆茎と葉の特徴

   植物の茎は大体丸いストローのような形ですが、
   アケボノソウの茎は変わった形をしています。

   茎を横を切ると、断面が四角形で茎の四隅には硬い襞(ひだ)があります。

   襞のお陰で茎は折れにくく、丈夫です。

   緑色の茎は地面から直立して伸びまして、先端で枝分かれします。
   そして、枝の1本に1つだけ花を付けます。

   茎の根元から中間にかけての葉は、大きな長い楕円形です。

   葉の表面にはくっきりとした3本の葉脈が走っています。

   大きな葉は花の時期になると、
   枯れてしまいますが、茎上部の小さい葉は枯れません。

   花の周りの小さな葉は尖った楔形(くさびがた)や卵形をしていまして、
   花弁の間だから可愛い姿を覗(のぞ)かせます。

  ◇花の特徴

   花の色は白色やクリーム色で、花弁は先端が尖っています。

   花の中央にある雌蕊を囲むように雄蕊が並びます。
   
   雄蕊の数は花弁の枚数と同じです。

   花弁の枚数は4~6枚ですが、
   7枚や珍しいものでは、8枚の花弁もあります。

   そして、アケボノソウの大きな特徴である花弁の斑点模様ですが、
   黄緑色の斑点は「蜜腺(みつせん)」と呼ばれ、
   ここから甘い蜜が出て、虫を呼びます。

   先端近くの小さな斑点模様は緑黒色や暗紫色で、
   稀に斑点の無い品種もありまして、
   「ホシナシアケボノソウ」や「フシナシアケボノソウ」と呼ばれています。

  ◆種の特徴

   アケボノソウの種は、大きさが1mm程で色は黒褐色です。

   種には細かな突起がありまして、歪(いびつ)な形をしています。

   花が終わった後、雌蕊は実となり、中に沢山の種が出来ます。

   種を作り、大きくなった実は、
   時期がきますと、パックリと割れまして、地面に種を溢(こぼ)します。

  ◇名前の由来

   アケボノソウは漢字で「曙草」と書きます。

   名前の由来はその漢字にも表れています。

   白い花の色を、夜が穏やかに開け始めた空の色みに准(なぞら)え、
   花弁の斑点はその空に残る星に見立て、名前が付けられました。

  ◆生息地

   アケボノソウは北海道から九州までの広い範囲に生息しています。

   平地より山地に育ちまして、
   やや湿り気のある場所や木の陰、水辺でその姿が見られます。

   日本百名山の一つである青森県の「岩木山」や、
   日本三百名山に指定された長野県の「茶臼岳」、
   そして「天空の湖」と称される群馬県の「野反湖(のぞりこ)」等、
   有名な山や湖でも愛でることが出来る野草です。

 ☆ミヤマアケボノソウがリンドウ科センブリ属の意味

  ■センブリ 千振 Swertia japonica(Schlt.)Makino
  
           Swetria harb

           Japanese green gentian

  リンドウ科センブリ属に分類される2年草の1種です。

  <概要>

  ◇民間薬

   センブリは日本で昔から用いられてきた、苦味の強い民間薬です。

   「良薬は口に苦し」という言葉がありますが、
   「センブリ」はまさしく良薬は口に苦しです。

   苦味成分が胃腸や皮膚を刺激しまして、
   苦味健胃や整腸薬として消化器疾患に使用されてきた他、
   育毛剤にも用いられてきました。

  ▲効能・効果

   センブリには様々なスウェルチアマリンや、 
   アロゲンチン等の苦味成分が含まれまして、
   それらが胃腸を刺激する為、主に苦味健胃薬として用いられています。

  □リンドウ 竜胆 Gentiana scabra var.buergeri

           Japanese gentian

           Korean gentian

  リンドウ科リンドウ属の多年生植物です。

  <概要>

  ◆詳細

   リンドウですが、日本では約18種が確認されています。
  
   寒さには強いものの、暑いのは苦手です。

   草丈は15~40cmがポピュラー―ですが、
   中には1mにも達する高性種もあります。

   リンドウは3月頃から新芽を出し、茎葉を伸ばして夏を乗り越えた後、
   9~11月に開花します。

   常緑性以外は冬に地上部を枯らしまして、休眠して越年します。

  △肝胆の熱を冷ます
 
   目、耳、側頭部、肋骨下、生殖器や陰部といった部分の不調に効果的です。
   又、肝のアンバランスによる、イライラや焦り等の感情の乱れを治します。

  ▲温熱を除く

   下腹部の湿がたまりやすい部分に効果的で、
   泌尿器や生殖器系の炎症や痒(かゆ)みを治します。
   膀胱炎、膣炎、陰部湿疹、陰部掻痒(そうよう)等が挙げられます。

@特徴
 
 ☆花

  暗紫色で茎の上部に1~10個の花を付けます。

  尖った花弁と萼片(がくへん)共に5個、
  花糸と葯から構成されている雄蕊も6個あります。

 ★花期

  7月下旬から9月です。

問題 ミヤマアケボノソウの特徴についてですが、
   次の文章の〇に入る言葉を教えてください。

   ミヤマアケボノソウには花弁の青い筋と斑点、
   又、その根元に2つの蜜腺〇(みつせんこう)です。

1、孔

2、溝

3、口

ヒント・・・〇蜜腺〇

      花の内側にある蜜腺の多くは、
      子房の基部、或いは子房と雄(ゆう)ずいの間にあります。
      アケボノソウの蜜腺〇は大きく、周りに毛はありません。

お分かりの方は数字もしくは〇に入る言葉をよろしくお願いします。



  



  

  




  






 

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