日本百名山 ～ BSプレミアム ～ ③
- カテゴリ：レジャー/旅行
- 2022/10/31 00:53:44
こんばんは！３１日（月）は、北日本から西日本は概ね晴れる見込みです。
南西諸島は、曇りや雨で、雷を伴った非常に激しい雨の降る所もあるでしょう。
日本三大急登
ライチョウ
裏銀座ルートを行く
小屋の家族との絆
裏銀座ルートの最高峰
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野口五郎岳
〇インフルエンサー
ちゅーたさん
SNSで山の魅力を発信しているちゅーたさん。
幾つもの山をつなげて歩く縦走が大好きで、時には２００ｋｍ以上歩くことも。
そのきっかけとなったのが今回のコースなんだそうです。
前回は山頂の側にあります野口五郎小屋が見えてきた所までの紹介でした。
今回は野口五郎小屋の紹介から始めます。
＜山旅スケッチ＞
野口五郎小屋
〇野口五郎小屋
〇中部山岳 北アルプス 野口五郎小屋
「よいしょっ」
「ただいま～、いるかな？」
男性の方「おかえり～」
「ただいま～、アハハハハ」
〇野口五郎小屋２代目
上條盛親さん
「イワナさ～、この」
上條さん「この間釣ってた」
「そうそうそう見せてなかったからさ～
見てもらおうと思って」
「見える？
イワナ、アハハ、３匹釣ってきた」
上條さん「何かが入ってる、味噌？」
「味噌じゃない、味噌じゃない。
普通に凍らせてきただけなんで」
女性の方「３匹持ってるの？」
「３匹持ってるの、大きいやつにした」
男性の方「ちゅーた釣っただ？」
「ちゅーた釣っただ、アハハハ」
「今釣ってきたからみんなで食べてこれ」
ちゅーたさんが初めてこの小屋を訪れたのは７年前。
女性の一人旅を心配した盛親さん達と親しくなり、
以来、年に数回この小屋を訪れています。
「四泊五日の縦走を初めてしようって思った時に～、
一人で来て一番最初に泊まった小屋が野口五郎小屋。
初めての縦走だったから～、自身も無くて～、
行けるかなって不安があったところ、盛さんに背中を押してもらったので、
ちゅーたはいい目をしてるから大丈夫だな～って。
アハハハ言ってもらいました。
アハッハハハ」
上條さん「覚えてないんだよ」
皆様「アハハハハ」
「盛さんは覚えてないんですけど、でもそれが凄い思い出深い」
〇１９６４年開業
野口五郎小屋が出来たのは１９６４年。
風の強いこの辺りでは当時遭難が相次いでいました。
表銀座ルートと比べ、あまり来る人がいない。
裏銀座ルートには山小屋が少なかったのも一因でした。
そんな中、登山者の生命（いのち）を守る為、
盛親さんのお父さんが小屋を建設。
盛親さんが受け継ぎ５０年以上に渡って守り続けてきました。
上條さん「経営は駄目ですよ、アッハッハ。
お客さんも少ないし、
今年はコロナでもう３年くらいは全然駄目ですわ。
うちの息子も今やってるんですけど、それは嬉しいですけどね。
誰も後継ぎいないよりはね～。
ただほら、可哀想なんだよね。
大きい小屋みたいに儲かるねっとこだったら安心して任せられるけど
自分も大変な目に遭ってるし」
〇野口五郎小屋 ３代目
上條文晴さん
「え～、難しいですよね～。
次、お客さん少ないし～、たらもうほんとに今
この小屋を守ってきたっていう気持ちの方が強かったですね。
築もう何十年と経ってるんで～、
もうほんとに建物自体がねほんとは直したいんだけど、
難しいところでね～、やっぱもう今はもう、
ペンキ屋さんから水道屋さんからね全部だから、
ほんと苦労するんですけど、まぁ正直未来は見えないんですけど、
まぁ俺が生きてるうちはここをやっていこうと思います」
少しでも役に立ちたいと考えたちゅーたさん。
ある物を作ることにしました。
〇ゴローTシャツ
「はい、これはゴローTシャツといいます。
私がデザインをしました。
五郎の小屋が無くなったら～、どうしよう？ってほんとに不安になって、
何とかここを残したいし、応援出来る何かを作りたくて～」
〇ゴローTシャツ
￥３０００円
＊サイズ 色 あります
「五郎は五郎の家族達でずっとこの感じで守ってるし～、
小屋も好きだし～、私もこの小屋の家族が大好きです」
そんなちゅーたさんの思いが詰まったTシャツ、毎年完売しています。
「これを買ってくれることによって～、
ここの全部その金額が小屋の応援になってるから～、
山が好きな山のみんながここに来てくれたから～、
ほんとに何かこの３年間ずっと続けてこれたし～、
これからも続けていきたいって思っています」
ちゅーたさんと小屋の家族の絆、野口五郎岳がつないだ物語です。
上條さん「それじゃあね～」
「うん、またね～」
皆様「またね～」
「行ってくるよ～。
行きましょう、アハハハハ」
皆様「行ってらっしゃ～い」
「またね～。
はいよ～」
皆様「気をつけてね～」
「さぁじゃあ行きます、水晶に。
ウフフフ、フフフッフフ鐘も鳴らしてくれた、フフ。
フフフフフ、フフフッフフ」
「じゃあね五郎～、また来るよ」
二日目、野口五郎岳に登り、水晶岳を目指す。
「この辺りは～、何か砂漠っていうか～、
異世界に来た感じが出て～、
裏銀座の～、この縦走路、色々変化があるので～、
凄いそこも魅力の一つだと思って歩いてます」
ほ～んと、どことなく不思議な空間。
「よいしょっ、今水晶の方にだいぶ登って来たんですけど～、
この辺り、凄いお花が沢山咲いてて、何か上の青空と凄い綺麗。
黄色いウサギギクですかね～？」
今回はウサギギクを発見した所までと致します。
次回はウサギギクの紹介から、いよいよ水晶岳を目指します。
野口五郎小屋とは何のことだろうと思ったら、やはり野口五郎岳の
登山用の山小屋でしたか。ネットで検索したら野口五郎小屋の
案内が出てきました。元は避難用に作られた小屋なのですね。
裏銀座とは？と思ったのですが…登山ルートのことでしたか…
いろいろ勉強になりました。歌手の野口五郎さんの芸名の
由来にもなった山ですからね～
山小屋を守り続けておられる方の努力に頭が下がる思いです。