Nicotto Town


安寿の仮初めブログ


最後の天皇誕生日


昨日で最後の天皇誕生日の挨拶を見ると、
天皇が一番、
日本国憲法を大切にし、
日本国憲法の中の天皇制であろうとしてきた…
そういう思いを抱いたのでした。

大日本帝国憲法や自民党の憲法改正案の中では、
天皇の存在が重くなりすぎます。

ですが、天皇制が、政治性・宗教性を強めれば強めるほど、
天皇制は、政治的争点として浮上し、
天皇制の存在自体が問われることになるでしょう。

その時、天皇制は、
「非国民」を生み出さなければ、
維持していくことが不可能なものに
近づいていくのではないでしょうか。

日本のあらゆるものを象徴する存在というより、
特定のものを象徴する存在に近づいていく。

それは、そのまま、
それ以外のものを象徴せず、
従って、それ以外のものを排除することを
容認するような象徴になっていくでしょう。

天皇制を否定する人々も、国民として愛する。
汝の敵を愛せ。
右の頬を打たれても、左の頬を差し出せ。

日本国憲法の中で、
天皇は、普遍的に愛するという姿を、
特に被災者や苦しむ者に心を寄せるという存在の仕方を
身に付けたのかもしれません。

そして、そのような存在であって、
はじめて天皇は、日本の中で愛される天皇として
存続していけるのではないでしょうか。





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