これは僕が学校で聞いた話です。学校には、それぞれの部屋に受話器が設置されており、その受話器を取ると職員室に自動で連絡が入る仕組みになっていて、職員室にある受話器の横に部屋の名前が書かれたランプがズラーっと並べられていて、電話が鳴るとどこから連絡が来てるのかを部屋のランプが光って教えてくれます。そんなある日、深夜の２時ぐらい・・・職員が１人だけ勤務してる時に起きました・・・。突然職員室の受話器が鳴りだし、ランプを見ると図書室が光ってました。A棟とB棟に分かれた一般的な学校で、職員室はA棟にあり図書室はB棟にありました。A棟は職員室の明かりだけで、B棟は真っ暗・・・。しかも僕の学校のB棟は、幽霊が頻繁に目撃されてる事で、今まで幽霊を信じなかった人が急に信じるようになるくらい・・・。そこは昼間でも気味が悪く、夜になると何故か寒気を感じる不思議な所でした。特に怖いのが、最上階である４階。図書室があるのはB棟の２階でした。２階も４階に匹敵するぐらいの怖さで、誰も近寄る人がいないくらい・・・。そんな図書室から電話がかかり、職員は受話器を取って少しおびえた様子で「もしもし」と言うと、「・・・。」何も反応がなく、電話が切れてしまいました。仕方なく図書室を調べても誰もいないという・・・。じゃあ電話をしてきた人は、一体誰・・・？