いよいよ旅も終盤です

６日目７時半古都モスタルへ（140ｋｍ、約2時間半）
ボスニアヘルツェゴビナの南部にある都市、市内をネレトバ川が流れています。

バスを降りると至る所の建物に、銃弾の後が目に飛び込んで来ました。
こんな光景は予想してはいましたが、実際の光景とは比べられません
冬季五輪の会場になったサラエボには入ることもまだ出来ませんから
世界遺産のモスタルの石橋を渡りましたが、あいにくの雨で足元ばかり気にしていました
この橋は紛争で壊され、停戦後1995年から工事が始まり、2004年春に完了し
2005年に世界遺産に登録されたばかりの橋です。渡って街に入ると
紛争があった事は、来る前の銃弾の後で分かっていましたが、きれいな静かな街で
拍子抜けしました、あるお店で可愛い首飾りを見つけて購入すると
お土産屋さんのお兄さんがを自分の携帯で私達おばさん3人を
記念に写真を撮ってくれたのには、びっくりしました＾＾
私たちがいつもは撮る側ですものね！

こんな普通の街の人々が民族紛争を仕出かすのかと疑いたくなりますが
実際2006年時点においてボシュニャク人とクロアチア人のコミュニティは
ネレトバ川を境界にはっきりと分かれているということです。
だとするとまだまだ火種はあるんだなと、何だか可哀想だなと思いました。

観光の後近くのレストランでの昼食　今まで食べた中で一番美味しかったです

昼食後コレニツァへ（310㎞、約5時間半）

19時半ホテル到着　コレニツァ泊

7日目7時半最後の観光プリトヴィッツェへ
１６の湖があるクロアチアを代表する景勝地ということで、楽しみにしてた場所でしたので
着いたときは嬉しかったです、期待してた通りのエメラルドグリーンの湖
残念ですが黄葉はみごとに散っていましたが、昨日の雨で水量も多くなっており
湖を結ぶ滝がとてもダイナミックで、負け惜しみでなく本当に大満足できました

しかしこの国立公園もかつては1979年に世界遺産に登録されていましたが
90年代の内戦の影響で危機遺産に載せられた過去があります、しかし勿論現在は
上記で述べた通りに素晴らしい景勝地になっています。

昼食後スロベニアのリュブリャナへ（200㎞、約４時間）

４時半頃ホテル到着　夕食前添乗員のサービスで有志だけ募り
街散策に連れ出してくれました、今回の添乗員は普通のおやじに見えましたが
何ヶ国語も流暢に操り適当な所も多々ありましたが、結構おもしろかったかな？

私達は旅行に行きだしたのも遅いですし、今回の旅でヨーロッパだけで言えば
１１ヵ国になりますが、（一回に何ヵ国か回る時もあるので、今回は４ヵ国です）
ツアーでご一緒した方々はイタリアやフランス等の話は全く出ずに　エジプトや
インドやイエメンやホンジュラスやキューバやマケドニアやアルバニアや
ガテマラやイランなど行った時の話が飛び交っていました＾＾

ご夫婦で参加された方が多く、お年もすでに６０歳はずいぶん過ぎていると
感じました、最高齢は７５歳の方が２人いました、
ご夫婦で年に何回も海外旅行しているらしく、いったいこの人たちの財力は
どこから来るのだろうといらぬ心配しちゃいました＾＾

８日目帰途に着きました
帰りの飛行機では仲間とバラバラにされ不安でしたが、隣が大きな外人じゃなかった
のでまー良かったかな＾＾

長いつまらない旅日記お付き合い下さり感謝申し上げます