ワレモコウ
- カテゴリ:美容/健康
- 2025/10/08 16:24:23
ニコットおみくじ(2025-10-08の運勢)

こんにちは!前線や湿った空気の影響で全国的に曇りや雨。
北海道は午前を中心に雨風が強まる。
沖縄は晴れ。
最高気温は平年並みか高い。
【ワレモコウ】 吾亦紅 吾木香 我毛香 Sanguisorba officinalis
Great burnet
Burnet bloodwort
☆バラ科ワレモコウ属の多年草です。
<概要>
〇ワレモコウ
ワレモコウは、薔薇(ばら)とは似ても似つかない見た目ですがバラ科です。
温帯から亜熱帯の草地や湿地に自生している植物で、
斑入り種等の園芸種もあります。
@基本情報
★原産地
ユーラシア大陸温帯~亜寒帯、北米大陸北西部~西部です。
☆草丈・樹高
20~180cm(種類によって異なります)
★開花時期
6~10月です。
一部の情報では、7~10月とされることもありますが、
一般的には6月から開化が始まります。
☆花色
・赤色
・紫色
・赤茶色
@名前の由来
「私(吾)も同じように赤く染まりたい」という意味にも捉えられますが、
和名の漢字表記には、吾木香、我木香、吾紅等様々あり、
名前の由来や意味も諸説あります。
源氏物語にも登場するように、平安時代には愛されていた花ですから、
歴史が古く、名前の由来を辿(たど)るのは難儀です。
★源氏物語 The Tale of Genji
平安時代に紫式部さんによって書かれた日本の古典文学作品で、
全54帖から成る長編小説です。
この物語は光源氏という貴族の生涯と彼の恋愛を中心に展開され、
当時の宮廷生活や人間関係を描写しています。
源氏物語は千年以上にわたり読み継がれてきた理由としては、
その深い哲学や人間の感情に対する洞察が挙げられます。
又、原文は約90万字あり、現代翻訳も多く存在します。
□ワレモコウが搭乗するのは42帖の匂宮(におうのみや)
源氏物語は3部制に分かれています。
◆第一部「1帖~33帖(光源氏の誕生から栄華まで)
天皇の子ながら臣下の身分に下った光源氏が、
その容姿と才能を生かして多くの女性を我が物としまして、
出征していく様子を記しています。
◇第二部「34帖~41帖(光源氏の衰退から死去まで)
新しい妻が光源氏の親友の息子と不倫しまして、薫が産まれます。
長年連れ添った妻の紫の上と死別する等、
その衰退と因果応報(いんがおうほう)が描かれています。
◆第3部「42帖~54帖(光源氏の死後の物語-宇治十帖を含む)
光源氏の亡き後、表向きは彼の息子として育てられた薫と、
孫の匂宮が宇治の姫君達やその異母妹を奪い合う、
恋愛模様が描かれています。
42帖(匂宮)から54帖(夢浮橋)までの第三部で、
光源氏の死後の物語です。
第三部の中でもメインになるのは45帖(橋姫)以降、
宇治の三姉妹をめぐる恋物語を描いた、いわゆる「宇治十帖」です。
◇42帖 匂宮(におうのみや)薫と匂宮、2人の青年
光源氏亡き後に人々の憧れを集めていたのは、
今上帝と明石の中宮の子である匂宮(光源氏の孫)と、
女三の宮の子である薫(光源氏の子とされているが実は柏木の子)の、
2人でした。
▲「匂兵部卿」三澤憲治さん訳「真訳 源氏物語」から抜粋
萩には香りが無いので少しも興味を示さず、老いを忘れる菊や、
衰えてゆく藤袴(ふじばかま)、
見栄えのしない吾亦紅等は香りがあるので、
荒涼とした霜枯れの頃までお見捨てにならないといったように、
わざとらしく見える程、香りに執着して心惹かれていらっしゃる。
こういう訳なので、この兵部卿宮のことを、
「少々軟弱で、興味にのめり込んでいらっしゃる」と、
世間の人は思い、噂している。
ワレモコウの根から発する香りが、
インド原産の植物モッコウ(木香)に似ていることを由来する説、
織田信長公の家紋としても有名な「木瓜紋(もっこうもん)」を、
割った形に似ていることを由来するとする説もあります。
@特徴
☆穂の部分が花
ワレモコウの一番の特徴は、夏から秋の季節に見える赤茶色の穂です。
果実のようにも見える穂状(すいじょう)の部分こそが花になります。
正確にいうと、約2mmの小さいな花が集まり、穂のような形です。
因みにワレモコウの小さい花には、花弁が無いという特徴があります。
赤茶色や紫色に見えるのは、花の萼(がく)の部分です。
■萼 calyx,pl.calyces
花において最も外側にあり、
その内側の花冠(かかん)とは明らかに色や大きさ等が異なる、
葉的な要素に対する集合名称です。
☆薬草
日本では雑草として扱われることが多いワレモコウですが、
実は古くから生薬として用いられてきた薬草です。
生薬としての名前は「地楡(ちゆ)」といいまして、
ワレモコウの根茎を天日干しにして作ります。
抗菌作用や収斂(しゅうれん)作用があるとされ、
主に止血や抗炎症薬として用いられていました。
地楡を煎じて服用すれば慢性腸カタル、急性腸炎に効果があります。
又、地楡を1日5~30gを煎じて服用すると、
止血、消炎、去痰に効果があります。
収斂剤として・・・
・吐血 ・下血
・喀血(かっけつ) ・鼻血
・子宮出血 ・月経過多
・産前・サンゴの諸出血 ・痔瘻(じろう)
・消渇(しょうかち、しょうかつ) ・胃痙攣(けいれん)
・腹痛 ・嘔吐(おうと)
・気管支炎
これらに効果があります。
@花言葉
・変化 ・移りゆく日々
・移ろい ・愛慕(あいぼ)
・もの思い ・明日への期待
・憧れ
★変化、移ろい
何らかの変化を意味する花言葉が多いのは、
ワレモコウの花の上部から下部へ向かって咲く性質に由来しています。
☆もの思い、愛慕
何らかの想いや感情に浸る意味の花言葉は、
秋の季節に頭を垂れるように咲く花姿から付けられました。
問題 ワレモコウは古い昔から漢方薬として用いられてきた植物で、
毒性はありませんが、用いる場合には医師や薬剤師にお聞きしてください。
ワレモコウの薬効成分についてですが、
次の文章の???に入る物質名を教えてください。
主な薬効成分はタンニンとサポニンです。
タンニンには???の吸収を阻害する効果がありまして、
サポニンは種類によっては、
摂り過ぎると吐血作用や吐き気等の副作用を引き起こすものがあります。
1、鉄分
2、カルシウム
3、亜鉛
ヒント・・・〇タンニン
植物性食品に含まれる非ヘム〇(Fe3+)と結合して、
不溶性の複合体を形成することで、???の吸収を阻害します。
お分かりの方は数字もしくは???に入る物質名をよろしくお願いします。
こんばんは!曇りの水曜日の夜です。
ミオティカさん、どうもお疲れ様です。
そうですか、故奥様の仏壇のお花に時々混ぜられるのですね。
そうですか、クイズが難しいですか。
おお~、赤いから鉄(分)、素晴らしい物の見方ですね。
そうですね、鉄分もカルシウムも大事な栄養素ですね。
素晴らしいです!!
その通りで、答えは1番の鉄分です。
ミオティカさんは要点をしっかりと見ることが出来ますね。
素晴らしいです!!
どうもおめでとうございます(祝)
ホルモンバランスを崩すと大変な場合が多いですので、
お互いに気をつけてまいりましょうね。
ヘム鉄は鉄分の吸収が早いのですが、胃腸が弱い方や疾患がある方は支障が出ることもです。
ですので、医師にお伺いをなさることが正解です。
胃腸が弱い方は、大麦の方をおすすめします。
大麦は割かし胃腸に良いです。
なかなか人によって、相性がありますので、
重複しますが、医師や薬剤師にお聞きしてみて、
OKなものを購入して、摂取していただけると間違いがありません。
故奥さんの仏壇の花にたまに混ぜ込むw
クイズむず・・・
赤いから鉄(分)のようなきがする
タンニンて ワインにも含まれていますよね?
吸収を阻害する効果・・・うーん
鉄分もカルシウムもほしいんだよね・・・
亜鉛もサプリあるくらいだから必要な?(゜-゜)うーん・・
鉄分か??