私は何も出来なかった・・ナウシカ
- カテゴリ:映画
- 2014/04/08 23:28:33
最近再び、ナウシカ見ました。
何度みたんだろうか。
私は何も出来なかった・・
あんなに必死で頑張ったナウシカの言葉に泣いてしまうよ。
この映画には、心ひかれてしまう。
http://www.youtube.com/watch?v=BHUAFb711zI
http://www.youtube.com/watch?v=tXTjsk-aE60
最近再び、ナウシカ見ました。
何度みたんだろうか。
物語の奥に流れているのは、理性と科学、そして聞こえのいい正義の否定なのだろうか。
アニメのナウシカは、ナウシカという物語の一部分でしかない。
腐海(毒の森)は、大地の有毒物質を結晶化して、無害なものに変える。そして、その腐海を守るために存在するオームと蟲たち。アニメで描かれているのはここまでだ。
しかし、話には続きがある。
旅の途中、ナウシカは、人間の体が腐海の毒に合わせて作り変えられ、その体では浄化された後の世界では生きられないことを知る。そして、腐海の浄化システムは自然に生まれたものではなく、旧世界の人間が作り出したものであることに気づき始める。
闇の中の光ナウシカは、隠された事実を確かめるために、墓所の奥深く、不死の生命「墓所の主」と対峙する。
ナウシカ:「なぜ真実を語らない。汚染した大地と生物を全て取りかえる計画なのだと!」
墓所の主:「清浄な世界が回復した時、汚染に適応した人間を元に戻す技術もここに記されてある。交代はゆるやかに行われるはずだ。永い浄化の時は過ぎ去り、人類はおだやかな種族として新たな世界の一部となるだろう。」
ナウシカ:「絶望の時代に理想と使命感からお前がつくられたことは疑わない。その人達はなぜ気づかなかったのだろう。清浄と汚濁こそ生命だということに。」
墓所の主:「人類は私なしには亡びる。お前達はその朝をこえることはできない。お前は危険な闇だ。生命は光だ。」
ナウシカ:「ちがう!いのちは闇の中のまたたく光だ!」
ナウシカは、墓所の主の言い分に惑わされることはなかった。自らが名を与えた巨神兵オーマを呼び、墓所を破壊する。
その時、ナウシカは、清浄な世界に戻った時の人間の卵を見つける。凶暴性がなく、おだやかで賢い人間になるはずの卵である。ナウシカが予感した通り、人間を含めた今の生態系は、完全に滅ぼされる予定だった。
すべてを無に帰し、墓所の血を浴びたナウシカの服は、オームの血よりも青かった。「オームの体液と墓のそれが同じだった」ことは自分の胸の内にしまい、星にすべてを託して生きることを心に決め、物語は幕を閉じる。
宮崎監督の作品は、どれも好きだけど、ナウシカは特別大好きです!!
苦手な虫も好きになりたいって~本気で思ったほど・・・
でも~努力のかいなく、やっぱり無理だったぁ><
その後、友人に貸してもらって原作本を読んだけど、
本音を言うと、映画より、ずーっと深く感動しました☆
コメありがとうございます。ついまた見てしまいます。
そうですね、宮崎監督の引退が惜しまれます。
あれほど奥深い映画はないですよね。