Nicotto Town



グリーンティー、どうしてそんなに甘いのさ。


今日はバイトが休みなので、家でお茶と菓子を食べながら、まったり、海外ドラマのメンタリストを見ることにしました。
ドラマの途中で姉と祖母が遊びに来たので、ドラマを観賞しながら、飲み物は何がいいのかと聞きました。姉は私と一緒の紅茶、祖母は緑茶を所望。
祖母には緑茶、姉と私は紅茶を入れ、それぞれの茶菓子を用意。なんで、私が淹れんだよ、働けとか思ったりはしていません

うちでは人のカップを使うのはNGなので、家族それぞれに専用のマイカップがあります。それぞれのカップに、緑茶と紅茶を注ぎ、机に運ぶ。

祖母はメンタリストがかかっているのが気に入らないみたいで、仏頂面です。黙って、お茶を飲んでいてほしいです。ドラマがかかってきている時に遊びに来たあんたらが悪いのです。マッハで机を片付けて、お茶とお菓子を用意した私に感謝してほしいです。


長くなりましたが、事件はここから起こりました。


四人がけのテーブルで、姉と私が並んで座り、私の向かい方に祖母がいました。

    ○ ○←祖母
 姉→○ ○←私   こんな感じです。私と祖母の右側にテレビがあります。


メンタリスト、最終場面です。私は自分のカップを引き寄せ、ストレートティーをミルクティーにすべく、角砂糖2個ぶち込み、ミルクを淹れるところで気がつく。
『ん?なんか茶色くない。』
しかも、祖母のカップである。

なんでか、緑茶に角砂糖とミルクを淹れていました。!?向かいにいる祖母をみると、私のカップでのんきにミルクティーを啜っています。
「ああああ!!?」

突然ながら、私の奇行に目を見張る祖母と姉。

「ばあちゃん、なんで、私の紅茶を飲んでの?」
「ミルクティーが飲みたかったから。」

何怒ってんのこいつという目で見てくる祖母。
一から説明しなきゃ、自分の怒りを伝えられないことに唖然な私。
祖母が持っている私のカップを見て、大体の状況を察した姉があわててフォローに入る。
「ばあちゃん、それはばあちゃんのカップじゃないでしょ。緑茶を頼んだのに、どうして紅茶を飲んでいるの?」
「だって、ミルクティーが飲みたかったから。」

どうやら、祖母は専用カップのことも、自分が緑茶を所望したことも全て忘却し、目の前にあった紅茶を自分のだと思って飲んだらしい。理由はどうであれ、祖母が使ったカップを使う気にはならず、新しいカップを買ってもらうことで話はまとまりました。
緑茶は飲みましたよ、新しいコップに中身を移し替えて。マジで甘いし、ミルクも入っているので、生ぬるい感じです。ああ、グリーンティーどうしてそんなに甘いのさ・・・・。







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