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政治:安全保障関連法案について考える

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安全保障関連法案について考える

 安全保障関連法案について議論されています。
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参院審議「入り口」で綱引き=安保法案、連休明け再協議―自・民

2015年07月17日 19:01 時事通信社

 自民党の吉田博美、民主党の榛葉賀津也両参院国対委員長は17日、参院に送付された安全保障関連法案の審議日程をめぐり協議した。法案を集中的に議論する特別委員会の設置では合意したものの、規模や設置時期で折り合わず、連休明けに再協議することになった。国会空転は当面続き、参院で安保法案が審議入りするのは早くても来週後半になりそうだ。

 吉田氏は17日の協議で、特別委の委員数は35人とすることを提案。これに対し、榛葉氏は少数会派も含む野党全9会派が委員となれるよう増員を要求した。

 榛葉氏はこの後の記者会見で、参院選挙制度改革をめぐる自民党の対応の遅れも批判。「自民党はずっとサボタージュしてきた。不信と不満は渦巻いている」と述べ、参院選改革への速やかな対応が国会正常化の条件と指摘した。

 野党各党は21日に国対委員長会談を開いて国会対応を協議する。これを踏まえ、改めて吉田、榛葉両氏が安保法案の扱いについて話し合う予定だ。

 一方、自民党は、参院が採決しなくても衆院で再可決できる憲法の「60日ルール」は使わず、8月下旬から9月上旬の成立を目指している。伊達忠一参院幹事長は17日の記者会見で「一日も早く審議に入りたい。親切、丁寧にやっていきたい」と強調した。 

★★★ここまで★★★
 正直、安全保障関連法案は、一つの法案の改正ではなく、複数の法律がかかわり合う法案で、自然と複雑なものになります。
 もちろん、それは、法律の整合性を保つ者ですが、複雑になることで、わかりづらい状況もありますし、誤解されるものもありますし、一部は賛同できるけど、他は容認できない、とにもかくにも、戦争反対、自衛の為なら仕方ないんだというさまざまな意見があるかと思います。
 ともあれ、安全保障関連法案というものの理解は可能な限り正しく理解しておくべきだと思いました。

 で、法案の詳細はさておいて、安全保障法案の概要をまとめあるサイトを紹介します。
安全保障関連法案
http://www.cas.go.jp/jp/gaiyou/jimu/pdf/gaiyou-heiwaanzenhousei.pdf
 の2ページ目が概要です。

 緑色の枠が集団的自衛権の枠とみていいでしょう。
 青い枠は既存のPKO参加のたびに特例として法改正しなくてもいいようにする仕組みづくり。
 黄色が緑色の枠と連動した動き。
 赤が自衛隊が武力を使える条件の決定。
 というところでしょう。

 言ってしまえば、自衛隊が武力行使できるように法制化して、分かりやすく仕組みをつくります。
 というのが、今回の改正案です。
 今までは、そうした法整備ができていないので、武力を使う明確な法的な基準もないし、手順が複雑すぎるし、武力は実質使えない状態でした。

 それにどさくさにまぎれて集団的自衛権も認めてしまえというのが反発を呼んだのだとは思います。
 しかし、集団的自衛権を認めないとそれこそ同盟の信頼関係が危うくなります。
 なぜなら、だとえば、アメリカ軍が目の前で攻撃されても、自衛隊に攻撃が及ばなければ、今の法律のままでは自衛隊は武力を使えないからです。

 仮に、現状において、国際社会での日本の役割としてやるべきこと、つまり
 ・PKOに円滑に派遣できるようにすること(今まではPKO派遣のたびに法律改正していた)
 ・武力を使わないためにも武力は使えるんだぞと抑止力をはたらかせること
 ・集団的自衛権をみとめることで同盟国との信頼関係をより強くすること
 ということは、必要にせまられているのかもしれません。

 でも、そもそも戦争反対する側からすれば、そういうところに自衛隊を派兵すること自体おかしいんじゃない?
 日本は平和憲法において、全ての国際紛争は話し合いで解決するのが原則だ。
 という立場からすればとんでもない話なわけです。

 安全保障関連法案において、賛成の人は
 正当防衛は自分の身は自分で守るのだから当然だ。
 日本は戦争を仕掛けるわけではないのだから自衛するためにはやむを得ない。
 武力を実際に使えるようにしておくべきだ。
 抑止力としてなら、武力を行使したことにならない。
 と言うのが大まかな共通点です。

 それに対して安全保障関連法案において、反対の人は、
 正当防衛というが、正当防衛せざるを得ない状況を作らないための交渉をするのが筋。
 そもそも、国際的な紛争の解決の手段として、武力前提にするのは間違いだ
 武力の行使は違憲だ。だから武力行使できるようにする法案は違憲だ。
 というのが大まかな意見の共通点といえるでしょう。

 そんな中で私は安全保障関連法案は反対の立場をとっています。
 

  


 ★★★ホームページ更新情報★★★
 さて、ここからは、ホームページ更新情報です。
http://homepage2.nifty.com/SON/ 
 
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