Nicotto Town


私様のブログ


FF15 感想 第一回~ノクティス~

FF15アサシンザフェスティバルをきっかけに感想なんてしてみる。

今回は、主人公と言うコトもあって、ノクティス・ルシス・チュラム(20♂)編です。
もう、ゲーム発売して大分立つので、ネタバレは自重しません。
なので、興味があってこれからプレイする予定の方は、お帰りいただきたい。
読んでからの苦情は、受け付けませんよ?w

読んでから受け付けないついでに・・・
なんつーか、私この主人公キライです。
その辺をしっかり理解した上で読んでくださいませ。
ノクト大好き!って人は読まない方がいいよ(;^ω^)

さて、そんなワケでFF15主人公の嫌いなトコから話を始めましょうか。
まずは、膿を吐き出してからじゃないとね!
んで、キライなところですが「ノクトのどこが嫌いなのよ!」と聞かれたら、まず第一に出てくるキライなトコ。
それは、舌打ち

なんつーか、エライむかつく。
ガラ悪いし、品がないし、余裕がない人間ですって自分で吹聴して回っているようなモンじゃあないか。
お前は、本当に王子様か?

次に嫌いなところは、優柔不断なところ。
決断力がないなんて、人の上に立つ者として致命傷だろう?
お前は、本当に生まれた時から王家の人間なのか?
昨日今日、王家の人間になったワケじゃあねぇだろ?
某ゴム人間が主人公の少年誌に登場する『砂漠の王女様』の爪の垢煎じて飲んで来い!って、何度もブチ切れそうになった。

FF15のアニメーション「BROTHERHOOD」を視聴したファンなら、誰しも気が付いていると思うけど、あの『甘やかし隊長イグニス』でさえ、王家の人間としての立場に関しては、甘やかしておらんからね?

野菜食わないとか、部屋汚いとか、生活能力の云々に関しては小言を言うくらいだけど、王家の人間としての立場って件については、厳しく叱ってんだぜ?
あの、イグニスが!

まぁ、まだ甘いって言えば甘いけども。
ちゃんと王家の人間、未来の王としての教育(躾)は、受けてきたんだから、もっとシャンとしろよ!
グラディオがキレんのも尤もだろ!

王国失くなって義務がなくなって、友情しか残ってない状態だったら、こんな主人見捨てるわ!

こんな、情けねぇ王様としての気概もないヤツに従う義理なんかないし、友人の一人が事実上『戦闘不能』どころか、今後の人生にも支障を来す大ピンチって状態に、そんな友人に一言も声をかけてないって、どういうコト?
人の上に立つ王様どころか、友人として、人間としてどうなのよ?

私なら、この時点でイグニスとプロンプト連れて、ノクト見捨てて逃げるよ。
プロンプトなんて、一般人なんだし追われる可能性一番低いしね。
ノクトと一緒にいるより、ずっと安全だもの!

でも、それをしない3人に感謝もしないんだぜ?
当然だって思ってる?
いっそ、見捨ててくれた方が気が楽?
色んな事が起きて余裕がなくなってる?
他の3人だって、同じだろ?
王様って立場の重さ?
だから、お前は昨日今日王家の人間になったワケじゃあねぇだろ?
甘えんな!
グラディオじゃぁねぇが『何様だよ!』
父親殺された時点で、腹括ってろよ。
停戦中とはいえ、実際のところは『王の剣』が戦線で命かけて戦ってんのが現状だろ?
レギス国王の足が悪くなったのは何でだ?
平和なのは、インソムニア内だけで、実際は戦争中だってコト判ってんだろう?
父親の死を身近に感じてイラ立ってたんじゃねぇのか?
判ってんだろ?
判ってんのに現実から目をそむけて、そんな覚悟まだできてませんが、通用すると本気で思ってんのか?
逃げる覚悟も戦う覚悟もない。出来ない。決められない主人をどうやって、周りが支えられる?
無力でもいい、バカでもどうにかはなる。
でも、決められない。覚悟がない主には、誰もついて来れないんだよ。

イイ感じに利用して道具として奉りたてるんならソレでもいいけどな!
そうしない、王様としての自分を尊重してくれてる『仲間』の有難みも判らんクソが!
可哀そうなのは自分だけ、自分が一番可哀そうだとでも思ってるのか!
どんだけ、クズだよ!
って、本気でブチ切れましたね。

特にワタクシ、イグニスが大好きだったから。

実際ね。
ノクトは、逃げられないって判ってるんですよ。
グラディオもノクトが無責任に逃げ出すって選択が出来ない、イイ奴だって判ってるから、決まり切っている事を決められないノクトにブチ切れたんだと思う。
もう、決まってるんだから『腹括る』しかないんだよ。

オルテシエ後のグラディオのコトをヒステリーとか言う人もいるらしいけど、私はそうは思わない。
あそこで迷い続けてたら、全滅するだけなんだもの。
グラディオだけじゃない。
イグニスもプロンプトもノクトを見捨てられない。
これは、決まり切ったコトだから、3人はもう腹括ってるんだよ。
なのに、肝心のノクトが覚悟を決められないって、3人からしたら酷い裏切りだ。

迷ってるってコトは、自分達がノクトを見捨てられる可能性が頭にあるからだよね?
酷くね?
そんな微妙な関係性で、これから乗り切っていくとか、絶対無理やん。

イグニスもだけど、グラディオだって車中で読んでる本やカエル博士と話が合うくらいだから、バカではない。
諸々、判った上で怒ってると思うんだよね。
優しいなぁと思うよ。

イグニスは悠長に待つ事がどれだ危険か判った上で、誰が犠牲になってもブレない。怖いくらいの覚悟があるんだろうけど、グラディオは仲間の犠牲には耐えられないんだろうなぁ。

つか、この主人公。グラディオに怒られないと軌道修正できないんだよ。

まぁ、それでも10年籠って魔法使い(30歳)になって、みんなを護るために。
朝を取り戻すために覚悟を決めれる男になるんだけどさ。

最期は、本当に感慨深かった。
『やっぱ、つれぇわ』って言葉が、本当にいい言葉だった。

あの言葉は、不条理だけど逃げられない。
決まり切った自分の答えに腹を括ったからこそ、胸に沁みて痛いんだと思う。

何の覚悟もなくあのセリフ吐いても『ただのワガママ』だからね。
でも、そうじゃない。
覚悟の決まった言葉だから、イグニスは『聞けて良かった』とノクトの成長を喜び、『言えたじゃねぇか』とグラディオはノクトを褒めたんだと思う。

まぁ、王子様として、王様として、かなり無理のある。
人間としても余裕がないダメ主人公だったけど、最後の最期で男を見せてくれた良い主人公でした。

つか、盾と軍師が完全に保護者だったな~。
この主人公。
嫌いだけど、大好きだ!❤







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