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ババガレイ

ニコットおみくじ(2025-11-25の運勢)

おみくじ

こんにちは!低気圧や前線が通過し、全国で雨。

九州から近畿は雷雨に注意。
東海や関東は沿岸部ほど降り、北陸から北海道は午後に雨。
沖縄は晴れ。

【ババガレイ】 婆鰈 Microstomus achne(Jordan & Starks,1904)

            Slime flounder

            Slime sole

☆ババガレイは、カレイ科カレイ亜科ババガレイ属の魚種の一種です。

<概要>

〇ババガレイ

ババガレイは漢字では「婆鰈」又は「母母鰈」と書き、
カレイ科ババガレイ属の中では大型種です。

大きく肉厚で、産卵期の子持ちは東北から北海道では、
高級魚として扱われているようですが、北陸辺りでは評価が低く、安いです。

@カレイ科ババガレイ属(Microstomus)

 カレイ科ババガレイ属には主に2種が知られていて、
 それぞれ最大の体長は約60~65cmです。

 ★ババガレイ属の種類と大きさ

  □ババガレイ(ナメタガレイ)

  ・最大体長:約60cmです。(重さ6kg超の個体もあります)

  ・日本海、太平洋北部、東シナ海等に広く分布しています。

  ・体表の粘液が多く「ナメタガレイ」とも呼ばれています。

  ・東北や北海道では高級魚として扱われています。

  ■レモンソール(ヨーロッパナメタガレイ)

  ・最大体長:約65cmで、重さは約3kgです。

  ・北ヨーロッパの浅い岩礁域に分布しています。

  ・日本には分布していませんが、同じババガレイ属の近縁種です。

  ババガレイ属は世界的にも種類が少なく、
  日本で見られるのは基本的にババガレイ1種のみになります。

  レモンソールはヨーロッパの市場でよく見られる別種ですが、
  分類上は同じ属に含まれます。

@ババガレイの子持ちが高い理由(北海道・東北)

 ☆産卵期に卵巣が成熟して、価値が急上昇

  東北水研さんの資料によると、
  11~3月頃に卵巣が成熟した個体は魚価が高く、
  正月の魚として欠かせない存在とされています。
 
  この時期は卵が大きく、煮付けにした時の食感や旨味が特に好まれます。

  ■東北区水産研究所 さん

  住所  :宮城県塩釜市荒浜町3-27-5

  電話番号:022-365-1191(代表)

  ◇目的(役割)

   東北区水産研究所さんは、
   水産研究・教育機構(FRA)に属する国の研究機関で、
   主に以下の目的を持っています。

   ▲東北海域の水産資源の調査や研究

    ・サケ、サンマ、スルメイカ等、
     東北海域の主要資源の生態や資源量を調査しています。

    ・持続的な漁業の為の資源管理に貢献しています。

   △海洋環境の観測や解析

    ・海水温や海流、プランクトン等、海況データを収集しています。

    ・気候変動が水産資源に与える影響を研究しています。

   ▲漁業者や行政への科学的助言

    ・資源評価結果を基に、
     漁獲可能量(TAC)等の政策に科学的根拠を提供しています。

   △技術開発や教育

    ・水産業の高度化に向けた技術開発をしています。

    ・出前講義やオープンラボ等、教育活動も実施しています。

 ☆北海道から東北での漁獲量が減少し、希少価値が上昇

  北海道の資料では、
  ババガレイは「高級魚であり、高値で取引される」と明記され、
  近年は漁獲量の減少が著しいとされています。

  供給が減る一方で、需要は高い為、価格が上がりやすい構造です。

 ★地域文化としての正月魚需要が強い(特に東北)

  東北では、子持ちナメタガレイは正月料理に欠かせない魚で、
  八戸港ではこの時期、ババガレイを主目的に操業する程、需要が集中します。
 
@具体的な価格帯(時期や産地で変動)

 北海道の資料では、136トンで1億4千万円の水揚げという記録があり、
 単純計算で、1kgあたり約1000円前後の水準になります。
 
 しかし、これは年間平均であり、子持ちの最盛期はさらに高騰します。

 ☆市場での一般的な価格イメージ(産卵期:11~3月、特に12~1月)

  ・1尾は2000~5000円以上です。

  ・大サイズ(40~50cm)は5000~8000円超も珍しくないです。

  ・切り身は100gですが、約300~600円です。

  *実際の価格は、市場やサイズ、年によって大きく変動します

@北海道と東北で特に高い理由

 理由     内容

 文化的需要  正月料理に必須です。(特に東北)

 味の良さ   卵巣が成熟しまして、煮付けに最適です。

 漁獲量減少  北海道で特に減少し、希少価値が上昇しています。

 回遊の特性  北海道から東北へ南下して、東北で多く水揚げされています。

@北陸でババガレイの評価が低い理由(根拠つき)

 ★地域の食文化としての需要が弱い

  東北では正月料理に欠かせない「子持ちナメタ」の文化が強く、
  需要が集中しますが、北陸には同様の文化的需要がありません。

  その為、需要の差が価格に直結しています。

 ☆粘液が多く、見た目の評価が低い

  ババガレイは体表に大量の粘液を分泌しまして、
  見た目が「薄汚れている」ように見えます。
 
  その為、北陸ではカレイ類の中でも「見た目の良さ」を重視する傾向が強く、
  粘液が多いババガレイは市場での評価が上がりにくいと考えられています。

 ★北陸は水揚げが多く、希少性が低い

  ババガレイは日本海側に広く分布しまして、北陸でも多く漁獲される魚です。
  供給が多い地域では、当然ながら価格が下がりやすい傾向があります。

 ☆他のカレイ類との競合

  北陸ではマコガレイやムシガレイ、アカガレイ等、
  地元で人気の高いカレイ類が豊富に流通しています。

  その為、ババガレイは「選ばれにくい」立場になりまして、
  相対的に評価が低くなると考えられています。

問題 ババガレイは地域によって、様々な地方名があります。

   次の文章の???に入る別名を教えてください

   ババガレイは広く各地で獲れることもありまして、
   産地によって、様々な名称が付けられています。

   最もよく知られているのは「ナメタガレイ」で、
   元々は三陸地方での呼ばれ方です。

   ババガレイが体中から沢山の粘液を出しまして、
   舐めたようになるからといわれています。

   関東には三陸から沢山入荷があることからか、
   関東でもナメタガレイという名の方が認知されています。
   又「ウバガレイ」とも呼ばれています。

   その他、秋田県南部では「???」とも呼ばれています。

   茨城周辺や金沢辺りでは「ダルマガレイ」とも呼ばれています。

   又、同じく茨城や千葉辺りでは「ダラリ」とも呼ばれています。

1、フワフワ

2、アワダチ

3、ブクブク

ヒント・・・〇秋田で「???」と呼ばれる理由

      ババガレイの粘液が魚箱の中で擦(こす)れたりしますと、
      白い〇のように見えることからとされています。

      @波の花(冬の日本海の風物詩として有名)

       強風と荒波によって、海藻やプランクトンの成分が〇状になり、
       海岸に白い花のように舞い上がる現象です。

お分かりの方は数字もしくは???に入る別名をよろしくお願いします。

 





   




  




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