Nicotto Town


安寿の仮初めブログ


誕生日に、こうの史代を読む幸せ…。


♪ ゆーきの降る町を~、だだだだーん。
  ゆーきの降る町を~、思い出だーけが通り過ぎていーく ♪

…と言うわけで、防寒対策を完全にして、
雪の中でのお墓参り。

私にとって誕生日は、
今を祝う日ではなく、
思い出の中へと帰って行く日です。

たとえ、雪が舞い散る空であろうと。


そして雪のお墓参りを終えてから、
凍てついた身体に人心地を取り戻そうと、
海の見える茶店へと入り、
温かい飲み物を注文した後…、

私は鞄から、
こうの史代の『街角花だより』を取り出して、
小一時間、読みふける。

たとえ、ひとりきりの喫茶店であろうと。


だって、それが私にとってのひとときの幸福。
私にとって誕生日は、
自分が自分に優しくしてあげる日。

今日一日は、
他人に気を遣わずに、
私は私でいたい。

そして、喫茶店の片隅で
こうの史代を読む。

このしあわせ…。

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2011/02/12 15:00
素敵な誕生日の過ごし方ですね。

我が家の誕生日は、自分が一人で生きている訳ではないことを、考えたりします。
子供達は誕生日の日に、「今まで育ててくれてありがとう^^」って
手作りの肩たたき券をプレゼントしてくれます。
子供がもう少し大きくなったら、結婚記念日はレストランで食事をプレゼントするように
教育^^しようかな。。。



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