Nicotto Town


安寿の仮初めブログ


ハンブルグからコペンハーゲンまで


今日は、ハンブルグから、ユトランド半島を北上して、
デンマークに入り、フレデリシアで乗り換えて、
コペンハーゲンを目指します。

今日の出発は、10時50分台だったので、
朝はホテルでゴロゴロして、10時15分にホテルを出発。

小汚いデンマーク国鉄の車両に乗車。
トイレは壊れているし、
号車番号の表示ランプも壊れている。
ここが何号車かわからないじゃないですか!
よく見ると、号車番号らしきものがマジックで書いてある。
悪戯書きかと思ったよ!

天井の電源ソケットも私の席は壊れているし、
車内案内のパンフレットには、ガムがくっついているし…。
ヨーロッパの特急の整備や清掃について、
日本の基準を期待してはダメです。

定時にハンブルグを出発。
この列車は、ハンブルグ市街を出た後は
キール運河を渡ったところにあるレンズブルグと
国境の町、フレンスブルグに停まるだけ。

特急は快調に走っていますが、
ドイツの一番北にあるシュレスビッヒ・ホルスタイン州は、
人口の点でも産業の点でも、小さな州なので、
この路線も、都市間を結ぶ主要路線と言うよりも、ローカルな路線。
特急も、せいぜい120キロぐらいの普通のスピードです。
昨日のタリスのように爆走することはありません。

フレンスブルグを出て、次の停車駅が、
デンマークのパドボルグという駅。
ここが国境の駅であり、
デンマーク警察が乗り込んできて、
パスポートコントロールを行います。

私のパスポートを開いて、入国のハンコが、
コペンハーゲンなのを確認して、OK。
無事、デンマークに入ります。

今回の長旅、デンマークに最初に到着したのが、1月28日。
その時から比べれば、もう雪の痕跡は何も残っていません。
牧草地は明らかに緑が濃くなっていますし、
それにもう春ですから、
トラクターで土が掘り起こされた農地が目立つようになりました。

これから種を撒いて、小麦・大麦・ライ麦畑になるのでしょうか、
それともジャガイモのような根菜類、
あるいは、家畜が草を食む牧草地?

牧草地に、牛や羊、そして馬の姿を頻繁に見かけます。
線路と牧草地との間に柵などはないのですが、
家畜たちは、線路に入ってきたりしないのでしょうか。

日本だと、電車が鹿や猪をはねて、
遅れるようなことがよくありますが。

ちなみに、家畜だけではなく、鹿の姿も見かけました。

定刻通り、フレデリシアに到着。
ここでコペンハーゲン行きの列車に乗り換え。

乗り換え時間が7分しかないので、
さくさく駅構内を歩いて、
乗り換えのホームに登れば、
ちょうど列車が到着。
この列車はユトランド半島を北から南下してきた列車で、
ここフレデリシアで列車を増結して、コペンハーゲンに向かうようです。

しかし、昨日の日記に書きましたが、
ヨーロッパの特急は、号車番号がデタラメで、
私の号車は82号車ですが、それは前の方なの、後の方なの?
スーツケースを引きずりながら、ホームをうろうろするはめに。

昨日のように列車に乗り遅れるわけにはいきませんから、
ともかくも列車に乗り込んで、
列車の中をゴロゴロ、スーツケースを押して移動すれば、
目的の号車は見つけたものの、
私の席はすでに通り過ぎていた。

引き返して、なんとか席を見つけて、
スーツケースは重くて持ち上がらないので、
網棚に乗せるのは諦めて、
自転車置き場になっているところにおいて…、

デンマークの特急は、
特急なのに、なんと自転車を持ち込むことができるのです。
ですので、そのスペースに、
ベビーカーやスーツケースを置いておくこともできます。

フレデリシアの駅を出発すると、すぐに海峡を渡り、
フュン島に入ります。
ここからは島伝いに東へと走り、
コペンハーゲンがあるシェラン島に向かうわけです。

ここからは、デンマーク国内の主要幹線になりますので、
特急も速度をあげることができます。
デンマークの特急は、車体はボロいのですが、速度は速いのです。
160キロぐらいで普通に走りますし、
この区間は200キロ近く出しているのではないでしょうか。
爆走しています。

しかも、この車両、ディーゼルです。
フレデリシアからコペンハーゲンまでは電化されているのですが、
そこから先の区間がどうも電化されていないようなので、
フレデリシアから、さらにユトランド半島を北上していく特急列車は、
ディーゼル車が使われているようです。

私が乗った列車は、ユトランド半島を南下してきて、
フレデリシアで増結したわけですから、
増結車両も当然の事ながら、ディーゼル車です。


でも、ディーゼル車でも、時速200キロぐらいだせるんだぁ~。

そして、このスピードで、
過ぎ去っていくデンマークの風景を眺めていると…

  デンマークの大地は美しいなあ~。
  春になったので、牧草地の色は濃くなり、
  森の梢は、うっすらと緑が芽吹き始めている。

定刻通り、コペンハーゲンに到着。

予約しておいた駅前のホテルにチェックインし、
荷物を置いた後、
駅構内のスーパーマーケットで、夕御飯の買い物。

デンマークで外食をすると、とても高くつくので、
スーパーで、デンマーク名物の、
具がてんこ盛りになったオープンサンドイッチとビールを買って、
今日の夕食とします。

これだけでも55クローネ。
1クローネ、確か19円弱だったと思うので、
1000円ぐらいの計算になります。

  デンマークは、EU加盟国ですが、
  ユーロではなく、独自通貨のクローネを使用しています。

普通のレストランで食事をすると、
100クローネ(2000円近く)を下回ることはありませんから、
デンマークでは、節約を心掛けなくては。

デンマークの消費税は25%ですが、
ドイツの消費税も19%です。
ですが、ドイツの場合は、軽減税率がありますので、
食料品は半分の10%ぐらいになります。
しかし、デンマークには軽減税率がありません。

それにドイツでは、
500mlのビールが1€50セント(約200円)ぐらいでしたが、
デンマークだと、15クローネ(約300円)になります。
消費税が高いだけでなく、酒税も高いのではないでしょうか。

それでも、その高い税金のおかげで、
医療や保育・教育は無料です。

  大学まで無料ですし、
  学費が無料なのに、大学奨学金があるのは、
  学生の生活費を支援することで、
  学生がアルバイトなどしなくてもすむように、
  つまり、勉強に専念できるようにするためです。
  うるうるうる~(涙)。

でも、その恩恵は、外国人旅行者には、あまり還元されませんので、

  旅行者としては、
  デンマーク国鉄の車両をキレイにしておくれ ☆\(ーー;

デンマークでは、倹約するに越したことはありません。

ともかくも、北ヨーロッパを鉄道で巡る旅、堪能しました。

1月28日に日本を出発した、
短期ドイツ語留学とドイツでの生活も、これでおしまい。

節約を心掛けながらも、
しかし、内容においては、結構贅沢しました。

明日は午前中、コペンハーゲンの街を歩いて、
お昼頃、空港へと向かい、日本へと帰ります。

雑務や仕事が、手ぐすねひいて、
私を待っているみたいなので…




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