Nicotto Town


モリバランノスケ


新メンバー

今朝は、夜半から降り続いて雨が止まず、続いていた。しかし、午前10時すぎには、我が庭や森に、陽の光が差し込み、急に明るくなった。微風が通り過ぎ、樹木達の枝が、気持ち良さそうに身を左右に揺らしている。正に5月である。

別棟になっている、露天風呂風の風呂場に風を通す為、窓を開けに行く。その時、出会ったのである。場所は、天井に近い壁の上に、脚の長さを含めると、体長5cm程の蜘蛛。此処に住み始めた昔から、もっと小さい彼の仲間は、我が家にとっては、貴重な存在。言わば、影の清掃係なのだ。思わず、私は、彼に言葉を掛けた。

私 (そんな隅の方に居ないで、こちらに来て!
  皆んなに紹介するから)
彼 (良いんですか?。私、姿形から、皆に嫌わ
  れているみたいだから)
私 (そんな事ないよ。何時も家の中を清掃して
  くれて有り難う)

彼を伴い、LivingRoomへ。丁度これからBreakfastを、始めようとしている所であった。私は我がFamily(家内、お蝶、チャム、ウサコ、カスタム)に、彼を紹介する。

私 (紹介します。クモ吉君です。今日から、我
  がFamilyの一員です。仲間に成りました)
彼 (よろしくお願いします)

しかし、新ためて紹介する必要はなかったようである。クモ吉君は、時々、天井や廊下の隅から、我がFamilyの生活を眺めていたのだから。

彼は、直にも打ち解けて、我々の談笑の輪に加わって、笑顔を浮かべている。




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