ポインセチア
- カテゴリ：人生
- 2025/12/22 16:57:42
ニコットおみくじ（2025-12-22の運勢）
こんにちは！冬型の気圧配置の影響で、太平洋側は晴れる所が多い。
北陸と北日本の日本海側は雲に覆われ、雨や雪が降る地域も。
沖縄は曇りのち雨。
【ポインセチア】 Euphorbia pulcherrima
Poinsettia
Christmas Flower
☆ポインセチアは、トウダイグサ科トウダイグサ属の常緑性低木の植物です。
＜概要＞
〇ポインセチア
ポインセチアはクリスマスを演出する鉢花としても有名で、
世界中で広く親しまれています。
購入したばかりの鉢植えは、茎や柔らかく草花のように見えますが、
本来は樹高３～４ｍまで成長する低木です。
花のように見えるのは、葉に由来する苞（ほう）で、
本来の花は、花弁が無くて小さくて目立ちません。
＠苞
ポインセチアの「赤い花弁」に見える部分は花ではなく、
苞＝ブランクト（brancts）と呼ばれる、変化した葉です。
★ポインセチアの苞
・苞の本来は、緑色の葉が短日条件（昼が短くなる季節）で、
色付いたものです。
・真ん中にある本当の花「杯状花序（はいじょうかじょ）」は、
小さくて、黄色っぽく、非常に目立ちにくいです。
・その為、苞が鮮やかに色付くことで、
虫を引き寄せる役割を果たしています。
☆苞の色のバリエーション
・赤色 ：最も一般的で、クリスマスの象徴的な色で、
クリスマスの象徴的な色です。
・ピンク色 ：優しい色合いで人気です。
・白（クリーム色） ：清楚でインタリアに合わせやすいです。
・黄色 ：明るく珍しい色です。
・緑色 ：落ち着いた雰囲気を持っています。
・桃色・サーモン・ピーチ系 ：柔らかいニュアンスカラーです。
・マーブル・バイカラー ：赤色と白色等の褐色タイプです。
・斑入り（バリエガータ） ：葉や苞に模様が入るタイプです。
これらの多彩な色は、園芸品種の改良によって生まれたものです。
★苞の色付きに影響する条件
苞の発色は、環境によって左右されます。
・短日条件（夜が長い）によって色付きます。
・夜温が高すぎると、色が鈍くなります。
・夜温が低すぎると、白系品種が黄緑色っぽくなることもあります。
特に夜温は苞の発色とサイズに大きく影響する為、
栽培では重要なポイントです。
☆苞の形や質感
・品種によって、丸みのある苞や細長い苞、波打つ苞等、様々あります。
・色だけではなく、形状の違いも観賞ポイントです。
＠ポインセチアの原産地
★原産地の地域
・メキシコ及び中央アメリカが原産地です。
・特にメキシコでは古代アステカ時代から利用されていた歴史があります。
□メキシコ原産のポインセチア（ナワトル語名：クエトラショチトル）
古代アステカ文明の時代から重要な植物として利用されてきました。
◆アステカ時代のポインセチアの利用
△薬用植物として利用
アステカ文明やマヤ文明では、
ポインセチアを薬用植物として、高く評価していました。
・乳白色の樹液を発熱の治療に使用しました。
・皮膚のトラブルに塗布（とふ）する薬として利用しました。
・様々な民間療法に用いられてきました。
▲染料としての利用
アステカ文明は、ポインセチアの赤い苞から、
天然の赤色染料を作っていました。
・布や化粧用の色素として使用しました。
・儀式用の装飾にも使用したとされています。
△宗教儀式や象徴としての利用
アステカ文化では、ポインセチアは純粋さの象徴とされて、
宗教儀式に用いられました。
・冬至の祭りで、神々への供え物として捧げられました。
・赤い色は血の象徴とされまして、生命力や再生を意味しました。
・神聖な植物として扱われました。
★自生環境の特徴
ポインセチアは、原産地では観賞用の鉢植えとは全く違う姿で育ちます。
□自生環境
・湿った森林の谷間（ravines）
・岩の丘陵地（rocky hillsaides）
・温暖で霜の降りない地域
ポインセチアは、樹木のように育ちまして、
３～４ｍ以上の高さになることもあります。
■気候条件
・年間を通して、比較的温暖な所に自生します。
・日照時間の変化（短日条件）に敏感です。
・乾季と雨季がある地域に順応出来ます。
☆歴史的背景（原産地との関係）
・アステカ人はポインセチアを、
「クエトラショチトル（cuetlaxochitl）と呼びまして、
染料や薬用として、利用していました。
・冬になりますと、暖かい地域から大量に運ばれまして、
儀式にも使用されていました。
＠ポインセチアの特徴や性質
園芸分類：鉢花、観葉植物
樹高 ：１０～６０ｃｍ
耐寒性 ：弱い
耐暑性 ：強い
改良された園芸品種と比較しますと、原種は葉が細長いです。
又、株が大きくなりますと、地下部や太く木質化した枝は、
マイナス４度位まで耐えることが出来ます。
宮崎県では、かつて地植えのポインセチアが多く見られる、
観光スポットがありました。
＠個性的な開花習性があるポインセチア
短日性で、昼の長さが１２時間以下になる日が４０～５０日間続きますと、
花芽を付けます。
自然状態では、１０月下旬から花芽分化が始まりまして、
１２月のクリスマスの頃に苞が美しく色付きます。
ただし、夜間も明るい場所に置いていると、
花芽が分化しないので、ご注意ください。
又、短日処理によって栽培された開花株は、
１０月頃から園芸店等に並び始めます。
＠ポインセチアの主な品種
・ウインターローズ
・プリンセチア
・アイスパンチ
＠ポインセチアの栽培１２カ月カレンダー
入手時期 ：１０～１２月
植え替え適期： ５～ ６月
肥料 ： ５～１０月
挿し木 ： ５～ ６月
問題 ポインセチアの栽培環境についてですが、
次の文章の〇〇に入る言葉をよろしくお願いします。
〇適した環境や置き場所
陽当たりの良い場所を好みます。
日照不足になると草姿が乱れまして、花付きも悪くなります。
春から秋は、屋外の日向で育てるのが理想です。
株が小さい時は、夏の強い直射日光を避けまして、
午前中だけ日光に当たる場所か、遮光ネットを利用して、
３０～５０％位の遮光下に置きます。
〇生育適温
１８～２１℃が最も快適な温度で、
夏は用土が〇〇した状態なら暑さに耐えますが、過湿すると根腐れします。
過湿すると根腐れします。
ただし、株が小さなうちは〇〇にも強くないですので注意が必要です。
１、乾燥
２、湿潤
３、枯渇
ヒント・・・〇〇〇
水分が少ない状態で、水分が蒸発・吸収されて失われた状態です。
お分かりの方は数字もしくは〇〇に入る言葉をよろしくお願いします。
