【あらすじ】海軍操練所が閉鎖されると知って落ち込む龍馬に、勝は薩摩の西郷吉之助という男に会わないかと誘う。龍馬は薩摩屋敷にて西郷と初めて面会し、西郷に長州攻めをやめるよう進言するが、西郷は龍馬の考えを受け入れようとしない。そして勝から薩摩で海軍操練所にいた脱藩浪士たちを預かるよう頼まれたことを龍馬に明かす。龍馬は、行く当てのない浪士たちのことを考えると、複雑な気分だった。武市から毒饅頭を預かった弥太郎は、父が知らずに食べようとしたため、つい家族の前で経緯をしゃべってしまう。嫁は止めたが、父は以蔵を楽にしてやれと言う。弥太郎は意を決して以蔵に会いに行くが…。

【感想】今回は何はともあれ毒饅頭！　息を呑んで見守ってました。武市から饅頭が振舞われたと知って一度は素直に喜ぶ以蔵。しかし弥太郎の饅頭を差し出す手が、異様に震えていたことから、すべてを察し、受け入れ、涙を流す。饅頭を口にしようとした時、弥太郎にはどうしても自分の手で人を殺すことができないことを悟り、毒饅頭を持って逃げ、外で踏み潰す。以蔵は、「わしにはもう舌を噛み切る力もないんじゃ…」と悲痛な叫びを上げる。あまりに悲しかったので、ついストーリーを書いてしまいました。もうね、泣けたね。このエピソードは実在し、それが本当かどうかはわからないけれど、エピソードでは毒殺し損ねて以蔵が武市を恨み全部白状する、というものなんだけど、そんなの関係ないくらい、今回のシーンはとてもよかったです。タケルすげえや、今をときめく演技派香川照之にも全然引けを取らない演技。一筋の涙ですべてを語ったね。しかしまだ死ねない以蔵…。一体彼にはどんな悲惨な最期が待ち受けているのかと思うと、気が重いですね…。龍馬の方は…なんか今回は飯食おう飯食おうばっかり言ってたような気がしますｗ　早いとこ亀山社中を立ち上げてもらわないと、見所ないっすよ。

【史実とはこう違う】先週も書いた通り、海軍操練所の閉鎖が早いです。で、今回、というか次回の予告でその理由がわかりました。龍馬がひそかに土佐に戻るという、架空のエピソードを入れたかったからですねｗ　実際は、操練所閉鎖の前に、龍馬は他の脱藩浪士たちと薩摩の庇護を受け、亀山社中を立ち上げ、商業活動とともに薩長同盟を目指して活動を始めます。それが西郷と会った翌年の５月なので、１０ヶ月ほど間が開いてますよね。それをどう埋めるのか。その回答のひとつが土佐帰郷なのでしょう。それでもまだ埋まらないような気がしますが、その後どうするのか、生ぬるい視線で見守っていきたいと思います。

【あらすじ】ナスカ・ドーパントになった冴子に襲われ、若菜は敗れ、Ｗも苦戦を強いられるが、フィリップに姉さんと呼ばれた冴子は、興が冷めたと去っていく。亜樹子は透のため、再び映画作りに着手する。透に焼きもちを焼かせようと、亜樹子は竜に、あいとのキスシーンを演じるように強要するが、竜はテンパって逃走してしまう。透は亜樹子と２人きりになり、自分はあいが好きなわけではないと言うが、そこにクレイドールが現れ、透を拉致していってしまった。

【感想】竜ｗｗｗ　あまりに真面目すぎて、何をするにも一所懸命なんだね(；´Д｀)　私は、竜は亜樹子とお似合いだと思うんだけど、亜樹子は翔太郎が好きなのかなぁ？　映画の衣装もなんか笑えたし、今回竜は完全に道化だな(；´Д｀)　さて、クレイドールがパワーアップして、それまで可愛かったのが無表情な土偶みたいになってしまいました。しかしすげえ力だな。テラードーパントといい勝負かも。透は利用されたけど、死ななくてよかったよかった。琉兵衛は、加頭が冴子をたきつけているのを知っているような様子でしたが、ただ情報として知っているだけなのか、それとも若菜のパワーアップのため、加頭に冴子をたきつけるよう頼んだのか、そのへんがちょっとわかりませんでしたね。自分が切った冴子を匿う加頭と、普通に会って話したりするわけがないと思うと、すべて琉兵衛の差し金である可能性はあります。ただ、加頭も財団に秘密にしているということは、琉兵衛の計画を利用して何かを企んでいるとも考えられます。加頭の動きには要注意ですね。次回はシュラウドが出るようですが、そろそろ彼女の正体がわかるといいなぁ。まだかなぁ。あと２ヶ月くらいですよね？　暑くなってきたし、そろそろ彼女もマスク取ればいいのにｗ

久々に仮面ライダーキバのウィキペディアを見てびっくり。あのスパイダーファンガイアやってたのって、最近平成教育学院とかでよく見る中野裕太だったのね…。あの人があんなエキセントリックな演技ができる人とは思わなかったし、もうちょっと年行ってる人がやってたのかと思ってた。