Nicotto Town


takoまたコケ魔したの日々


梨と冠山遺跡


会いたいねと言いつつのびのびになっていた学生時代からの友人と

梨狩りの足を延ばして

奈良の文化財研究所の人たちが発掘調査をしている冠山遺跡まで。
4万2300年前頃の縄文時代日本最古の石器が出土されニュースになっている
2時からの説明に遅れて合流

県道から北側、畑の真ん中を歩いて矢印を二つ経過
太陽光発電パネルの下あたりを掘っている。

30㎝ぐらいの黒い農土の下に70㎝ぐらいの赤茶色の粘土の層この粘土の層が縄文時代、その下の鉄分を含んだ錆色のラインの下は赤茶色に少し白の混じった真砂土、花崗岩の層。

教授や研究員さんたちが移植ごてや道具を使い手掘りで掘っていく。
石器が出た場所には割りばしのような棒を立て小さな紙に番号を書いて印を付ける。

冠山は石器を作るのに適した安山岩があり、縄文人たちは石器を求めてそこを訪れた。高原のほとんどが遺跡であり人々が暮らした集落もあった。今のように自動車や飛行機、土器すらまだない時代、この山の安山岩で作った石器が遠く離れた全国各地で見つかっているという。

忙しい作業の手を休めることなく研究員さんたちは何を聞いても丁寧に話をしてくださった

久々の学生気分。見学人の中には大学の教授みたいな人もいて美人の友人は「で、お二人は何の専門家でいらっしゃるんですか」と積極的に声をかける。
そういえば学生時代も、教授たちは美人の友人の質問攻めに頬を緩め詳しく詳しく説明してくださった。時々あっ君もいたねと急に思い出したようにこちらにも笑顔を向け瞬時に美人に戻る。いつの世も同じ。美人のおかげでまた話を詳しく聞くことができた。
しゃがんだり立ったり穴を覗きながらあちこちお話を聞いて、あっという間に2時間半。
皆様にお礼の言葉を伝え、ぜひ見るべきとと勧めていただいた歴史資料館に立ち寄って里山を後にした。


 

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