恐竜の日
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- 2012/04/19 23:08:38
恐竜の日0
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1923(大正12)年4月17日、アメリカの動物学者ローイ・チャップマン・アンドルーズがゴビ砂漠へ向けて北京を出発した事に由来します。
その後5年間に及ぶ旅行中に、恐竜の卵の化石を25個、世界で初めて発見し、その後の本格的な恐竜研究の始りになりました。
恐竜は今から約2億年前の中生代の三畳紀に出現し、約6500万年の白亜紀末に突然姿を消した巨大生物です。
約1億6000万年もの間繁栄し続けていました。
現在恐竜の種は約400種確認されていますが、まだ発見されていないものも合わせると6000種を軽く越えると言われています。
大きい恐竜は全長30Mを越すものも存在し、小さいものだと全長約1メートルくらいの「コンプソグナトゥス」など、高さは人間の腰ほどしかありません。
さて、有名な恐竜と言えば、連想するのは、ティラノサウルス、トリケラトプス、ブラキオサウルス、プテラノドン、イクチオサウルス、エラスモサウルスというところでしょう。
しかし、学術的には「恐竜」ではない爬虫類が上記の5匹にいます。
学術的(分岐分類学的)な恐竜の定義によると、「鳥とトリケラトプスの直近の共通祖先と、すべての子孫」という定義になっています。
細かい条件を省略して、分かりやすくいえば、恐竜とは、「直立歩行をする爬虫類」と簡単に考えることができます。
直立歩行というと、二足歩行を連想する方がいらっしゃるかもしれませんが、直立歩行とは脚が間接で曲がらず直立になってる状態です。
例えば同じ四肢でも、ワニは間接を曲げていますが、トリケラトプスは間接を曲げずまっすぐに直立歩行します。
このように、上記の5匹で言うと後者の3匹プテラノドン、イクチオサウルス、エラスモサウルスは、学術的には「恐竜」にはならないことになります。
さて、恐竜は、長い間地球上の頂点に立つ種として存続しましたが、突如、地球上から姿を消したといわれています。
この恐竜絶滅は謎とされていますが、諸説があります。