Nicotto Town


安寿の仮初めブログ


ホワイトアウトの世界。


関東は雲ひとつない快晴。
いよいよこれからトンネルを抜けて雪国へ。
一応、電車やバスは動いているようです。

そして越後湯沢に着いてみれば、
ああ〜、何もかもが真っ白だ。
水墨画の世界。

上越線は除雪作業の為に運休中。
十日町の方に行く北越鉄道ほくほく線は、
トンネルが多い関係でなんとか動いています。

でも、窓の外は真っ白か、
トンネルの中で真っ黒か。
色彩というものがありません。

そして今、温泉地に行くためのバスを待っています。
大雪というわけではありませんが、
しかし、雪が降り続く中、
皆さんせっせと除雪作業中。
ご苦労なことです。

出発する前にバス会社にも問い合わせましたが、
動いているようで、
なんとか目的地にたどり着けそうです。

ですが、バスを待つ駅構内は、
一応暖房が入っているのですが、
薄ら寒く、
早く温泉に入りたい。

あ、バスの乗客、私だけだ。(^^;)

道も何処までも真っ白で、
アスファルトなんて見えない。
信号はあれど、
何処に横断歩道があるのかわからない。

道の両側は1〜2m程度の雪の壁。
つまり、雪の底に除雪された道があるわけで、
バスは両脇が雪で出来た溝の中を進んでいるようなものです。

そして、見かける人は皆、
除雪作業をしている。
スコップや小型の除雪機で、
駐車場や家の前の雪を片付けている。
でないと、家から出られなくなったり、
車が雪の中に埋もれてしまうのでしょう。

なんだか安部公房の『砂の女』の世界です。
駅から終点の温泉地まで30分程度でしたが、
その間、少なくとも5台以上の大型除雪車が
道を確保しようと、奮闘してました。

無事、宿に到着。
事前に送っておいた宅急便もついていました。

早速お風呂。
ここの温泉は、源泉がかなり熱いので、
加水して温度を下げているのですが、
それでも塩分を含んだ苦くて濃いお湯です。
しかも、油臭が漂うのですが、
お湯自体は無色透明。

日本三大薬湯と言われるだけあって、
かなり効きます。
お風呂から上がって、お茶を飲んでいたら、
急速に眠気が…。

炬燵に足を突っ込んだまま、
暫し睡眠。

そして現在、ご飯を炊き、
キムチ鍋を作って、夕飯。

今日は本を第2章まで読んだら、
そのまま眠ることにします。

おやすみなさい。




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