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オヤマノエンドウ

ニコットおみくじ(2026-06-05の運勢)

おみくじ

こんにちは!低気圧の影響で、九州から東海は所々で雨。

関東から北海道は晴れ間も。
沖縄は雨。
東海から東北の太平洋側は平年より気温が低い。

【オヤマノエンドウ】 御山の豌豆 Oxytropis japonica var.japonica

            高山植物で地域固有種の為、
            英語圏でも学名で呼ばれるのが通常です。

☆オヤマノエンドウは、マメ科オヤマノエンドウ属の多年草です。

<概要>

〇オヤマノエンドウ

オヤマノエンドウは、形態や生態、分布、下位分類の全てにおいて、
非常に特徴が多い高山性マメ科植物で、
細部までみると、高山環境に特化した構造が随所に現れます。

@全体像

 ★生活型

  多年草ですが茎が木化(もくか)して、半低木状になっています。

  □オヤマノエンドウの茎が木化する理由

  ◆強風に耐える為
  
   高山帯は一年を通して強風が吹き、
   草本の柔らかい茎では折れやすい環境ですので、
   木化(リグニンの沈着)によって茎が硬くなり、
   地面を這(は)うようにして、風の影響を最小限に抑えています。

   △植物におけるリグニンの沈着(lignin deposition)

    細胞壁の細胞間層から一次壁、
    二次壁の順にリグニンが堆積していく現象で、
    モノリグノール(α-クマリルアルコールやコニフェリルアルコール、
    シナピルアルコール)が細胞外でラジカル重合(じゅうごう)して、
    三次元網目構造のリグリンとなります。

    導管や仮道管、繊維等の木部細胞の二次細胞壁で特に顕著です。

   ▲リグニン沈着が齎(もたら)す機能

    ▽細胞壁の強度付与

     巨大な樹木を支える構造材となります。

    ▼通水組織の疎水化

     水を効率よく輸送する為の水漏れしないパイプを形成します。

    ▽病害虫や紫外線への抵抗性

     分解されにくい構造で、防御力を高めます。

   ▲リグリン沈着の仕組み(生合成から輸送、重合)

    ▽細胞内でモノリグノールを合成

     フェニルプロパノイド経路で合成されます。

    ▼細胞壁へ輸送

     ABCトランスポーターやVーATPase依存輸送が、
     関与していることが報告されています。

     又、モノリグノール配糖体が小胞(しょうほう)輸送で、
     細胞壁へ届けられる可能性もあります。

    ▽細胞壁でラジカル重合からリグニン形成

     酵素であるラッカーゼやペルオキシダーゼが、
     モノリグノールをラジカル化し、ラジカル同士がランダムに結合して、
     複雑な三次元構造のリグニンが形成されます。

   △リグニン沈着の観察

    Wiesner染色(フロログルシノール-HCI)で、
    リグニンがピンク色に染まる為、
    茎断面の木部細胞で沈着を視覚化することが出来ます。

  ◆低温や凍結への耐性向上

   高山は地温が低く、冬季は凍結する為、
   木質化した組織は凍結に強く、越冬しやすい為、
   多年草として生き残るのに有利です。
  
  ◇乾燥した砂礫地(されきち)への対応

   オヤマノエンドウは、砂礫地に生息しています。

   砂礫地は水分保持力が低く、乾燥しやすい環境です。

   木化した茎は水分の通導や保持能力が高く、  
   乾燥ストレスに強いという利点があります。

  ◆長寿命化による資源の節約

   高山では生育期間が短く、毎年新しい茎をのばすよりも、
   木化した茎を多年にわたって使い続ける方が、
   エネルギー効果が良いと考えられています。

 ☆生活環境

  本州中部から東北の高山帯の強風砂礫地に生息しています。

 ★草丈

  5~10cmと極めて低いです。

 ☆花期

  6~8月ですが、梅雨時が最盛期です。

@形態の細部

 ★茎(Stem)

  地を這うように伸びまして、太さが約3mmで、
  木質化していまして、強風や乾燥に耐える構造になっていて、
  よく分枝(ぶんし)して、マット状に広がります。

 ☆根(Root)

  太く長い木質根を持ち、
  砂礫地での固定力と乾燥耐性を高める適応が出来ます。

 ★葉(Leaf)

  根小葉「こんしょうよう(根元から出る)」で、
  奇数羽状複葉(きすううじょうふくよう)です。

  小葉数は9~15枚又は4~7対で、
  小葉サイズは長さが5~10mmで幅が2~4mmです。

  形は狭卵形で先端は鋭く尖り、表裏ともに軟毛があります。

  色は緑色で、白毛があっても白っぽく見えません。

 ☆托葉「たくよう(Stipule)」

  長さが約5mmの狭卵形で、薄い膜質で毛が疎(まば)らになっていまして、
  背面が中程までマメ科で特徴的な葉柄に合着(ごうちゃく)しています。

 ★花(Flower)

  オヤマノエンドウは、マメ科特有の蝶形花(ちょうけいか)で、
  花柄は1~5cmで、先端に1~2個の花が付きます。

  花色は青紫色から紅紫色で、花長は17~20mmで、
  旗弁(きべん)が非常に大きく、基部に白い斑紋があり、
  翼弁や竜骨弁より、旗弁が顕著に大きいです。

  萼(がく)は10~12mmで、白毛が散生(さんせい)し、
  蕚裂片(がくれっぺん)が蕚筒の約3分の1の長さをしています。

 ☆果実(Fruit)

  豆果「とうか(legume)」で、形は狭卵形です。

  長さは3~4cmで、幅は約7mmです。

  表面は白色と黒褐色の短い伏毛が密生していまして、
  成熟しますと、蕚が破れて落ちます。

  背面中央には縦の浅い溝があります。

@生態と適応

 ★開花戦略

  梅雨時が最盛期で、高山でも比較的湿度が高い時期を利用し、
  群生すると、非常に目立ちます。

問題 オヤマノエンドウが6月5日に自生している山についてですが、
   次の文章の???に入る県名を教えてください。

   〇横岳から硫黄岳の西側斜面(稜線直下の砂礫地)

   オヤマノエンドウは「硫黄岳から横岳の稜線の西側斜面」に、
   多く自生することが文献で確認することが出来ます。

1、山梨県

2、岐阜県

3、富山県

ヒント・・・〇行政住所(山域の住所)

      @硫黄岳山荘の所在地

       長野県南佐久郡南牧村海尻です。

      @横岳

       横岳は県境に位置していまして、
       長野県茅野市や???北杜(ほくと)市も山域に含まれ、  
       山頂は境界上にあります。

       ☆???県北杜市から横岳(八ヶ岳)のアクセス

        ■杣添(そまぞえ)尾根ルート:北杜市側から最短へ横岳へ

        ◇JR小海(こうみ)線「清里駅」又は「野辺山駅」へ

         北杜市内の主要駅で、
         小淵沢駅から小海線で清里駅まで約30分です。

        ◆駅からタクシーで「杣添尾根登山口」へ

         所要は約20~25分ですが、
         清里駅前にはタクシーが常駐しない為、事前予約が必須です。
         
         △八ヶ岳観光タクシー さん (北杜市)
 
          0551-48-2025

お分かりの方は数字もしくは???に入る県名をよろしくお願いします。

  










  

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