一七子（ひなこ）は私が大好きだった、母方の祖母のことです。

十七日に生まれたから、一七子なのである(笑)



いつもニコニコ、亡くなる数日前まで畑で草をむしっていたような人でした。


その、関節がゴツゴツした働き者の手が大好きでした。




米寿のお祝いの際の挨拶では、家族の為を思って、

「私に何かあっても点滴も打つな」と言うような人でした。


「ばあちゃん点滴ぐらいさせてよ」と笑いが起こる。

そんな暖かい雰囲気を作ってくれるのが大好きでした。





そして、そんなばあちゃんが亡くなって

本日、三回忌の法要が行われたのでした。



今日は、私の自慢の祖母の伝説のエピソードをご紹介したいと思います。




それは、ばあちゃんが亡くなって通夜の晩に

従兄弟達と線香の番をしていた時に聞いた話です。





ある日、めったに怒ることのないばあちゃんが

珍しく近隣の住民の文句を言っていたそうです。






「あそこの家（の住民）は何度挨拶しても、返事もしやしない」と・・・








しかし、その家の住人にも挨拶を返せない深い理由があったのでした。








ばあちゃんが文句を言っていたその家は・・・



















ダッチワイフを輸入・販売している家だったのです( ´艸｀)







その家には、販売用のダッチワイフが展示してあるとのこと。





ばあちゃんは、そのダッチワイフに何度も挨拶をし、

その度に無視されたと怒っていたのでした・・・






(*≧ｍ≦*)ﾌﾟﾌﾟーーーー！！！





知らぬが仏とはまさにこのことか(笑)





苦しむこともない、大往生だったので

最後はこんな話で盛り上がったのでした。




このばあちゃんの血を引いていることを誇りに思います(笑)





おまけ


伊豆の山中で

ビニールシートに包まれた遺体が発見された事件・・・


http://kyoutentouchi.blog33.fc2.com/blog-entry-51.html


従兄弟は、この家のものと睨んでおります。