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政治: TPP参加と食と農業の再生の矛盾

政治: TPP参加と食と農業の再生の矛盾 http://blogs.yahoo.co.jp/tubuyaki_o/52450628.html #政治

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こんにちわ。呟き尾形です。

 野田総理官邸ブログ【官邸かわら版】
http://kawaraban.kantei.go.jp/
 というblogがあります。
 まあ、野田総理のblogということですが、その中に、
消費者との絆でつくる農業再生
 という記事がありました。

 まぁ、農業現場の視察の話です。
 日本の農業つぶしともいわれるTPPの参加を議論するように総理が、こういう農業の現場にいって、「食と農業の再生」といっても二枚舌ですよね。

 そんなわけで、野田内閣に下記の意見を述べることにしました。
★★★ここから★★★
 TPP参加と食と農業の再生の矛盾

 TPP参加は、農業に大打撃を与え、食と農業の再生と相反するものです。
 この矛盾は政策的に一貫性を失わせることは明白です。
 また、TPPに参加した場合、国内の農業だけを規制などで保護することは非常に難しくなる内容になっています。
 つまり、TPPは農業再生という政策をさせない結果を招くことになります。
 それゆえ、TPPは反対です。

 また、TPPに参加して、明確にやりたいことがあるのなら、明確に国民に伝え、その信を問うのが民主主義です。
 TPPの内容は、1つの条約や協定ではなく、日本国内の仕組みを大きく変える内容になっています。参加の検討にしても、1カ月やそこらでできるものではありませんし、被災地は、農業を生業にしている人がほとんどで、TPPの是非すら政府になかなか伝えられない状況です。
 どうか、TPPの参加という復興への希望を奪うようなことはしないでください。

 被災地で、1主権者として、農業を営む者として、お願いいたします。
★★★ここまで★★★

 成功する政策のポイントは、1つ1つの政策が、同じベクトルに向かうことが必要です。
 同じベクトルに向かう政策というのは、1つの政策の実行が、他の政策の補完するような政策だということです。

 TPPに参加すると、日本の農業は壊滅的な打撃を受けるといわれていながらも、野田内閣は、農業に対する政策は無策です。
 つまり、TPP参加によって、農業に壊滅的な打撃を与えながら、農業の再生を推進するという、愚かしい政策を選択しています。
 政治に正解はなく、決断による選択のみあるとはいいつつも、お互いの政策の推進が相反するものであれば、それは矛盾した政策となり、矛盾はお互いの政策の補完どころか妨害するわけですから、無駄な徒労政策ということになるわけです。

 別に、野田総理もそろそろ総理として大きな決断をしなくてはと焦っているのでしょうが、決断を自分の意見のゴリ押しだと勘違いしていそうで、総理の器の小ささが心配でなりません。




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