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バショウカジキ

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おみくじ

こんにちは!九州から関東は朝まで雨だが、日中は晴れる。

北陸と東北は一日中雨。
北海道は曇りがち。
沖縄は晴れ。
気温は平年並みか高い。

【バショウカジキ】 芭蕉梶木 Istiophorus platypterus(Shaw,1792)

                sailfish

                Indo- Pacific sailfish

☆バショウカジキは、スズキ目カジキ亜目マカジキ科、
 バショウカジキ属に属する魚の一種です。
 
<概要>

〇バショウカジキ

@別名

 ・バレン(山口県、福岡県、長崎県、富山県)

 ・ビョウブサシ(富山県、石川県)

 ・アキタロウ(鹿児島県)

 ・ゲンバ(鹿児島県)

 ・ハイオ「長崎県壱岐(いき)地方」

 ・ミノカジキ(神奈川県)

 ・スギヤマ(三重県、和歌山県)

 ・バショウ(高知県)

 ・バンバ(高知県)

 ・ハウオ(長崎県)

@名称

 バショウカジキはマカジキ科の一種で、
 大きな背鰭が印象的な大型魚で「バショウカジキ」の名称は、
 この大きな背鰭が芭蕉(ばしょう)=バナナの葉を思わせることに、
 因んでいます。

 ★芭蕉 Musa basjoo

     Japanese banana

     Japanese fiber banana

  この植物はバナナの仲間ですが、果実は食用に適しておらず、
  主に観賞用や繊維「芭蕉布(ばしょうふ)」として利用されます。
  又、耐寒性があり、日本の気候にもよく適しています。

  別名ですが、ジャパニーズバナナとも呼ばれています。

  □基本情報

  分類 :草花

  形態 :多年草

  原産地:中国

  全長 :2~3m

  開花期:夏から秋

  花色 :黄褐色

  耐寒性:強い

  耐熱性:強い

  ■生息地

  芭蕉の別名はジャパニーズバナナですが、原産地は中国です。

  ◇分布

   主に熱帯中心ですが、九州より南の島には存在していません。

  ◆得意な風土

   高温多湿にも耐えられますので、
   日本の風土に合いますし、寒さにも強いのが特徴です。

   関東より南では路地上にも出来ます。

  □花の特徴

  芭蕉の花は、まず雌花が咲き始めてから雄花が後から咲きます。

  又、花序の下に付く雌花は重なるように花を付けまして、
  その上にバナナの実によく似た果実を付けます。

  一方、雄花は雌花とは反対に花序の上に付きまして、
  花茎(かけい)を伸ばし、他の株の雌花に受粉します。

  ■別名

  「苑(えん)」や「一名甘蕉」というのが芭蕉の別名です。

  因みに甘蕉(かんしょう)とは、バナナのことを指します。

  それは江戸時代まで遡(さかのぼ)ります。

  当時日本にいたシーボルトさんは、
  芭蕉に「ムサ・バショウ」の学名を付けまして、学会で発表しました。

  ◇ムサ

   バナナ類全般を指す学名です。

   その為、イギリスで芭蕉は日本のバナナだと呼ばれるようになりました。

  ◆フィリップ・フランツ・バルタザール・フォン・シーボルト さん
   Philipp Franz Balthasar von Siebold

   1796年2月17日ー1866年10月18日

   ドイツの医師で博物学者で、出島の三学者の一人です。

   シーボルトさんは、
   オランダ陸軍の外科少佐として日本に来日しまして、
   西洋医学を普及させた権威でありまして、
   日本研究の第一人者でもあります。

   △出島の三学者

    出島の三学者とは、
    江戸時代の鎖国政策下で長崎の出島に滞在しまして、
    日本の事前や文化について博物学的研究を行った、
    三人の外国人学者を指します。

    彼らはオランダ商館医として来日しましたが、
    いずれもオランダ人ではありません。

    ▼フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト さん ドイツ

     文政6年~文政12年(1823~1829年)

     「日本」「日本植物誌」「日本動物誌」の著者です。

     鳴滝塾(なるたきじゅく)を開きまして、
     日本人に医学や博物学を教えた教授です。
  
     シーボルト事件で国外追放になりました。

    ▽エンゲルベルト・ケンペル さん ドイツ

     元禄3年~元禄5年(1690~1692年)

     「日本誌」著者で、薬草園を設置しまして、
     銀杏(Ginkgo)をヨーロッパに紹介しました。

    ▼カール・ツンベルク さん スウェーデン

     安永4年~安永5年(1775~1776年)

     「日本植物誌」の著者です。

     カキやサザンカ等に学名を付けまして、
     日本植物学の父と称されています。

@バショウとバナナの木は実が違う

 バショウとバナナはどちらもバショウ科バショウ属です。
  
 しかも、どちらも樹木ではなく、大型の多年草です。

 ですが、バナナは熱帯性ですので、日本では地植えしても育ちません。

 バショウは熱帯地方に多く見られますが、
 耐寒性がありますので、日本でも露地栽培が出来ます。

 一番の大きな違いはバナナの実は大きくなり、 食用として用いられますが、
 バショウの実は基本的に食すことは出来ません。

 バショウの実はバナナのようには大きくならず、
 種が多く、果肉があまりありませんので、食用に向きません。

 ですが、追熟させると甘くなりまして、食すことができます。

 ただし、バショウの実は放置しておいても追熟しませんし、
 熟す前から干からびてしまうのがほとんどです。

@バショウとバナナの木は葉の裏の色が異なる

 実がならない時期なら葉の裏を見ます。

 薄緑色をしていると、バショウです。
 
 白っぽい粉をふいていると、バナナの木です。

 又、花の下になる葉「苞(ほう)」にも色の違いがありまして、
 黄色ければバショウで、紫色ならバナナの木です。

@英名

 sailfishで、この大きな背鰭を帆船の帆に見立てて付けられています。

@学名

 この背鰭に因んで付けられていまして、
 属称Istiophorusはギリシア語で「帆」を意味するhistionと、
 「保持する」という意味のpheroからなりまして、
 種小名platpterusは「幅広い翼の」を意味する、ギリシア語に因んでいます。

問題 バショウカジキの生態についてですが、
   次の文章の???に入る魚名を教えてください。

   バショウカジキは主にインドや太平洋の熱帯から亜熱帯に多く、
   日本の近海では暖流に乗って回遊しまして、
   ???等と同じように、春から夏に北上して、秋に南下します。

1、マグロ

2、カツオ

3、サンマ

ヒント・・・〇???

      スズキ目サバ科に属する魚の一種で、
      日本の水産業において重要な位置を占める、
      魚種の一つとされています。

      @種類

       ・???          ・スマ???

       ・マルソウダ???     ・ヒラソウダ???

       これら4種類がありまして、
       それぞれに特徴やおすすめの食し方があります。

      @旬

       一般的には春から初夏にかけてが最も美味しい時期です。

お分かりの方は数字もしくは???に入る魚名をよろしくお願いします。





  

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