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コウイカ

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おみくじ

こんにちは!九州や四国は晴れるが、夜は一部で雨。

本州は高気圧に覆われ、広く晴れる。
北海道は昼から雲が増え、夜は激しい雨の所も。
沖縄は曇りのち晴れ。

【コウイカ】 甲烏賊 Acanthosepion esculentum(Hoyle,1885)

            golden cuttlefish

            Seiche doree

☆コウイカは、コウイカ目コウイカ科コウイカ属のイカの一種で、
 色々な誘因行動や墨を噴(ふ)く等の特徴があります。

<概要>

〇コウイカ

コウイカはコウイカ目コウイカ科に分類され、
スルメイカやケンサキイカ等のツツイカ目とは別のグループのイカです。

@コウイカとスルメイカやケンサキイカとの違い

 コウイカは「甲」を持つイカで、
 スルメイカやケンサキイカとは分類や見た目、食感が大きく異なります。
 
 ★分類の違い

  □コウイカ

  コウイカ目に属し、
  体内に「甲(こう)」と呼ばれる、石灰質の硬い骨を持っています。

  ■スルメイカ、ケンサキイカ

  ツツイカ目に属し、
  「甲」は持たず、体は細長くて柔らかいです。

 ☆外見の違い

  種類     体型・特徴          足の特徴

  コウイカ   丸みのある胴体で甲がある   短く太い

  スルメイカ  細長い胴体で、          足は比較的短く均一
         エンペラ「鰭(ひれ)」が短い  

  ケンサキイカ やや丸みのある胴体で、      太くて長い足が特徴で、 
         高級イカ           触腕が長い

 ★食味の違い

  □コウイカ

  身が厚くて甘味が強く、刺身や煮物に向いています。

  ■スルメイカ

  やや硬めで歯応えがあり、干物や炒め物に使用されることが多いです。

  □ケンサキイカ

  非常に甘味が強く、柔らかくて上品な味です。
  夏から秋が旬で、地域によって「白イカ」とも呼ばれています。

 コウイカは「甲がある」点で、
 他のイカと大きく異なり、見た目も味も独特です。

 釣りや料理で見分ける際は、
 胴体の形や足の長さ、エンペラの形状に注目すると分かりやすいです。

@コウイカの名称の由来

 種目名にもなっている、コウイカ(甲いか)という名称の由来は、
 このグループのイカには背部の外套膜(がいとうまく)の内側に、
 甲羅上の骨があることに因みます。

@英語名

 日本ではいずれも単にイカという括(くく)りになりますが、
 英語では硬い甲羅を持つ、コウイカ目のイカをcuttlefish、
 スルメイカやケンサキイカ等、
 甲羅が薄っぺらな軟骨状ツツイカ目のイカをsquidと呼び分けしています。

@学名の属名Sepia

 イカ墨を表し、
 かつてイカ墨がインクとして使用され、その色合いをセピア色といいます。

 又、現在ではイタリア等、
 南ヨーロッパ辺りでは、コウイカそのものの名称にもなっています。

@別名

 ★墨烏賊(すみいか)

  これは墨を沢山持っていて、水揚げされる際に大量に噴くからです。

  故(ゆえ)にイタリア等ではイカ墨料理にも使用されます。

 ☆針烏賊(はりいか)

  ハリイカとも呼ばれますが、これは甲の先が棘条に突き出ていて、
  胴の天辺(てっぺん)を指で触りますと、
  その針状の棘が出ていることに因みます。

  同じ種族の近縁種にハリイカというのもあり、
  こちらは別名がコウイカモドキとも呼ばれていますが、
  市場でこの両種は全く区別されることなく、コウイカとして扱われています。

@生態

 ★分布

  コウイカは青森県辺りから南の太平洋沿岸及び日本海沿岸に分布し、
  普段は外洋の水深60~150mを回遊しながら、
  小魚やエビ等の甲殻類を捕食しています。

 ☆産卵

  2~4月頃には、産卵の為に内湾の浅い所に集まります。

  雄は雌の気を引く為、体を発光させる等、色々な誘因行動を見せます。

  交尾した雌は早いものは数分後、遅くても数時間後には産卵します。

 ★寿命

  約1年で、産卵を終えると雄も雌も死にます。

@特徴

 ☆鰭

  コウイカは胴長約18cmで、胴はふっくらと丸みがあり、
  その左右の全縁に「エンペラ」と呼ばれる、幅の狭い鰭が付いています。

  通常、長い触腕は目の下にある、
  第3腕と第4腕の間にある、ポケットのような袋に収納されていまして、
  一見、腕が8本しかないように見えたりもします。

  獲物を捕獲する時には、この袋から瞬時に触腕を繰り出します。

 ★甲羅
 
  甲羅には横縞模様が入っていまして、
  雄の方がこの模様が明確で、雌はぼんやりしているものが多いです。

  雌雄が並んでいると、どちらが雄かを見分けやすいです。

@コウイカの主な産地と旬

 ☆コウイカの主な産地

  コウイカは本州の沿岸各地で漁獲されていますが、
  主な産地として知られているのは瀬戸内海沿岸各地や九州です。

 ★コウイカの産卵期と美味しい旬の時期

  コウイカは産卵の為、内湾に集まって来る春から初夏に多く漁獲されます。

  産卵後に死んでしまいますので、
  旬は産卵を控え、成熟する冬から春先となります。

 ☆新イカも美味しい

  コウイカの産まれて間もない、
  約5cmのものは「新イカ」として珍重され、高い値がついています。

  これらは晩夏から秋が旬です。

@美味しい食し方と料理

 ★調理のポイント

  コウイカは寿司ネタでもお馴染みで、アオリイカと並び高級イカです。

  刺身に向いていますが、焼いても煮ても身が硬くなりにくく、
  甘味も十分で美味しく、色々な料理に活かすことが出来ます。

 ☆料理

  ・刺身          ・握り

  ・煮付け         ・焼き物

  ・揚げ物

  ■イカスミ

  イタリアンではお馴染み、イカスミパスタやイカスミリゾットに、
  このコウイカの墨は量や質、ともに最適です。

  ①オリーブオイルに微塵(みじん)切のニンニクを加え、
   火にかけて、香りを出し、そこにタマネギの微塵切りを加えまして、
   透明になるまで炒めます。

  ②次に、赤ワインか白ワインを注ぎまして、
   アルコールと酸味が飛ぶまで煮詰めてからトマト缶を加えます。

   旨味として魚の出汁汁を加えて、軽く煮込みます。
   
   *家庭ではコンソメや昆布茶でも可

   ③仕上げにイカスミを加えまして、
    約10分煮込んでから塩と胡椒で味を調えて完成です。

    後はパスタに絡めるだけです。

問題 コウイカに含まれる主な有効成分とその働きについてですが、
   次の文章の???に含まれる言葉を教えてください。

   コウイカにはタウリンが沢山含まれていまして、
   胆汁の分泌を促進して、血中コレステロール値を下げるといわれています。
   
   又、コウイカにはグリシンやアラニン、プロリン等、
   甘味として感じる???を多く含んでいます。

1、果糖ぶどう糖液糖

2、アミノ酸

3、ステビア

ヒント・・・〇遊離???であり、甘味を持つ成分

      グリシンやアラニン、プロリン等は、
      タンパク質の分解によって生じる「遊離???」であり、
      甘味を持つ成分として、食品の味に影響を与えます。

お分かりの方は数字もしくは???に入る言葉をよろしくお願いします。





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