Nicotto Town



常識を疑います。

事の発端は昨年のある日の事。

俺が自転車で妹の店へ向かう途中、柴犬が一匹で車の往来の激しい道路の
歩道を俺の前方からトコトコ歩いて向かって来た。

周囲を見渡しても飼い主らしき人物は見当たらない。
恐らくこいつは脱走わんこ???

このまま放置したら車に挽かれるかもしれないので、とりあえず自転車から降りて
犬に声を掛けると、尻尾をフリフリしながら寄ってくる。
おまけに仰向けに寝転んで、思いっきり懐いてる・・・。

と思った矢先に、遥か前方からどこかで見掛けた様な人物がダッシュで迫ってくる。


って!

俺の妹やん(笑



妹曰く、店の中から犬を発見し様子を見ていたら、道路の真ん中を歩いたり
はたまた道路を何度も横断したりして、今にも挽かれそうだったので
慌ててリードを探して追いかけて来たようだ。


とりあえずわんこを保護してわんこの家を探すことになった。
やみくもに探しても効率が悪いので、とりあえずこのわんこの帰巣本能を頼ることに。

リードをつけて周囲を歩いて家を探すことに。


が!

こいつ・・・全く帰る気配がない!

仕方ないので駅前の交番へ行き、届け出た。


が!

正式に届け出を出すとわんこは警察預かりになり、もし飼い主が判明しない場合は・・・

アカンアカン!

てか、過去にコッカスパニエルを保護して警察に届け出て「拾得物」の届を出して
その犬を妹が持ち帰り(預かり)飼い主が判明するまでとりあえず面倒を見るって事でOKだったのに!

なんか最近の警察の対応って・・・マニュアル通りそのまんまやんけ!

昨年大幅な人事の移動があってからは、何か人情味のない人ばかり集まった気が。

なので今回は書類として届け出ないで「こんな事例がありました」的な感じで
口頭だけで届け出ておいて、わんこを妹の店に連れて帰った。


程なくして、俺が保護した場所のコンビニの店長に聞き込みをすると、
コンビニのすぐ近くに住んでいるお爺さんが飼っているわんこだった。

でも問題が・・・・

このお爺さん、どうやら認知症らしくて犬をすぐに放すようだ。

このまま返してもまたスグに放すのは目に見えてるし、このお爺さんが利用しているヘルパーさんにお願いして、お爺さんの家族に連絡をとってもらって
この先このわんこをどうするか、(引き取るか否か)確認してもらった。
(お爺さんはこんな状態なのに一人暮らし、家族は別の場所に住んでいる)

連絡が付いて、わんこは家族が引き取りに来るとの事。

が、数日経ってもわんこを迎えに来ない!

かな~りに数が経過して、ようやく娘さんと名乗る人が引き取りに来た。

てか、妹のリードを付けたままわんこを連れ帰っていった。

リード返せよ!!!!!



つづく




月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011

2010

2009


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.