二人三脚
- カテゴリ:日記
- 2020/05/30 01:03:20
まず、彼さんがあたしのことを、こんなあたしのことを、
とても大切に思ってくれてたことが
必要としてくれてたことが
うれしくて、でもなんか申し訳無くて、
2人していっぱい話しました。
驚いた事に、
彼さんは仕事上では、純日本人ではなく、
ハーフとしてリストアップされているそう。
もちろん、彼さんの意思ではなく、事務所側の勝手なやり方で。
それで、日焼けできなかったのか・・・。
それで、あんな寝言まで言ったのか。
ハーフに見えなくもない。
「日本人でいくと、君の雰囲気だとなんかなまめかしいんだよね」
と言われたのが、すごくショックだったとか。
スカウトしといてなんだ!?
釣った魚は自由にさばいていいてか!?
彼さんは、「もう好きに生きたい。アウトドア好きなアクアと
いろんなとこ行きたい。俺だって元々好きで、大学出たら、
会社の休みにキャンプ行くとか釣り行くとかしたいと思って
あのセット買ったんだ。」と言った。
つまり、モデルやめるってこと・・・!?
「違約金は発生しないの?今住んでるとこはどうなるの?
何のお仕事するつもりなの???」
あたしはうるうるしながら、真剣に言ったら、
彼さんは大笑いして(人の顔見て笑うなんて><)
「俺は〇ちゃんより若いけど、これでもしっかりしてると
自負してるよ。貯金もあるし、まだ契約残ってるのは、
既にとった夏物の〇〇の〇〇だけだから、その時期過ぎれば
自由の身だよ。コロナ騒ぎで、幸い秋モノの撮影がまだで、
おしてるけど、もう断るよ。家のことは、もう先輩に相談済みで
ぜんぶそのまま引き継ぐよ。事務所の借り上げで、全額負担
じゃなかったし、俺の車、他の仲間に比べたらずっと質素だよ。
あれでも。国産だって、からかわれるけどさ。貯金もしないで、
フェラーリ乗り回して破産した人いるんだってさ」
他にもなんか言ってたかな、すごい喋られて、
こんなに話す人だったっけ?と面食らった。
あ、そうそう、
「念の為、もう少し貯金が欲しいから、今の車売って、
中古のミニバン買っていいかな、キャンプしたいし」って。
いいよいいよ、あたしゃ贅沢嗜好じゃないし。
「なんなら、うち住む?」
「あそこは狭すぎるよさすがに!」(そうですね)
「でも、2人で暮らそうよ」(えっ!!)
「あ~~~、なんか疲れたぁ、すっきりもしたけど。」
「お仕事は?どんなことするの?」
「う~ん、いっぱい食べても構わない仕事、力仕事がいいな」
(まじかよ)
もしかしたら甘いんじゃないかな~と心配なとこもありつつ
あたしも支えるからね。
いっしょにがんばろ。
彼ってとても素敵な人ね。
ただしやっぱり夢だけでは
食べていけないのが世の中なんだよね。
経済の支えがないと
ケンカになりやすいし
今はハチミツ気分だから
すべてがステキに感じるし
上手くいくと想像するのよ。
実際同棲したら
どうなるか
それは保証がないから。
彼が自立しない限り
おすすめしません。
後になって
あの時この道を選ばなきゃよかったと
後悔するかもしれない。
まず彼は自立するのが先だね。
今の仕事が上手くいっているのなら
続けながらお仕事をさがさないとね。
よ〜く考えてね。
今が人生の大きな分岐点かもよ。
やっぱりあたし達、浮かれすぎてた。
彼さんはお給料は保証されてるし、私が勤めるとこの社長は、大手の出版社の偉いさんの後輩で、仕事も紹介してもらってた事も多いんだ。
つまり、あたし達は、このご時世、ついてただけだ。
高校で仲良かった友人が、電話してきた、
仕事を失うかもしれない、家を買ったばかりなのに、奥さんは身重なのに、どうしていいかわからないと。
彼さんはショック受けたみたいで、あたしはスマホ持って、トイレで書いてます。
なんかアクアちゃん、手震えながらこれ書いたんじゃないかって、
今でも落ちつかないんじゃないかって、
アクアちゃんのほうが心配^^
ただ、今はコロナ危機だから、
そこは甘く見ないで。彼にも伝えてね。
そんなに急がなくても、未来が見えただけでもいいじゃない?
そうすれば、今の仕事も、彼、もう少しがんばれるよ。