短歌
- カテゴリ:日記
- 2026/09/24 16:57:27
白鳥はかなしからずや空の青海のあおにも染まずただよ
幾山河越えさり行かば寂しさのはてなむ国ぞ今日も旅ゆく
けうもまた心の鐘を打ち鳴らし打ち鳴らしつつあくがれて行く
若山牧水
東海の小島の磯の白砂にわれ泣きぬれて蟹とたわむる
いのちなき砂のかなしさよさらさらと握れば指のあいだより落つ
友がみなわれよりえらく見ゆる日よ花を買ひ来て妻としたしむ
ふるさとの訛なつかし停車場の人ごみのなかにそを聴きにゆく
はたらけどはたらけどなおわが生活楽にならざりぢっと手を見る
石川啄木
「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日
「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ
白菜が赤帯しめて店先にうっふんうっふん肩を並べる
俵万知


























