Nicotto Town


"ROYALTY AND LOYAL ANTS"


09/12/30本格的マニフェスト選挙の第一歩?


まぁ、今年1番のニュースは衆院選での民主党圧勝じゃないの?
自民党からすれば2度目の下野だし。


そういや、衆院選の2, 3日前の特集番組で
どこだかの専門家を名乗る人物がこんなことを言っていた気がする。


「郵政選挙を受けて、
国民は(認識を改めて)今回の選挙から、本格的なマニフェスト選挙への第一歩を踏み出すでしょう」


だが、果たしてそうだろうか?
私にはそうは思えない。

なぜなら、もはやマニフェストという概念そのものが形骸化しつつあるからだ。



この1年間、新聞やその他メディアのアンケート調査において
「政治に関して、一番関心があることは?」という質問に対して
一番多かった返答は(解散を除けば)「景気・雇用対策」だった。

これは選挙前も後も変わることはなく、
事業仕分けはともかくとして、
子ども手当や高速道路無料化なんかよりずっと高いウエイトを占めていた。

それを実証するかのように、
事業仕分けによる財源確保が困難だと明白になり
子ども手当の支給が不透明化してきても、
大半のアンケート結果は「実施出来なくてもしょうがない」だったそうな。

つまり、大半の日本人は公約の遵守より、何よりも
「今の暮らしをなんとかしてほしい」ということに興味があるのだ。


しかし、これでは民主党員をはじめとする議員たちが
口々に言っていた「マニフェスト」の文字には
何の実効性もないことになるだろう。

あらかじめ決められた政策を実施するよりも
臨機応変に事態に対応することを
国民は望んでいるのだ。

逆に、決定事項の遵守により、適切な対策ができなくなるようでは
むしろ実施するなと、大半が思うに違いない。
本末転倒だからだ。

今の政治家に足りないのは、こういう臨機応変さじゃないのか?
そして、1番欠落しちゃいけないものだと思う。
あと、指針変更の説明力も重要だろうね。


過去に拘泥して柔軟性を失い、バランスに欠けることを、昔から「頭でっかち」と言う。

マニフェストがそういう「頭でっかち」な性質を有し続ける限り、
専門家が言うようなマニフェスト選挙は
ただの形式的な通過儀式にしかなり得ないだろうよ。




そう考えると、なんで鳩山政権は
景気対策から目を背けるような態度を取り続けるのだろうかね……
まさか、子ども手当による内需拡大ぐらいでどうにかなると本気で思ってないよな?

小沢は小沢で
保守層の目を気にして、わざわざマニフェストから削除した
「外国人の地方参政権」の国会成立に熱を上げているし……
こいつ、日本をオランダの二の舞にする気なのか?

まったく、いったいどこが「国民の暮らしが第一」なんだか……

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2009/12/31 12:08
こんにちゎ(*´∇`*)
今年はいろいろありましたwワラ
2010年も宜しくお願いしますペコリ(o_ _)o))
今年最後のステプに想いをこめて…(*^-^)




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