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日本茶の日


こんばんは!31日(金)は西日本から東日本や南西諸島では雨が降り、

雷を伴って激しく降る所もあるでしょう。
北日本も雲が多く、東北は夜を中心に雨が降り、
北海道は所々で雨や雷雨となる見込みです。

【日本茶の日】 にほんちゃのひ Japanese Tea Day

☆日本茶の日は、毎年10月31日に祝われ、
 日本茶の重要性やその文化を再認識し、
 さらに日本茶の魅力を広めることを目的としています。

<概要>

〇日本茶の日

日本茶の人される10月31日は、一杯の温かいお茶を手に取って、
日本茶の豊かな歴史と文化に思いをはせる絶好の機会です。

日本列島で深く根付いた日本茶文化は、
茶道を通じて心を静め、五感を研ぎ澄ます時間を体験させてくれます。

@茶道(さどう 

 ★日本文化の代表格である茶道

  □伝統的なスタイルでお茶を客人に振る舞うこと

  茶道とは、決められた伝統作法に則(のっと)って、
  抹茶を点(た)て、客人に振る舞う行為です。
 
  粉状の抹茶と湯を茶碗に入れて、
  竹で出来た茶で撹拌(かくはん)して点てます。

  単にお茶を楽しむだけではなく・・・

  ・客人を持て成す点前(てまえ)作法

  ・庭や茶室等の空間

  ・茶道具等の工芸品

  ・懐石料理や和菓子

  これら等、あらゆる芸術要素が備わっていて、
  日本文化の中でも、特に高い人気を得ています。

 ★茶道の作法について

  □茶室での座り方

  会を催す亭主の近くには、
  まず主賓(しゅひん)である正客(しょうきゃく)が座ります。

  以下、次客、三客、最後にお詰めという順番です。

  ◆正客

   亭主とやり取りをして、茶会を進行します。

  ◇お詰め

   末席ともいわれるお詰めは、
   回ってきた茶道具等を片付ける等、茶会のサポートをする役です。

  どちらも重要な役割を担いますので、
  お茶の経験が豊富で、幅広い知識が必要となります。

  この為、正客とお詰めの2名は、
  事前に亭主によって、指名されています。

  茶会にあまり慣れていない方は、
  最初と最後以外の、真ん中辺りの関に座ると安心です。

  ■お茶の点て方と飲み方
    
  ◇お茶の点て方
    
   準備として、抹茶がダマにならないように篩(ふるい)にかけます。

   お湯は軟水を沸騰させたものを、80℃くらいに冷ましておきます。

   まず抹茶1~2gを茶杓(ちゃしゃく)で茶碗に入れ、
   柄杓(ひしゃく)でお湯60~70ccを注ぎます。

   片手で茶碗を押さえまして、
   茶筅(ちゃせん)をよく動かして、撹拌します

   ▲用語解説

    ▽茶杓

     抹茶を掬(すく)って茶碗に入れる道具です。

    ▼柄杓

     お湯を掬う為の道具です。

    ▽茶筅

     抹茶を点てる為の道具です。

   茶筅の動かし方は流派で異なりまして、
   裏千家ではきめ細かいクリーミーな泡が立つように、
   手首のスナップを利かせて茶筅を動かすのに対しまして、
   表千家ではあまり泡立てないように仕上げる為、
   茶筅を優しく動かしてお茶を点てます。

  ◆お茶の飲み方

   まず茶碗を右手で取りまして、正面に置きます。

   そして「お点前(てまえ)、頂戴します」と、
   亭主に挨拶をしまして、茶碗を手に取ります。

   絵柄等がある茶碗の正面に口をつけるのを避ける為、
   左手の上で時計回りに2回茶碗を回します。

   お茶を3~4回に分けて飲みまして、
   最後は飲み終わったという合図として、音を立てて吸い切ります。

   そして、飲み口を指で拭(ぬぐ)い、指は懐紙(かいし)で拭きます。

   最後の左手の上で2回、
   茶碗を反時計回りに回して正面に戻し、出された位置に置きます。

  ◇茶菓子の頂き方

   茶菓子は抹茶の味をより引き立てる為に、お茶を飲む前に頂くものです。

   亭主から「御菓子をどうぞ」と勧められたら、
   お辞儀をして、一人分を懐紙に取ります。

   そして、次客に「お先に」と一言挨拶をしてから頂きます。

   茶菓子は懐紙ごと手のひらに乗せまして、
   大きいものは楊枝(ようじ)で切るか、
   お饅頭の場合は手で割る等をして、お茶が出されるまでに食べ切ります。

   懐紙や黒文字(くろもじ)等の菓子楊枝は、
   予(あらかじ)め、用意をしておきます。

  ■茶道のおもてなしの心

  今や世界共通語ともいえる「おもてなし」ですが、
  茶道では、その礎を築いた千利休(せんのりきゅう)さんの教えが、
  色濃く反映されています。

  ◇茶道のおもてなしの精神(利休七則)
     
   ▲利休七則

    1、茶は服のよきように点で
      (茶は客人の状況や気持ちを考えて点てなさい)

    2、炭は湯の沸くように置き
      (準備はポイントを押さえて的確に行うこと)

    3、夏は涼しく冬暖かに
      (もてなしは、道具や菓子を用いて、
        相手が心地良く感じられるようにする)

    4、花は野にあるように活け
      (花本来の美しさや生命力を活かし、本質を表現する)

    5、刻限は早めに
      (何事も準備を怠ることなく、心にゆとりをもって行うこと)

    6、降らずとも雨の用意
      (どんな時でも臨機応変に対応出来るよう、
        相手の為に万全の備えをする)

    7、相客に心せよ
      (亭主と客、そして客同士も、互いを尊重して心を配りなさい)

   相手を思いやり、細かなところまで心配りをして万全を尽くすという、
   まさにおもてなしの精神の本質を説いた教えです。

  ◇茶道でおもてなしをするときの注意点

   ▲一期一会

    茶道の心得を評していて、その茶会を一生に一度だけの機会と捉え、
    おもてなしに最善を尽くし、お互いにそのひと時を大事にすることです。

   △おもてなしをするポイント

    季節の花を飾ったり、お香やアロマで香りを演出する等、
    細部にまで気を配り、お客様が心地良く過ごせる空間を演出します。

    緊張していると、お茶の味も楽しめなくなってしまうので、
    適度な会話を挟みながら、和やかに会を進めていくことも重要です。

   ▲お茶を出すタイミング

    お客様が席に着いて直ぐではなく、
    一息ついて落ち着いた頃を見計らってお出しします。

    ゆったりとした時間を楽しんで頂く為、
    焦らせることがないよう、細かな配慮が大切です。

問題 日本の茶文化の起源についてですが、
   次の文章の〇に入る国名を教えてください。

   遣〇使として知られる栄西(えいさい)禅師が、
   1191年に中国から茶の種を持ち帰り、
   栽培を始めたことが、日本の茶文化の源流になりました。

1、隋(ずい)

2、唐(とう)

3、宋(そう)

ヒント・・・〇遣〇使

      日本「倭国(わこく)」が中国の〇に派遣した外交使節団です。

      主に〇の先進的な文化や制度を学び、
      日本の国づくりに活かす目的がありました。

      派遣時期は600~618年の間に計4回派遣されたとされます。

お分かりの方は数字もしくは〇に入る国名をよろしくお願いします。
    



  









  



 


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