ツキヒガイ
- カテゴリ:グルメ
- 2025/09/04 16:39:51
ニコットおみくじ(2025-09-04の運勢)

こんにちは!九州から関東にかけて雨と風が強まり、土砂災害や土地の浸水に注意。
北陸、東北、北海道は高気圧に覆われて晴れる。
沖縄は雨で、夜は晴れ。
【ツキヒガイ】 月日貝 Amusium Ylistrum japonicum(Gmelin,1791)
Japanese moon scallop
Saucer scallop
sun and moon shell
☆イタヤガイ目イタヤガイ超科イタヤガイ科イタヤガイ亜科イタヤガイ族、
ツキヒガイ属分類される二枚貝の一種です。
<概要>
〇ツキヒガイ
ツキヒガイはホタテガイ等と同じイタヤガイ科の一種で、
ツキヒガイ属に分類されています。
@近縁種
南方系の・・・
・タイワンツキヒ
・タカサゴツキヒ
これら等がいます。
ツキヒガイは獲れる数が少なく、
産地以外の一般のスーパー等で見かけることはほとんど無い可能性があります。
しかし、この貝の身はホタテガイにそっくりですが、
舌触りや味わいがホタテ以上に良く、知る人ぞ知る美味しい貝です。
しかも、殻が美しいです。
@和名
この殻の表が濃い赤褐色なのに対して、
裏が黄色みを帯びた白色という対照的な色味をしていて、
これを「月」と「日」に見立てて、付けられています。
@生態
★分布
ツキヒガイは西日本に多く、
「日本近海産産貝類図鑑 第二版(東海大学出版部)」さんによりますと、
日本近海での分布は、山陰地方から九州にかけての日本海沿岸、
房総半島から九州にかけての太平洋沿岸となっています。
☆生息
水深10~100mの細砂泥(さいさでい)に生息しまして、
右殻(白い方)を下にして砂泥に横たわりまして、
殻の内側を覆う外套膜(がいとうまく)の外縁(がいえん)から、
無数の細い触手を伸ばしています。
移動する際には、ホタテと同じように殻を強く開閉することで、
水中を跳ねるようにして、泳ぎます。
■細砂泥
◇細砂
粒径が約0、2~0、22mmの細かい砂です。
◆泥
さらに粒子が細かく、シルトや粘土を含む土質です。
△シルト(細粒分に該当)
シルトとは、粒径が0、074~0、005mmの土粒子のことです。
ただし、アメリカやイギリス等ではシルトの定義が異なります。
*アメリカのシルトの定義・・・0、074~0、002の土粒子
シルトは、比較的細かい粒径の土粒子です。
シルトより細かい土粒子を「粘土」といいます。
又、シルトや粘土は、
粒径だけではなく、液性限界の大小でも区別します。
0、005 0、075 [単位:mm]
粘土 シルト
細粒分
0、25 0、85 2、00 4、75 19 75
細砂 中砂 粗砂 細礫 中礫 粗礫
砂 礫
粗粒
シルトや粘土のように、粒径が細かい土粒子を「細粒分」、
大きな粒径の土粒子を「粗粒分」といいます。
▼土粒子の区分
建築物の構造設計では・・・
・直接基礎の地耐力
・抗基礎の支持力
・液状化の判定
これら等に影響します。
シルトは実用上、「粘土」と同様に考えます。
▽シルトと液状化の関係
シルトは、年度と同様の性質を持っています。
粒径が細かい為、透水性が低いです。
液状化は砂質土で起きやすい現象です。
シルト層では、液状化は起きにくいですが、
液状化発生の可能性はゼロではありません。
@特徴
ツキヒガイは殻長殻高とも約12cmで、
殻幅(膨らみ)は小さく、扁平な円盤状の二枚貝です。
★殻表
艶がありまして、
左殻(上側)の外側は赤褐色で細かい成長線が見られるのに対しまして、
右殻(下側)の外側は淡黄白色で、
この対照的な色味を「月」と「日」に見立てたのが名前の由来です。
☆殻の特徴
ツキヒガイの左殻の外側と内側ですが、
外側の艶のある平滑な表面なのに対しまして、
内側は白く、放射状の肋(ろく)が45~52本入っているのが特徴です。
右殻も同じように、外側が平滑なのに対しまして、
内側には左殻と同じように放射状に肋がありまして、
色は殻頂が白く、外縁が明瞭な黄色で、
殻頂から外縁に向けて、グラデーションになっています。
★食用となる中の軟体部
ホタテガイと同じ形状で、
ほぼ中央に発達した、大きな貝柱があります。
@主な産地と旬
☆主な産地と漁獲量
ツキヒガイは主に西日本で獲れますが、
纏(まと)まった数が獲れることは少なく、
ほとんど産地で消費されていると思われまして、
都市部の市場ではあまり見かけません。
産地としては鹿児島県が特産としている他、
鳥取県から福岡県にかけての日本海沿岸や愛知県から紀伊半島、
高知県にかけての太平洋沿岸ですが、その数はかなり減少しています。
★漁獲時期と旬
鹿児島県では9~11月の秋が旬とされています。
@目利き
☆基本的に生きていること
貝類全般にいえることですが、
殻付きのものは、基本的に生きていることが前提です。
触れた時に、直ぐに反応をして、殻を閉じる元気なものが良いです。
★重く感じるもの
ツキヒガイは殻の大きさの割に、大きさの割に殻が薄い為に軽く感じますが、
個体によって、貝柱の大きさにはかなりばらつきがありますので、
手で持ってみて、なるべく重く感じるものを選びます。
@料理
・刺身
・グリル
・ブイヤベース
☆その他
ホタテ貝と同じ料理に使用出来ますので、
色々な煮物や鍋物、椀だねにも使用出来ます。
・バターソテー
・フライ
・炒め物
これら等、色々な楽しみ方が出来ます。
問題 調理のポイントについてですが、
次の文章の???に入る言葉を教えてください。
食し方や料理は上記挙げたように、
ホタテガイとほぼ同じ考え方で良いです。
鮮度が良いものは、生食も出来ます。
ただ、細かい砂の中に棲んでいまして、
漁獲時中、大量の砂が入ってしまうことが多いですので、
殻を開けずに焼いたり煮たりする場合は、
殻の隙間から、しっかりと中の砂を???から調理する必要があります。
1、洗い流して
2、確認して
3、取り除いて
ヒント・・・〇???方
@塩水を使用した方法
塩分濃度3%の塩水を作りまして、
ツキヒガイを浸して2~3時間放置し、
砂が抜けたら、〇水で軽く濯(すす)ぎます。
@冷蔵庫でのじっくり砂抜き
塩水と同じ濃度の塩水を作りまして、
ツキヒガイを冷蔵庫に入れて6~8時間放置します。
お分かりの方は数字もしく???に入る言葉をよろしくお願いします。
かげねこちゃん、どうもお疲れ様です。
こちらはまったく台風の影響はないですね。
どうなのでしょう?線状降水帯の予想はありませんね。
はい、そうですね、各地ですが台風による被害が無い事を心より願っています。
いつも日記のコメント大変嬉しく拝見しています。
ところで、そちらは台風の影響どうですか?
線状降水帯の予報はありませんか?
台風被害がないことを祈っています。