処暑
- カテゴリ:人生
- 2025/08/23 01:00:15
こんばんは!23日(土)は、
西日本や南西諸島では雲が広がりやすく、所々で雨や雷雨となるでしょう。
北海道は午前中を中心に雨が降り、雷を伴って激しく降る所もある見込みです。
その他の地域は概ね晴れますが、所によりにわか雨や雷雨がありそうです。
【夏に食べたくなるもの】
A、冷汁(ひやじる)うどんです。
〇冷汁うどん
@埼玉県の郷土料理
「冷汁うどん」は「冷汁」をざるうどんのつけ汁にした夏の定番料理で、
埼玉県では昔から食されている郷土料理です。
☆冷汁
「冷汁」は胡麻、味噌、砂糖、塩を擂鉢(すりばち)で磨り潰しまして、
水又は出汁で伸ばしまして、きゅうりの輪切りや青紫蘇、
茗荷(みょうが)等を入れた汁物です。
つけ汁である「冷汁」は氷を入れたりして冷やして食す上に、
きゅうりや茗荷等の夏野菜を使用しますので、
「冷汁うどん」は夏の暑い時に食す季節限定の料理です。
@冷や汁うどんの発祥・由来
かつては農家の人々が農作業の合間や昼食の際に簡単に栄養が摂れて、
食欲が無い時でも食べやすい料理として、「冷汁」にうどんをつけて食す、
「冷汁うどん」を作ったのが、始まりとされています。
胡麻や味噌等の栄養豊富な素材とサッパリとした、
きゅうりや紫蘇、茗荷等の夏野菜、
そして、食欲が無い時でも、喉越しが良くて、
食べやすいうどんを組み合わせることで、暑い夏を乗り切る郷土料理として、
「冷汁うどん」が定着していったと思われます。
胡麻や味噌を擦り立てて食すことから、
「すったて」又は「つったて」とも呼ばれています。
@うどん名産地の埼玉県
埼玉県は小麦粉の生産が盛んで、
平成21年の調査では「讃岐うどん」で有名な香川県に次いで、
全国2位の生産量を誇ります。
うどんやそばの店の数も全国2位で、埼玉県はうどん県ともいえます。
加須(かぞ)市には「加須うどん」、川越市の「武蔵野うどん」がありまして、
そして、秩父市、大宮市、加須市、川越市等では、「冷汁うどん」が有名です。
@「冷汁うどん」の提供の仕方
埼玉県では「冷汁うどん」を食すことが出来るお店は数多くありますが、
その提供方法はまさにセルフサービスといった感じです。
うどんの麺は勿論茹でてくれるのですが、
つけ汁にする「冷汁」は自分で作らなければならない場合があります。
「冷汁うどん」を注文しますと、
お客様の席には擂鉢、擂粉木(すりこぎ)といった道具に、
味噌、きゅうり、ネギ、茗荷等の「冷汁」の材料が運ばれてきます。
厨房では注文後に麺を茹で始めますが、
客席ではお客様が自分でそれらの材料を順番に擂鉢に入れて、
「冷汁」を作るという訳です。
胡麻は擦り立てが香りが良くて美味しいですから、
このように食す直前にすることを前提にした料理です。
お客様に手間を取らせて料理を作るなんてと思われる可能性がありますが、
「冷汁うどん」の別名が「すったて」ともなっていまして、
とにかく「擦り立て」が重要です。
又、自分で擦ることで、胡麻や野菜、薬味の潰し加減も調整出来ますので、
自分好みの「冷汁」が作れるという訳です。
@手打ちうどん・そば 子亀(こがめ) さん
住所 :埼玉県加須市諏訪1-15-6
電話番号:0480-62-2876
営業時間:11:00~15:00、17:00~20:00
*うどんが無くなり次第営業終了です
駐車場 :20台
アクセス:・東北自動車道「加須IC」下車、
国道125号線を熊谷市方面へ向かいまして、
「加須駅入口」交差点先の右側です。
・東武伊勢崎線「加須駅」北口下車 徒歩約15分
一度食したら忘れられない子亀さんのうどん、
美味しさの秘訣は、独特の西方にあります。
子亀さんのうどんは、昔ながらの製法を頑固に受け継ぎ、
心を込めた、素朴な味わいです。
良質の水と厳選された小麦粉や塩を用いまして、
手間と時間をかけて打ち上げた本物の味をご賞味ください。
★手打ちうどんと特製カレーの絶妙なハーモニー
カレーうどん(750円+税)
天ぷら、漬物、季節の炊き込みご飯が付いた、
「うどんセット」は400円(+税)
加須名物・冷汁うどん発祥の店として有名な子亀さん。
店主が昔のままの製法を大切にし、長年の経験と勘を生かして手打ちする、
モチモチの長~いうどんへの支持は厚いです。
勿論、うどんだけではなく、
つゆは北海道利尻産の昆布と鹿児島県枕崎産の鰹節で丁寧に出汁を取ります。
その出汁が効いたカレーうどんも、
幅広い世代に愛される子亀さんの定番メニューです。
独自にブレンドしたカレー粉と出汁の絶妙なバランスは流石です。
☆冷汁うどん
650円です。
+セットで1050円です。
■セット
それぞれのメニューに400円増でセットになります。
◇セット内容
天ぷら・お新香・ご飯です。
*その他のメニューもあります
【処暑】 しょしょ
★処暑は、夏の暑さが終わりに近づいていることを表している、
二十四節気の一つです。
<概要>
〇処暑
@処暑の読み方と漢字の意味
「処」はおさまるやとどまるといった意味がありまして、
「暑」はそのまま暑さのことです。
つまり「処暑」は暑さが一旦落ち着くところを表す言葉です。
昔の人は季節の変化を肌で感じながら、
それに名前を付けて生活に活かしていました。
処暑はそんな知恵の一つで、
「この頃から少しずつ秋の気配が感じられるよ」というサインでもあります。
@二十四節気の一つ「処暑」の位置づけ
処暑は、暦の上で1年を24の季節に分けた、「二十四節気」の一つです。
この節気は古代中国の濃厚カレンダーを基にしたもので、
日本でも季節の目安として使用されてきました。
処暑は、二十四節気の中で14番目にあたりまして、
夏の終わりと秋の始まりのちょうど境目です。
立秋の次にやってきて、その後には白露(はくろ)があります。
季節はカレンダーで進むものではありませんが、こうした節気を意識しますと、
「そろそろ日が短くなってきたな」や「虫の音が増えてきたかも」と、
自然の変化に敏感になれるきっかけにもなります。
問題 処暑に込められた、昔の人の知恵と暮らしの工夫についてですが、
次の文章の〇に入る言葉を教えてください。
「処暑」は単なる季節の名前ではなく、
農作業や生活のリズムを考える上で、とても大切な指標でした。
昔の農家では処暑を境に、暑さによる稲の病気や〇害を警戒したり、
秋の収穫に向けての準備を始めたりしていました。
又、天候の急変や台風シーズンを意識するきっかけにもなっていました。
家庭でも・・・
・そろそろ寝具を変えようか
・〇の侵入が増えてきたから、対策しなきゃ
このような見直しのタイミングとして、使用されてきました。
1、鳥
2、虫
3、熊
ヒント・・・〇処暑の頃に見られる〇の名前
@〇(アカイエカ)
暑さのピークが過ぎた9月頃に活動が活発化します。
@蟎(〇〇)
高温多湿を好みまして、特に人間の生活環境に多く見られます。
お分かりの方は数字もしくは〇に入る言葉をよろしくお願いします。