む～しゃむ～しゃ しあわせ～
- カテゴリ：マンガ
- 2016/05/03 17:41:03
講談社刊『モーニング』で連載されている「きのう何食べた？」という漫画が面白い。
ゲイカップルが主人公だけど、決してボーイズラブではなく、「漫画は好きだけど、BLはちょっと……」という人でも安心設計の漫画になっている。
単純に言えばグルメ漫画なのだろうけど、そう単純な物語ではない。
主人公のゲイカップルの妻担当、シロさんが主に料理をするのだが、決して凝りに凝った料理をつくるとかではないのに、これがまた美味しそうなこと！
料理をつくる漫画で1番大事なのって、いかに料理を美味しそうに描写できるか、にかかってると私は思うのですよ(≧▽≦)
料理するの大嫌いな私でも（なぜ嫌いかというと、包丁が怖いから）、思わず「これ作ってみようかな……ｗ」と血迷ったことを考えてしまうくらい、この漫画は凄い。
でも、もちろん、それだけでじゃないんだよね、この漫画の魅力は。
どこにでも普通にいるゲイカップルの、何てことない日常と、2人を取り巻く、これまた何てことない普通の人たちの日常と、たまにある非日常を垣間見る物語は、静かで穏やかだけど、私たちの住むこの現実世界とほとんど変わらないからこそ、時には見たくないものを見せられることもある……。
穏やかで静かな日常にひそむ、ちょっとした”ピリッ”
これって、私たちの住むこの世界でもあることだよね。
それを漫画で表現するのって、実はとてもシビアなことなんじゃないかな…と、思うわけです。
よく、”日常系漫画”と銘打っている漫画があるでしょう？
最近の流行だよね。
でも、そのほとんどの”日常系漫画”に登場する人たちって、現実ではまずありえないくらい個性的な人たちなの。
全然、私の知ってる”日常”じゃないの(笑)
だから、漫画として面白いんだけれど、この「きのう何食べた？」という漫画は、本当に、ガチの”日常系”。
私たちのいる世界を、そのまま紙の上に描き起こした漫画。
それを、ここまで面白く、飽きさせず読ませてしまうのだから、よしながふみ先生という方は本当に凄い漫画家さんなんだなー……と、改めて実感させられました。
「きのう何食べた？」は、そんな漫画です。
私がよく思うのは、ジブリ作品って結構めしテロですよね(≧▽≦)
必ずご飯を食べるシーンが出てくるから(笑)
「高杉さんちのお弁当」と「ワカコ酒」は聞いたことがあります。
「くーねるまるた」、「甘々と稲妻」も読んでみたいですね～。
グルメ漫画は読んでるだけでお腹が空いてきますよね(*´▽｀*)
好きでずっと読んでたのは、「高杉さんちのお弁当」と、「甘々と稲妻」、「ワカコ酒」かなぁ・・・
なんか読んでて、のんびりほんわか、食べたくなる系は好き。
最近読んで、笑ったのは「くーねるまるた」 ポルトガル人の女の子が貧乏生活しながらおいしいものを作って
食べるお話。
読むと食べたくなるって、危険だよねぇ(ーー;)