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政治: 安陪総理のファシズム的な発想

政治: 安陪総理のファシズム的な発想
http://blogs.yahoo.co.jp/tubuyaki_o/53854653.html #政治
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こんにちわ。呟き尾形です。

 なんでも、安陪総理は、インターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」での書き込みが波紋を広げているそうです。
 といいますのも、先日23日勝投開票して、自民圧勝、民主大敗北、共産党大躍進の東京都議選の告示前に街頭遊説をした際、近くで集会を開いていた市民たちを「左翼の人達」「恥ずかしい大人」と批判したことです。
 批判された側は、6月9日の夕方に、東京・渋谷のJR渋谷駅前で、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)参加に反対する市民約60人が、前衆議院選挙 で、TPPに反対していた自民に対して、「自民党は国民を裏切るな」と書いたのぼりを立てて集会を開いており、「TPP反対」「自民は詐欺師」などと訴え ていたそうです。
 そんな中、安陪総理は、同じ場所、時間で都議選立候補予定者の応援演説をしたそうです。
 TPP反対の集会と自民党の街宣カーの距離は約10メートルほどだったそうですから、お互いがマイクや拡声器で音を出せば、お互いにとっては雑音になっ てしまうのはある意味仕方ないことですが、安陪総理は、「うるさい」といった支持者側の子供を立派と褒め、警察にも届け出たをして集会をしていた国民を、 恥ずかしい大人の代表や左翼とfacebookで書き込みレッテルを張り付けたそうです。
 で、レッテルをはりつけられた集会を主催した「TPPを断固拒否する国民行動」代表で東京都新宿区の会社員によると、集会は5日前にネットで開催を告知し、参加を呼びかけたそうです。
 警察にも届け出たが、前日になって同じ場所で同時刻に首相遊説があると知ったという背景があるわけで、安陪総理は、思い込みでTPP反対は、左翼に違いないと思い込みをしているようです。
 しかし、自民党は前回の衆議院選挙の選挙公約で、TPP反対を打ち出しました。
 となると、自民党は左翼なのでしょうか?
 違いますよね。
 つまり、安陪総理は、自分と同じ意見なら立派な人間で、自分と違う意見なら恥ずかしい人間、つまり、ダメな人間だと言うファシズム的な考えになりつつあるということですね。

 ところで、集会の代表は、「私たちは左翼でも反体制派でもない。右派を自認する者や、昨年の衆院選で反TPPに期待し自民に投票した人もいる」と話したそうです。

 実際、TPPは、自由貿易をスタートとして、国家権力が呼ばない自由競争を推進するという、非保守的な発想であり、TPP賛成という意見は、左翼的な発想です。
 保守的な考えは、むしろ、政府の責任と権限を強化しつつ、そのかわり、国益と国民を手厚く守ると言うことなので、保守であればある程、TPPに同意できないはなずなんですけどね。
 
 ともあれ、民主主義の理念は、たとえ少数の意見であっても、意見に正当性と妥当性があるのであれば、その意見を適用させるという理念の政治イデオロギーです。
 その過程において、事実ではない相手にレッテル張りをして、自分の意見と違うのであれば相手の意見すら聞かないと言うファシズム的な発想は民主主義の理念に反する行為ですが、安陪総理はfacebookで
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安倍首相の書き込み(全文)

 渋谷には本当に沢山の皆さんが集まって頂き感激しました。聴衆の中に左翼の人達が入って来ていて、マイクと太鼓で憎しみ込めて(笑)がなって一生懸命演 説妨害してましたが、かえってみんなファイトが湧いて盛り上がりました。ありがとう。前の方にいた子供に「うるさい」と一喝されてました。立派。彼らは恥 ずかしい大人の代表たちでした。
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 と、そのことを自ら暴露したわけですね。

 多分、安陪総理は、自分では気がついていないでしょうから、親切にも指摘しておくことにしました。


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http://www.facebook.com/sourikantei/posts/374742209292211?comment_id=1866581&offset=0&total_comments=142
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 安陪総理。facebookで正式な手続きをしたデモを演説妨害と断罪し、子供がそのデモにうるさいを一喝するのを立派とほめたそうですね。
 言うまでもなく、日本は民主主義国家です。
 民主主義とは国民主権が理念の政治イデオロギーです。ですから国民はデモでその主義を訴えられます。しかし、安陪総理は、そのデモを自分に都合が悪いか らか、facebookで正式な手続きをしたデモを恥ずかしい大人の代表たちと断罪しました。安陪総理は民主主義の理念を知らないのではないかという疑念 が生じます。
 民主主義国家の総理大臣がデモをうるさいとか、デモを演説妨害しているとかいうのは、総理大臣としての資質に疑問があります。
 どんな思想をもとうが、自由ですが、それは、同時に他者の自由も許容する義務が生じますが、安陪総理には、そうした誠意が感じられません。
 さらに、子供がそのデモにうるさいを一喝するのを立派とほめました。安陪総理は民主主義の理念を忘れ、自分の味方は賛美し、対立する意見をとがめると言うファシズムの道に進みます。安陪政権、期待したけど、期待外れです。
 なぜなら、総理は条件付きでTPP反対と言い政権を奪取しておきながら、いざ、交渉参加に向けての準備段階で、すでにその条件は無理なものになっていることをしりつつも、条件が認められなくてもTPPに参加するような論理のすり替えと言うずるがしこいことをしています。
 この指摘を無視しつづけ、デモで指摘されたことを反論できないからといってうるさい、演説妨害と論理のすり替えをするのは卑怯です。
 さらに、TPP参加に向けた国民への説明もしない方針では、国民に何の議論もさせず、理解もさせないままTPP参加に向けるのは民主主義国家の為政者としては失格と1主権者として判断しております。

 他にも、安陪総理の提示される経済戦略の端々には弱者切り捨てがあり、その弱者に対するセーフティーを用意がみあたらないので、小泉政権以上の格差が生 じるのは目に見えていましたが、やはり、自分の賛同者を評価し、反対意見を持つ者をけなす人柄の出す政策は底が浅いのだろうなと判断せざるをえません。
 小泉政権発足のとき、聖域なき構造改革が、単純に、デフレ脱却ないし成長戦略という言葉にすり替わっただけで、国民が期待しているようですが、また、国民は結果として騙されるのかと思うと暗い気持ちになります。
 安陪総理は王政や貴族制ならいい為政者だったかもしれませんが、民主主義の為政者としては不向きのようですね。期待しましたが、期待はずれでした。
 残念です。
★★★ここまで★★★




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