デンマークで帰国前の反省会
- カテゴリ：レジャー/旅行
- 2014/07/08 04:36:08
４月３０日、
ここデンマークのコペンハーゲンより始まった
安寿の中欧大紀行の旅も、
ついに明日帰国となりました。
帰りたくないよ～ ☆＼(ｰｰﾒ)
思えば２ヶ月間、
この地に降りたって、
すぐに夜行寝台列車で
チェコのプラハに向かったことが、
なんかとても遠い昔のような気がします。
それだけ、いろいろな出来事や体験に満ちた日々だったのでした。
…といいつつも、
滞在中に何度か仕事関係でメール連絡が入る状況でしたから、
ここらが年貢の納め時。
明日から汗水垂らして働かなければなりません。
（仕事関係の方へのおみやげ、
ちゃんと買いましたから、許して下さいませ。）
さて、今回のヨーロッパ滞在を振り返ってみましょう。
まず、本来の目的である、
ドイツ語の勉強とベルリン滞在ですが…
さすがにドイツ語の方は、
今回が通算５ヶ月間のドイツ語学校の滞在になりますので、
自分の今のレベルでは
クラスの中でよく出来ていた方です。 ☆＼(ｰｰﾒ) 思い上がり
少し上手になって、
話すにしても聞くにしても
余裕が生まれると、語学は楽しい。
その代わりと言ってはなんですが、
英語の方が支離滅裂になりつつあります。 ☆＼(ｰｰﾒ)
次に、ベルリン及び中欧の歴史を、
その現場で直に知り、体験するという点では、
今回の旅は大収穫でした。
ベルリンの歴史・芸術について、
専門の先生の講義だけでなく、
その先生方による街歩きガイドや博物館訪問もできました。
映画『ヒットラー 最後の十二日間』の舞台である、
ヒットラーの防空壕跡も訪れましたし、
ナチズムの権力の中枢であった
ゲシュタポ（国家秘密警察）やＳＳ（親衛隊）本部の跡地も訪れました。
そして、ベルリンにある、
ナチズムによる様々な犠牲者の追悼施設にも。
それだけでなく、
東西に分断されたベルリンの歴史を知る上でも
今回のベルリン滞在は重要でした。
映画『善き人のためのソナタ』の最後のシーンである
カール・マルクス書店も訪れることができましたし、
映画『ベルリン天使の詩』の冒頭に登場する
カイザー・ヴィルヘルム記念教会にも、
天使がその肩に腰掛けている戦勝勝利塔にも、
映画の最後で老詩人が歩くポツダム広場にも
（現在はソニー・センターなどがあって、当時の面影は皆無）
訪れることができました。
映画『グッバイ・レーニン』で重要な役割を果たす
アレクサンダー広場やカール・マルクス大通り。
現在ではその多くが記念施設になってしまっていますが、
しかし、記念施設として暗い過去もしっかりと残して、
後の人々に語り継ごうとしている点で、
ドイツと日本は大きく異なります。
これだけ充実した体験ができたのは、
私が在籍していた語学学校によるところが大きいと思います。
この学校はゲーテ・インスティチュートと言って、
ドイツの国際交流基金みたいなところですが、
単にドイツ語の授業だけでなく、
ドイツの文化や歴史を各国に紹介する役割も担っています。
ですから、授業とは別に行われる
様々なプログラムがとても充実しています。
他の語学学校や大学では、
おそらくこうはいかないでしょう。
少々、授業料は高いけど… ☆＼(ｰｰﾒ)
そして、その文化プログラムの多くに出席することができました。
安寿って、こんなに真面目な学生だったかしら… ☆＼(ｰｰﾒ)
先生の話しているドイツ語は
正直言って５０％ぐらいしかわかりませんが、
それでもなんとなくわかるのは、
ドイツへ出発する前に読んできた、
そして重いとは思いながらもドイツまで持ってきた、
ベルリンおよびドイツの歴史に関係する本。
これらの本は、
ベルリンに滞在している間、
私が見聞きし、
体験しなければならないことを教えてくれました。
そしてアウシュビッツ強制収容所については、
ガイドをしていただいた中谷剛さんの『アウシュビッツ博物館案内』と
Ｖ.E.フランクル『夜と霧』を、
ベルリンにいる間、読み続けていました
後進国ドイツが登りつめていく様、
そこから転落し、
やがてナチズムが台頭し、
ベルリンが徹底的に破壊される様、
その後の冷静体制の中での東西分断とそれを象徴する壁、
壁の崩壊以降、
再びヨーロッパの文化と政治の発信拠点となったベルリン。
そして、今回のベルリン滞在では、
今までのドイツ語学研修・滞在とは異なって、
初めてドイツ人の知り合いを作ることができたように思います。
来年３月には日本を訪問するということなので、
今から楽しみです。
帰国して、あっという間に１０日が過ぎてしまいました。
ドイツ滞在中、
積もりに積もっていた用事を
この１０日間でなんとか片づけて、
今日、ようやくドイツ語の先生とドイツ人の知り合いの方に
ドイツ語で御礼の手紙を書くことができて…
まあ、これで今回の大旅行もおしまいとしましょう。
明日からは仕事だ、仕事！ ☆＼(ｰｰﾒ) ちゃんと仕事せえよ…
ドイツごが いちばん じょうずに はなせます。
フランスごは Ju peux parler avec vous ?
Pardon！ ☆＼(ｰｰﾒ)
デンマークから チェコへ
チェコから ドイツのベルリンへ
そして ベルリンに ８しゅうかん いました。
それから ポーランドの クラクフ → ワルシャワ → グダンスク。
そして ベルリン、ハンブルグを とおって
また デンマークに もどり、
そこから にほんへ かえりました。
にほんに かえったら、
たいふうが きて、
たいふうが おわったら、
めちゃくちゃ あつい～！！！
ヨーロッパの なつの ほうが いいです。
たび つかれた おもうので やすんでください～