あなどるなかれ！ その意外なクオリティ
- カテゴリ：映画
- 2013/08/04 16:08:53
毎年、楽しみにしている映画があるんですね～。
それはずばり、映画版アンパンマンシリーズです！
今回はかなり語っちゃいますよ！？
私自身が児童向けの創作物に興味があり、人気の絵本や児童書はよくチェックしているんです。
そんな数ある児童向け作品の中でも、アンパンマンは特に注目している作品です。
幼児向け作品がかかえる大きなジレンマとして、「客層と消費者の違い」があります。見て楽しむのはチビっ子だけど、お金をはらうのは親御さん、というわけですね。
そのため、子供も大人も楽しませる必要が出てきます。
アンパンマンの映画の魅力は、「わかりやすいが、大人の心を揺さぶるストーリー展開」、「丁寧に描かれたバトルシーン」の二つです。
アンパンマンの飛行シーンと、ばいきんまんのメカの変形などは、アニメの作画にうるさい人の目さえうならせると思います。地味に自然背景のレベルも高く、その美しさにハッとさせられます。
逆に、ちょっと残念なのはゲスト声優さんの棒読み演技ですかね……。これは本当に残念です……。
私のオススメは、「いのちの星のドーリィ」、「ブラックノーズと魔法の歌」。ストーリーが練られていて、メッセージ性の高い作品です。ゲスト声優さんの演技力も高いです。
「だだんだんとふたごの星」は、ばいきんまんのメカとしておなじみのロボだだんだんが活躍するお話です。かなりロボットアニメしてます。熱いです。
少し異色の作品は、昨年に公開された「よみがえれバナナ島」。この映画では、なんと「ヒロインの女の子がアンパンマンに反発」、さらに「口車でばいきんまんを騙して利用する」という所業をやってのけます！
今年の映画は「とばせ！希望のハンカチ」です。復興や希望を意識した作品だと思われます。
