紅まどんな
- カテゴリ:グルメ
- 2025/12/13 14:47:15
ニコットおみくじ(2025-12-13の運勢)
こんにちは!九州から関東はいる頃まで晴れるが、夜は曇りや雨。
東北と北海道は、午前は日本海側を中心に所々で雪。
午後は晴れ間も。
沖縄は曇りで、夜は晴れのち曇り。
【紅まどんな】 愛媛果試第28号(Ehime Kashi Dai-go)
Beni Madonna
Ehime Kashi No.28
☆紅まどんなは、ミカン科ミカン属の常緑樹の柑橘類(タンゴール)です。
*タンゴール類・・・みかん類とオレンジ類の交配種
<概要>
〇紅まどんな
@愛媛県のオリジナル高級タンゴール
「紅まどんな」はJA全農えひめさんの登録商標です。
□JA全農えひめ さん(全国農業協同組合連合会 愛媛本部)
住所 :愛媛県松山市南堀端町2番地3
電話番号:089-948-5300(代表)
◆主な活動内容
愛媛県内の農業振興を目的とした、
営農支援や農産物の販売や流通、資材供給、畜産や園芸の振興等です。
□紅まどんなの名称
◆正式な品種名
愛媛果試第28号です。
◇略称
愛果28号です。
□農園等のオリジナルのブランド名
1990年(平成2年)に愛媛県立果樹試験場さんにおいて、
「南香(三保早生×クレメンティン)」(母)と、
「天草」(父)の交配により得られた実生(みしょう)の中から、
選抜育成されたタンゴールの一種で、
2005年(平成17年)に品種登録されています。
「愛媛果試第28号」は、
愛媛県のオリジナル品種として、県内でのみ栽培が認められていて、
JA全農えひめさんの系統では、一定の品質基準をクリアしたもののみ、
「紅まどんな」の名称で出荷されています。
又「姫まどんな」や「愛媛まどんな」「瀬戸のまどんな」等、
様々な名称も見受けられますが、これらはJAさんを介さず、
独自で出荷している農園等のオリジナルブランド名です。
*愛媛県立果樹試験場・・・現:愛媛県農林推移さん研究所果樹研究センター
◆愛媛県農林水産研究所果樹研究センター さん
住所 :愛媛県松山市下伊台町1618
電話番号:089-977-2100
△主な活動内容
柑橘類を中心とした、果樹の品種改良や栽培技術の研究、
病害虫防除の研究、生産者支援等です。
@ゼリーのような食感
★特徴
紅まどんなの大きな特徴は、ゼリーのような舌触りの果肉です。
種が無く、瓤嚢(じょうのう)も気にならない程、薄いですので、
とても食しやすく、ジューシーです。
*瓤嚢・・・柑橘類の果肉を包む薄皮
□高級フルーツ
そして、非常に美味しく、まだ新しい品種で、
数も少ないこともあり、価格もそれなりに高く、高級なフルーツです。
◆紅まどんなの市場価格
1個あたりの価格は約300円から850円で、
贈答用の高級品では1個1000円近くになることもあります。
△高級フルーツとされる理由
愛媛県限定の栽培と厳しい品質基準やゼリーのような食感と、
美しい外観、希少性等が挙げられます。
▲市場価格の目安
▽贈答用(高品質・大玉)
1玉あたり500~800円です。
もしくは1箱(約3kgで6~8玉)で4000~6000円です。
▼家庭用(少し傷ありや小玉)
1玉あたり300~500円です。
1箱で2000~3500円です。
特に12月が旬のピークですから、
この時期は少し価格が高めになることもあります。
年末の贈り物としても人気の為、
デパートや高級フルーツ店ではさらにお値段が張ることもあります。
☆甘味に関して
デビュー当初は非常に甘味が強いものが多かったようですが、
出荷量が増えてきた2013年のものは、
比較的サッパリとした甘さのものが多かったようです。
その年の天候による影響が可能性としてあります。
2017年の新春のものは、
1個300gを超える大玉で800円もしたようですが、
甘味や食感等、とても出来が良かったようです。
@品種登録データベースでみる「紅まどんな」の特徴
農林水産省の品種登録データベースには、
「愛媛果試第28号」の特徴が以下の通り記載されています。
果実の形は短卵形、果形指数は中、果頂部の形は平坦、
放射状溝及び凹環の有無は無、果梗部の形は球面、放射状溝の多少は中である。
果心の充実度はかなり粗、大きさは小、果実の重さは重、果皮の色は濃橙、
油胞の大きさは大、密度は疎、凹凸は凸、果面の粗滑はやや滑、
果皮の厚さは薄、果皮歩合は極小、剥皮の難易は中である。
じょうのう膜の硬さは軟、さじょうの形及び大きさは中、色は黄橙である。
果汁の多少は多、甘味はやや高、酸味は低、香気の多少はやや多、
種子数は少、胚の数は単胚である。
以上、抜粋。
@紅まどんなの美味しい食し方
★早めに食す
通常、食べ頃のものが店頭に並びますので、
購入したら、早めに食した方が無難です。
ただ、収穫仕立てのものはとても瑞々しく、ジューシーで、
収穫後はしばらく寝かせることによって適度に水分が抜け、
よりゼリーのような食感が感じられる傾向があるようです。
☆ゼリーのような舌触りを活かす
絞ってジュースにしても美味しいですが、
せっかくなら果肉そのもののゼリーのような舌触りを楽しみたいものです。
皮が薄く、瓤嚢と密着している為、剥きにくいですので、
産地では皮ごと、櫛(くし)切りにして食す方法を勧めています。
見た目は赤道で半分に切ってから房の断面が見えるように、
切り分けた方が見栄えが良く、お店では切って提供されることが多いですが、
家庭で食す時は縦に半割にして、
房を沿うように櫛切りに切り分けた方が身から皮を剥きやすいです。
問題 「愛媛果試第28号」の産地についてですが、
「愛媛果試第28号」はオリジナル品種として、
愛媛県でしか栽培されていません。
その愛媛県の主な産地について、
次の文章の〇〇に入る市名を教えてください。
〇主な産地
松山市や〇〇市、伊予郡砥部町(とべちょう)等で、
2013年(平成25年)産の収穫量は1257、6トンでしたが、
2016年(平成28年)には栽培面積が約236ha、
収穫量が2265、4トンと3年で8割増となっています。
1、伊予(いよ)
2、西条(さいじょう)
3、西予(せいよ)
ヒント・・・〇〇〇市
「〇〇」は、愛媛県の旧国名で、
古代の律令制で定められた「〇〇国」からきています。
名前の由来は諸説ありますが、
古事記に登場する「〇〇之二名(〇〇のふたなのくに)」が、
起源ともいわれています。
「〇〇」は神代(かみよ)の時代からの名前ともいわれまして、
最古級の地名の一つです。
神代は天地創造から初代天皇の神武天皇が即位するまでの時代です。
お分かりの方は数字もしくは〇〇に入る市名をよろしくお願いします。
























