人権週間
- カテゴリ:人生
- 2025/12/04 00:09:18
こんばんは!4日(木)は、
北日本や東日本から西日本日本海側では雪や雨が降り、雷を伴う所もあるでしょう。
東に五本から西日本太平洋側は雲が広がりやすく、山間部では雪の降る所があり、
平野部でも所によりにわか雪やにわか雨がある見込みです。
南西諸島は雲の多い天気となり、所によりにわか雨がありそうです。
【ベストコーデ2025】
A、三毛猫遊戯の手毬(茜)です。
【人権週間】 じんけんしゅうかん Human Rights Week
☆人権週間は毎年12月4日から10日までの1週間で、
国際人権デーを迎える重要な期間です。
<概要>
〇人権週間
@どのように人権を尊重し、守っていくべきかを考える機会
人権週間の期間は、私達が普段見過ごしがちな人権について考えて、
理解を深める為の大切な時間です。
1949年(昭和24年)に、
法務省の人権擁護機関によって制定されたこの週間は、
毎年12月4日から10日までの一週間にわたりまして、
特に国際デー「世界人権デー」を迎えます。
この日が持つ意味や、私達がどのように人権を尊重して、
守っていくべきかを考える機会として、非常に重要な役割を果たしています。
★普段見過ごしがちな人権
普段見過ごしがちな人権には・・・
・差別の無い労働環境 ・子どもの権利
・障害者や高齢者の尊厳 ・インターネット上での
プライバシーや表現の自由
これら等、日常生活に密接している者が多く含まれています。
□私達が見過ごしがちな人権の具体例
◆職場での平等な待遇
性別や年齢による昇進や給与の差別、
育児休暇後の不利益な扱い等は「働く権利」の侵害です。
△働く権利
労働者が人間らしく、
公平に安心して働けるように保障される権利の総称です。
国際的にはTLO(国際労働機関)さんや、
各国の憲法や労働法で定められています。
▼主な内容
・平等な待遇を受ける権利
性別や年齢、人種、障害、国籍等による差別を受けず、
昇進や給与、雇用機会で公平に扱われます。
・仕事と家庭の両立を保証する権利
妊娠や出産、育児休暇、介護休暇を理由に、
不利益な扱いを受けないことです。
・安全で健康的な職場環境を求める権利
労働安全衛生が守られまして、
心身の健康を害さない環境で働けることです。
・団結権や団体交渉権
労働組合を作りまして、労働条件改善の為に交渉する権利です。
・最低限の生活を保障する賃金を得る権利
最低賃金や同一労働賃金の原則に基づきまして、
公正な報酬を受けることです。
▽日本の法律での位置づけ
・憲法第27条
「すべて国民は勤労の権利を有し、義務を負う」
・憲法第28条
「勤労者の団結権、団体交渉権その他の団体行動権を保障」
・労働基準法や男女雇用機会均等法、育児介護休業法等で、
差別禁止や休暇取得後の不利益取扱い禁止が定められています。
◆障害者の権利
車椅子利用者が利用しづらい建物や、
合理的配慮が欠けた職場環境は「社会参加の権利」を奪っています。
△社会参加の権利
「社会参加の権利」とは、障害の有無や年齢、性別等に関わらず、
誰もが社会のあらゆる場面に参加出来るよう、
保障される基本的な人権のことです。
車椅子利用者が利用しづらい建物や、
合理的配慮が欠けた職場環境は、この権利を侵害する例にあたります。
▼定義
社会生活のあらゆる場面(教育や労働、政治、文化、地域活動等)に、
平等に参加出来る権利で、
障害者権利条約(国連さん)や各国の法律で保障されています。
▽目的
差別や排除を無くしまして、
誰もが自分らしく社会に関わり、貢献出来るようにすることです。
▲主な内容
▽バリアフリーの権利
建物や交通機関が、
車椅子利用者や高齢者にも使用しやすく整備されることです。
▼合理的配慮を受ける権利
職場や学校で、障害に応じた調整が行われることです。
*障害に応じた調整・・・段差解消や柔軟な勤務形態、
支援機器の導入等
▽差別禁止
障害を理由に、教育や雇用の機会を奪われないことです。
▼文化や政治参加の保障
投票所のバリアフリー化や情報へのアクセスの確保です。
*バリアフリー化や情報へのアクセス・・・点字や手話、字幕等
△日本の法律での位置づけ
▼障害者基本法
障害者が社会のあらゆる分野に、
参加出来るようにすることを基本理念としています。
▽障害者差別解消法
行政機関や事業者に、
「合理的配慮」を義務づけまして、差別的取扱いを禁止することです。
▼バリアフリー法
公共施設や公共機関の段差解消や、
エレベーター設置等を推進することです。
◇子どもの権利
いじめや虐待、貧困は子どもの健全な成長を阻害しまして、
教育を受ける権利や安全に生きる権利を侵害します。
◆高齢者の尊厳
介護施設や家庭での身体的、心理的虐待、財産の無断処分等は、
「安心して暮らす権利」を脅かしています。
◇インターネット上の人権
SNSの誹謗中傷や個人情報の拡散は、
「プライバシー権」や「表現の自由」を侵害する、
新しい形の人権問題です。
@人権週間の背景と意義
★世界人権デーの誕生
世界人権デーは、1948年(昭和23年)12月10日に、
フランスのパリで開催された第3回国連総会で、
画期的な「世界人権宣言」が採択されたことに由来しています。
この宣言は、
基本的人権の尊重を国際的にうたった初めての文書でありまして、
各国における人権保障の基準を示す、重要な指針となりました。
このような背景を持つ、世界人権デーは、
私達が人権の重要性を再認識する機会を提供してくれます。
問題 外国人や少数者の権利に対してですが、
次の文章の???に入る権利名を教えてください。
〇外国人や少数者の権利
ヘイトスピーチや就労差別は、
「文化的背景に関わらず???」を侵害しています。
1、特別に扱われる権利
2、平等に扱われる権利
3、自由に扱われる権利
ヒント・・・〇文化的背景に関わらず???
国際人権規約(自由権規約や社会権規約」や憲法では、
「差別なく???」ことが基本原則です。
世界人権宣言が「理念」だったのに対し、
国際人権規約は法律拘束力を持つ条約で、
締約国は遵守義務があります。
*遵守・・・法律や規則を守ること
お分かりの方は数字もしくは???に入る権利名をよろしくお願いします。
























