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キンモクセイ

ニコットおみくじ(2025-10-22の運勢)

おみくじ

こんにちは!九州から関東にかけての太平洋側は曇りや雨、日本海側は晴れ間も。

東北と北海道は曇り。
沖縄は雨で、夜は曇り。
最高気温は平年より低い。

【キンモクセイ】 金木犀 巌桂 Oamanthus fragrans var.aurantiacus
                 Osmanthus fragrans Lour.
                 aurantiacus Makino

                 fragrant orange osmanthus

                 sweer osmanthus
 
                 Osmanthus fragrans var.aourantiacus

                 sweet olive

                 tea olive

☆キンモクセイはモクセイ科モクセイ属の常緑小高木の樹で、
 モクセイ(ギンモクセイ)の変種です。

<概要>

〇キンモクセイ

@特徴

 キンモクセイは、秋にオレンジ色の小花を枝いっぱいに咲かせる常緑高木です。

 とても強く印象的な芳香が特徴で、
 香りに気がついて、周囲を見渡すと花が咲いていたというくらいです。

 ★花
 
  直径約4~5mmの鮮やかなオレンジ色で、
  花弁は4つに分かれているのが特徴です。

  そして、キンモクセイは葉の脇から数個が固まるようにして咲きます。

  日本には雄株しか存在しませんので、
  花には小さな雄蕊しかなく、蜜もありません。

  つまり、キンモクセイに実がなることはないということです。

  花は風雨で散っていくか、乾燥してパラパラと散っていきます。

  □日本に雌株が無い主な理由
  
  ◆中国から雄株のみが導入された為

   ・キンモクセイは中国原産の雌雄異株(しゆういかぶ)ですが、
    日本には江戸時代には花の香りを楽しむ目的で、
    雄株のみが導入されたとされています。

    *雌雄異株・・・雄株と雌株が別個に存在します

   ・雄株は花付きが良く、香りも良い為、観賞用として好まれました。

  ◇挿し木による繁殖が主流

   ・キンモクセイは挿し木で簡単に増やせる為、
    種子を必要とせず、雄株だけで十分に増やすことが出来ました。

   ・この為、わざわざ雄株を導入する必要が無かったのです。

  ◆果実の観賞価値が低い

   ・キンモクセイの果実は小さく、観賞価値が低い為、
    果実を目的とした栽培が行われなかったことも、  
    雌株が導入されなかった一因と考えられます。

  ◇クローン個体群の可能性

   近年の見解では、
   日本にあるキンモクセイは全て同一のクローン個体(雄株)である、  
   可能性が高いとされています。

  ◆例外的な事例

   稀に日本国内でキンモクセイの実がなったという報告もありますが、
   偶然雌株が混入したか、突然変異によるものと考えられています。

  つまり、日本のキンモクセイが雄株ばかりなのは、
  鑑賞目的での導入と繁殖方法の選択によるものであり、
  意図的に雌株が排除された訳ではありませんが、
  結果的にそうなったと考えられています。

 ☆葉

  楕円形で光沢がありまして、椿のような厚みと硬さがあります。

@キンモクセイの名前の由来や別名

 ★キンモクセイの名前の由来

  キンモクセイの名前の由来は、モクセイ属の総称です。

  中国語の木犀という名前に、
  金を思わせるような鮮やかなオレンジ色の花の特徴を合わせて、
  名付けられたといわれています。

  キンモクセイという和名の名付け親は、植物学者の牧野富太郎博士です。

  名前にある犀は、動物のサイのことを指す漢字です。

  モクセイ属の樹皮をサイの肌に例えたことに由来するとされています。

  サイのようなザラザラとした肌をした木だから木犀ということです。

  □牧野富太郎 さん

  ◆プロフィール

   ・生年月日:1862年(文久 2年)4月24日ー
         1957年(昭和32年)1月18日

   ・出身地 :土佐国高岡郡佐川(さかわ)村(現:高知県高岡郡佐川町)

  ◇主な業績と活動内容
 
   牧野富太郎さんは「日本の植物学の父」と称される植物学者で、
   近代植物分類学の礎を築いた人物です。

   ・植物分類学の研究者

   ・植物標本の収集

   ・著作と普及活動

   ・名言と哲学

   ・晩年と顕彰

  牧野富太郎さんの情熱と探求心は、
  現代の植物学にも大きな影響を与えています。

 ★キンモクセイの学名の由来

  キンモクセイの学名のOsmanthus fragransの属名である、
  Osmanthusは、ギリシア語の香り(osm)と、
  花(anthos)に由来するとされています。

  さらに、種小名のfragransも香るという意味がありますので、
  香りの良い花であることを強調するような学名です。

  学名にあるLour.は、ポルトガルの植物学者である、
  ルーレイロ(Loureiro)さんの略です。

  さらにvar.は変種のことです。

  aurantiacusはラテン語で、オレンジ色や橙色という意味です。

  最後に命名者である牧野富太郎さんのMakinoが入っています。

  学名はまず先にルーレイロさんがモクセイ属を発見し、
  後に牧野富太郎さんが変種のキンモクセイを発見して、
  名付けたということを示しています。

  キンモクセイが何の変種なのかについては諸説ありまして、
  判断としません。

  白花のギンモクセイが先に存在していまして、
  その変種としてオレンジ色の花を咲かせるキンモクセイが発見された説、
  或いは近縁種のウスギモクセイから作出されたという説等があります。

 ☆キンモクセイの別名

  香りが風に乗って遠くまで運ばれていくことから、
  九里香や千里香等と呼ばれていたこともありました。

  中国では、モクセイ属の仲間を纏(まと)めて桂花と読んでいます。

  さらに細かく区別をするときは、キンモクセイを丹桂、
  ギンモクセイを銀桂、薄黄木を金桂と呼びます。

  キンモクセイのお茶は桂花茶という名前で流通しています。

 ★キンモクセイの花期

  9~10月の僅か約1週間です。

 ☆キンモクセイが香る時期

  花が咲いている9~10月の約1週間です。

問題 キンモクセイがの成分と効果についてですが、
   次の文章の???に入る昆虫名を教えてください。

   キンモクセイの香りの主な成分は、
   ガンマデカラクトン(y-デカラクトン)とリナロールです。
   
   デカラクトンは、果物等に含まれる芳香のある成分で、
   ???等、一部の昆虫を寄せ付けない作用があります。

   リナロールは甘い香りを持つ成分で、
   鎮静や抗不安等のリラックス効果があるといわれています。

1、ミツバチ

2、モンシロチョウ

3、スズムシ

ヒント・・・〇???

      羽の色ですが白く、前翅の先端に黒い斑点があります。

      雄は黒い部分が少なく、雌は黒い部分が多いです。

お分かりの方は数字もしくは???に入る昆虫名をよろしくお願いします。



  

 




   





 


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