二十億光年の孤独
- カテゴリ:日記
- 2026/09/23 13:50:27
眠り起きそして働き
ときどき火星に仲間を欲しがつたりする
火星人は小さな球の上で
何をしているか 僕は知らない
「或いはねりりし キリリし ハラハラしているか」
しかしときどき地球に仲間を欲しがつたりする
それはまつたくたしかなことだ
万有引力とは
ひき合う孤独の力である
宇宙はひずんでいる
それ故みんなもとめ合う
宇宙はどんどん膨らんでゆく
それ故みんな不安である
二十億光年の孤独に
僕は思わずくしやみをした
谷川俊太郎


























