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シカクマメ

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おみくじ

こんにちは!九州から関東は晴れるが、午後は所々で雨。

北陸と北日本は局地的に激しい雨が降る。
東海や関東では猛暑日の所も。
沖縄は晴れ。

【シカクマメ】 四角豆 Psophocarpus tetragonolobus

             Winged bean

           haricot aile

☆マメ目マメ科シカクマメ属の多年草です。

<概要>

〇シカクマメ

@原産

 シカクマメはマメ科シカクマメ属の草木になる実鞘(みさや)で、
 熱帯アジア原産とされています。

 ★有力な原産地候補

  □インド東部・アッサム地方

  長い栽培の歴史があり、
  インド・マレーシア起源説の根拠とされています。

  ■パプアニューギニア

  遺伝子多様性が高く、起源地として注目されています。

  □アフリカ(特に熱帯域)

  同じ属の植物が9種分布していまして、
  細胞学的・植物病理学的な証拠から、
  アフリカ起源説が最も有力とされています。

  ◆同じ属の植物が9種

   シカクマメ属(Psophocarpus)には全部で10種が知られていまして、
   そのうち9種はアフリカにのみ分布しています。

   △代表的なもの

    学名        特徴                 分布地域

    Psophocarpus シカクマメに形態が非常に似ていて、   熱帯アフリカ 
    grandiflorus  アフリカ起源説の根拠とされています。

    Psophocarpus 湿地に生育する種で、            中部アフリカ
    palustris      シカクマメのシノニムとして、
              扱われることもあります。

    その他7種   詳細な分類は文献によって、        主に赤道付近の
            異なりますが、              多湿地域
            いずれもアフリカの熱帯域に、
            分布しています。

   これらの種は野生で見られることが多く、
   シカクマメのように広く栽培されてはいません。

   アフリカ起源説は、
   これらの野生種の存在と遺伝子多様性に基づいていまして、
   現在では最も有力な説とされています。

 ★栽培が盛んな地域(原産ではないが重要)

  ・ミャンマー          ・インドネシア

  ・タイ             ・フィリピン

  ・沖縄県(日本国内では特に盛ん)
  
  野生種が見つかっていない為、
  正確な原産地の特定は難しく、現在も研究が続いています。

  とはいえ、アフリカ起源説が最も支持されているというのが、
  2020年代の学術的な見解です。

@食用

 食用になるのは豆の鞘だけではなく、
 葉や花、そして葉が枯れた後、地中に出来る芋も食用になります。

@実の断面が襞(ひだ)のような四角形という特徴

 沖縄では・・・

 ・うりずんマメ

 ・ウリズン

 このようにも呼ばれています。

 ☆うりずんマメ

  「うりずん」とは沖縄の言葉で、
  旧暦の2、3月、春分から梅雨入り前までの初夏を指す言葉で、
  「潤い初め(うるおいぞめ)」が語源とされています。

 ★四角豆の襞

  四角豆には四方に襞が付いていますが、
  これが羽のように見えることからの可能性があります。

  □英語

  英語では「ウイング・ビーンズ(翼豆)」と呼ばれています。

@主な産地と旬

 ★熱帯アジアの食材

  シカクマメはタイやインドネシア、
  マレーシア等の熱帯アジアで広く栽培され、
  現地のエスニックな料理に多様されて、日本へ輸出もされています。

  □シカクマメを使用した東南アジア料理

  ◆ヤムトゥアプー(タイ)

   スパイシーなドレッシングとココナッツクリームで、
   トゥアプーの食感を引き出したサラダです。
 
  ◇サンバル炒め(マレーシア)

   トゥアプーをスパイスと炒める料理です。

  ◆ロト―チュエン(ベトナム)

   鍋料理にシカクマメを加えた料理です。

  ◇ギタナン(フィリピン)

   ココナッツミルク煮にシカクマメを加えた料理です。

  ◆インドネシアのシカクマメ料理

   インドネシアではシカクマメのことを、
   「kachang botol(カチャン・ボトル)と呼びまして、
   家庭料理や屋台料理で幅広く使用されています。

   そのシャキシャキとした食感と栄養価の高さから、
   炒め物やサラダに重宝されています。

   △Tumis Kacang Botol(シカクマメの炒め物)

    ▼材料

     シカクマメ、ニンニク、赤唐辛子、エシャロット、塩、
     サンバル(チリソース)です。

    ▽調理法

     スライスしたシカクマメを、
     香味野菜と一緒に炒めまして、ピリ辛に仕上げます。

    ▼特徴

     御飯のおかずにピッタリで、サンバルの辛味がアクセントです。

   △Urap Kacang Botol(シカクマメのココナッツ和え)

    ▼材料

     茹でたシカクマメ、擦り下ろしたココナッツ、
     ニンニク、唐辛子、ライムリーフです。

    ▽調理法

     茹でた野菜を香辛料入りのココナッツと和えます。

    ▼特徴

     ジャワ料理の定番で、
     爽やかな香りと甘辛い味が特徴です。

   △Lalapan(生野菜の付け合わせ)

    シカクマメを生又は軽く茹でまして、
    揚げ魚やテンペと一緒に盛り付けまして、
    サンバルを添えて食すのが一般的です。

   ▲Sayur Lodeh(野菜のココナッツミルク煮)

    シカクマメを他の野菜(ナス、テンペ、キャベツ等)と一緒に煮込んだ、
    ココナッツミルクベースでまろやかな味わいの料理です。

 ☆夏に成長し、秋に収穫

  シカクマメは本来多年草ですが、
  日本では気温が低い為、一年草として扱われています。

  ■食べ頃の旬の時期

  露地栽培では夏に大きく成長して、花を付けまして、
  早いものでは7月中旬頃から出始めまして、
  9月から10月にかけてが収穫祭盛期となり、11月頃まで続きます。
  その為、食べ頃の旬の時期は9月から10月になります。

問題 シカクマメの栄養素についてですが、
   次の文章の???に入る言葉を教えてください。

   〇タンパク質

    タンパク質が豊富で、体を作る為に必要です。
 
   〇ビタミンC

    ???があり、免疫力を高めるのに役立ちます。

   〇ビタミンK

    カルシウムを骨に定着させる働きがありまして、骨の健康を維持します。

   〇カロテン

    ???が強く、癌の予防に有効とされています。

1、抗酸化作用

2、自然免疫活性化作用

3、抗炎症作用

ヒント・・・〇???

      活性酵素の除去により、
      免疫細胞の損傷を防ぎ、免疫機能を維持します。

      @活性酵素

       酵素が本来の働いている酵素で、
       活性を持っている状態を指します。

お分かりの方は数字もしくは???に入る言葉をよろしくお願いします。

  













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