政治: 安全保障関連法案は違憲法案ですね。
- カテゴリ:ニュース
- 2015/06/19 18:21:44
政治: 安全保障関連法案は違憲法案ですね。
http://blogs.yahoo.co.jp/tubuyaki_o/55082061.html #政治
★★★
安全保障関連法案は違憲法案ですね。
2015年6月18日衆院予算委員会で、安全保障を集中審議において、安倍晋三
首相は、集団的自衛権の行使容認を含む安全保障関連法案について「国際情勢に目を
つぶり、従来の解釈に固執するのは政治家としての責任の放棄だ」と述べ、憲法解釈
変更の正当性を強調したそうです。
この正当性の主張は、6月4日の衆院憲法審査会は、憲法学者3人が、憲法解釈の
変更を「憲法違反」と指摘されたことに対して、学者らの指摘を否定し、国際情勢の
変化に応じた解釈変更を正当化しようとしたものでしょう。
が、これは単なる詭弁です。
なぜなら、国際情勢の対応は、憲法改正するのが筋であり、憲法改正せず、憲法解
釈変更だけで集団的自衛権の行使を認める方が、為政者としての責任放棄だからです
。
そもそも、憲法とは、国家権力を制限する法律です。
ですから、為政者が憲法解釈に一貫性を持たせないことは、憲法を軽視し、憲法の
理念を骨抜きににし、憲法の形骸化を意味するからです。
そして、憲法の従来の解釈と一貫性を持たせるのも時の政権の責任なのです。
一貫性を持たせない場合は、むしろ信頼性の担保でもあるのです。
ですから、特に憲法は国家権力への制限だから従来の解釈はむしろ固執すべきなの
です。
そもそも、憲法解釈を変えて国際情勢に対応するの他ではなく、憲法解釈に一貫性
を持った上で、国際情勢に対応するのが筋なのです。つまり、順序が逆なのです。
なぜなら、従来の憲法解釈の中でいかに国際情勢に対応するかが政権の役割。それ
を政権のルールである憲法の解釈の仕方に一貫性を持たせない方が責任放棄だという
ことです。
たとえるなら、道路交通法の解釈を警察じゃなくて、飲酒運転するドライバーに都
合よく解釈させるのと同じになってしまいます。
法律を守る側が、一貫性のない解釈をするなんて、無法な弁明は酔っ払いの言い訳
にすぎないということです。
もちろん、安陪首相が戦争を従っているのかと言えば、そういう悪意があるわけで
はないでしょう。
が、しかし、憲法解釈となれば、これから先の政権に影響を与えるものです。です
から、安陪首相が総理大臣の任期もなく、未来永劫総理大臣なら信じてあげてもいい
ですが、過去の民主党政権みたいな政権ができて、そんな言い訳させたらなんでもあ
りになってしまいます。
だからダメです。
ところで、首相は1959年の砂川事件判決を挙げ、「憲法の番人の最高裁によっ
て、国の存立を全うするために必要な措置を取り得ることは、国家固有の権能として
当然との判断があった」と合憲との考えを強調してますが、これ、的外れです。
単なる論点ずらしの詭弁にすぎません。
なぜなら、砂川事件判決の最高裁判所判決は、
★★★ここから★★★
「憲法第9条は日本が主権国として持つ固有の自衛権を否定しておらず、同条が禁止
する戦力とは日本国が指揮・管理できる戦力のことであるから、外国の軍隊は戦力に
あたらない。したがって、アメリカ軍の駐留は憲法及び前文の趣旨に反しない。他方
で、日米安全保障条約のように高度な政治性をもつ条約については、一見してきわめ
て明白に違憲無効と認められない限り、その内容について違憲かどうかの法的判断を
下すことはできない」
★★★ここまで★★★
というアメリカ軍の駐留についてです。
その上、有事が想定された判決ではないのに対し、今の国会の論点は有事の際の問
題。参考にはなりません。
つまり、集団的自衛権についての判決ではないし、それ以外については、判断でき
ない、つまり、違憲か合憲かは個別の事象によるということをのべているんだから、
「憲法の番人の最高裁によって、国の存立を全うするために必要な措置を取り得るこ
とは、国家固有の権能として当然との判断があった」と合憲ということにはならんと
言う話です。
最高裁が違憲判決でなきゃ国会で違憲の法律をつくっていいわけないし、というか
、それを言ってしまえば、すべての法案は最高裁にお伺いを立てなきゃおかしくなり
ます。国会議員は法律を作る専門家なんだし、憲法を守るのが国会議員の義務ですか
ら、いちいち最高裁の判決まっちゃいかんでしょう。
で、安陪総理は、北朝鮮を念頭に「我が国の近隣にたくさんの弾道ミサイルを持っ
た国があり、大量破壊兵器、核兵器を載せる能力を開発している」と述べ、集団的自
衛権の行使を容認した理由だそうですが、それって、北朝鮮と国際紛争を解決する手
段として武力を想定した発言ですよね?
憲法9条は、
★★★ここから★★★
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争
と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこ
れを放棄する。
★★★ここまで★★★
という条文ですが、根本的に憲法対して違反した考えです。
その上、集団的自衛権を持って、間接的に同盟国の武力を保持し、威嚇するなんて
、平和憲法を愚弄する思想です。
北朝鮮を念頭にするなら、どんな武力をもったって、平和に交渉することを憲法は
もとめているし、そうした憲法の元、総理大臣になったのだから、憲法を尊重しない
とダメでしょう。
じゃぁ、どうすんのよ。
っていわれれば、それをどうにかするのが政府の能力の問題。
能力がないから、憲法違反可能な法案を可決するのは政府だけじゃなく、国会も憲
法違反することになる。無能な政府、無能な国会だと言うことです。
能力あるなら、集団的自衛権をほのめかすだけで法案化しないことです。
法案化したら、本来、具体的な条件を明確化しないといけないわけですから。逆に
弱点さらすようなものです。
わざとしない、ってのも政治の手法です。
★★★ホームページ更新情報★★★
さて、ここからは、ホームページ更新情報です。
http://homepage2.nifty.com/SON/
まずは、呟き尾形の色の心理学 第155回 国旗と色 33 国旗の青が象徴
するもの 20 豊かな国土と空と希望 アルメニア を追加しました。
次に、WRPG、プエルギガス年代記 、オープニング、NPCリプレイ を更
新しました。
次に、 小説、4枚の絵画を修正しています。