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政治: 安陪総理の所信表明演説の感想

政治: 安陪総理の所信表明演説の感想
http://blogs.yahoo.co.jp/tubuyaki_o/53544755.html #政治
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こんにちわ。呟き尾形です。

 安陪総理の所信表明演説読みました。
http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement2/20130128syosin.html

 個人的には、良くも悪くも、安陪総理の所信をしっかり語られていたと思います。
 個人的には、「額に汗して働けば必ず報われ、未来に夢と希望を抱くことができる、真っ当な社会を築くこと」という理念には賛同しています。
 思えばバブル経済の前の日本は、「額に汗して働けば必ず報われ、未来に夢と希望を抱くことができる」という言葉にある種真実味があったかと思います。
 それが、バブル経済からバブル崩壊、そしてデフレ経済にという日本の経済は、むしろ、正直者は馬鹿を見るといわんばかりに額に汗して働いている者から、搾取して、金融証券によるマネーゲームによって浪費されていたというのが現代日本の格差であったと言えるでしょう。
 ギリシャの財政破綻をきっかけに明るみにでたヨーロッパの金融危機は、実はもっと前から限界が見えていました。
 それでも、金融証券を自転車操業のようにあつかって、誰かが破たんのハズレクジを引くまでまつような経済はもう限界にきている状態であると言えるでしょう。
 その限界に先駆けて、安陪内閣は、新しい社会の仕組みの創造に挑戦しているのだと、安陪総理の所信表明演説を聞いて感じています。
 そんな、所信表明演説の感想を、メッセージとして、安陪内閣のfacebookに送りました。
https://www.facebook.com/sourikantei

 引用します。
★★★ここから★★★
所信表明演説を読ませていただきました。前の時よりも硬さとぎこちなさがなくなり、わかりやすく感じました。そんな中でも、総理の中にある変わらぬいえ、 より強くなった理念もよみとれました。民主主義国家の主権者として、応援しつつも、批判するところはしっかり批判し、よりよい行政になるようにできればと 思います。
 また、額に汗して働けば必ず報われ、未来に夢と希望を抱くことができる、真っ当な社会を築くこと。大賛成です。今の日本の疲弊は、大きな夢ほど現実をみ ろよと笑われる社会になり、夢を語ることがなかなかできない社会になりました。これは、厳しい現実であっても、夢をあきらめない、社会が各自の夢をサポー トするような社会になるような政治を期待いたします。
 ところで、養老猛司氏は、いわゆる金融を虚の経済とよび、消費者が商品を手にするような売買による経済を実の経済と呼んでいました。多くの人は、後者の 実の経済の好景気を望んでいます。これは、1億円の取引を2者だけの取引よりも100万円というお金が100人にいきわたるような経済が望まれているとい うことです。しかし、既存の経済の算出法では前者の1億円の1回の取引の方が経済効果が大きいとされてしまいます。こうした基準のままでは、多くの国民は 景気がいいとは実感できなくなるのではないかとは思います。
 さて、私は宮城県の被災者です。宮城では建設業を中心に景気がいいとされている反面、人手不足と物資不足がささやかれ、職人に支払う金額が2倍以上に膨 れ上がったりする場合があり、物資も高騰しているということも復興の妨げになっています。そして、景気がいいとされながらも、建設業に偏り過ぎているよう で、他の業種は殆どボロボロの状態で、先行きが全く見えないという現実があります。そうした現実の中、被災地の復興計画は、被災前のさまざまな規制の為に 困難を極め、苦肉の策で立てられています。その計画に沿って、被災地東松島市野蒜は、小学生の生徒数の試算は5年後に半数になる試算になってしまいます。 このような計画では復興計画どころか、衰退計画になっていると指摘すると、予算と人手がないので難しいと返答されました。こうした現実をどうか、どうか是 正する様な復興行政をお願いいたします
★★★ここまで★★★
 おそらく、これからは、茨の道となるでしょう。
 それだけ、現在の日本の仕組みが、正直者がばかをみるゆがんだ仕組みになっているということです。
 たとえば、ちょっと予算が残ったので、その予算を違う事に使えば済むことを、いちいち、さまざまな部署にお伺いを立てた上に、下手をするとルールにないがために、その予算が何にも使えない宙に浮いた予算になるということすらあります。
 非常に馬鹿らしいところです。
 あるいは、被災前の都市計画において、市街化調整区域であった土地や農地が津波被害が殆どないく、そうでない土地が甚大な津波被害があったのにもかかわらず、市街化調整区域の規制は見直しがかけられることはありません。
 どう考えても、市街化調整区域の規制をはずして、津波被害の少ない土地に移転するようにすればいいだけなのに、
震災前の都市計画を重視し、何億もの予算をつけて山を切り崩し、その上景観保護の為に、わざわざ海側の山を削らないことになっています。そうすると、こん ど大きな地震がおきたとき、アンバランスな地形は崩れてしまう危険性をともなった高台をつくることになります。その上、避難道路を設定しておきながら、途 中からその道路が狭まり、有事にまた渋滞を招く結果になり、また渋滞のなか、津波に巻き込まれると言う愚かなことが繰り返させそうとしています。
 もう、国民の生活や命よりも、既存の制度を優先させるのが今の日本の現状です。

 しかし、こうした非現実的な机上の空論的な歪みに見直しをかけることができ、かつ、夢と希望をもって進めば、茨の道を切り開ける実力を私たち日本の主権者は持っていると信じます。
 今、できないことを、やらない理由にしてしまえば、この危機を乗り切ることは不可能であるとは思います。
 しかし、できない理由を、挑戦する動機にし、失敗にあきらめることなく進み続ければ必ず達成できるものと確信します。
 




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