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シン・ドラマ汁


ドラマ【八重の桜】

八重の桜
NHK 日曜夜8時~
【あらすじ】長州の軍勢が伏見・嵯峨・天王山に布陣、奸賊・容保に天誅を受けさせれる加えることを求める哀訴書を提出する。しかし会津贔屓の孝明天皇の長州掃討の意志は変わらず、会津藩は御所の守護と長州陣への進軍を開始する。一方会津では、山本家に京の覚馬からの書状が届き、それには八重尚之助に嫁がせるよう書いてあった。それを知らさせた八重は、今まで兄のように接してきた尚之助を夫にできないと反発。尚之助も、新式銃を藩に採用してもらうための小細工だと、断る意志を見せた。

【感想】八重の結婚は今回だけでは決着がつきませんでしたね。次回ようやくまとまるのかな。自分では兄様のように思ってきたから嫌だと言っていたのに、尚之助も断ろうと思っているのを知って、ちょっと微妙な顔をしていたところが乙女心でしたねw ラスト近く、覚馬を心配して涙を流す八重に、手を差し伸べた時の尚之助の腕が細くって、ゾクッとしましたよ(;´Д`) あと、あの目頭がいいねw 特に際立ったイケメンというわけでもないのに、すごい色気があるんだよなぁ。少年と青年が混在するような…。最近好きになってきた俳優さんなのですが、4月から出演するドラマは見ない予定ですw そういうのに踊らされるようなマニアではないのであった。そして禁門の変。何故禁門の変と言うかと言うと、蛤御門は変換が面倒だから! こうやって幕末の歴史をたどっていると、明治維新は無血革命だったと言うけれど、結局結構な血が流されてるじゃんと思うんですよね。何十年にも渡って双方血みどろの戦いを繰り広げたというわけではないけれど、それ相応の血は流れてるんですよ。今回の禁門の変にしろ、これからの鳥羽伏見、上野、会津、五稜郭など。禁門の変は事変の名前からして局所的な戦いだったようなイメージがありますが、実際は京都の町を焼き尽くしてるんですよね。結局京都の町を焼き払うという、以前長州が計画していたとされる陰謀と同じような結末を向かえたわけで。そりゃまぁ会津藩士が京都の住民から嫌われても仕方ないかなと。ドラマでは、覚馬が大砲で長州藩邸の壁を壊して攻め込んだように描かれていましたが、実際は長州藩邸だけでなく、藩士が匿われていそうな屋敷の壁を全部壊してまわったそうですよ。で、火をつけてあぶり出し、出てきたところを斬り殺したらしいです。もちろんこれは、覚馬1人だけの計略ではないですし、会津藩だけがやったことではないです。でもこれでは確かに薩賊会奸と言われても仕方ないかなと思いますね。よくこの後長州は薩摩と同盟したなと思いますよ。この頃の容保は病状がすぐれず、歩行さえ困難だったようですが、もう守護職なんかやめちゃえばよかったのにと思いますよね。元々好きでなったわけではなく、大きな犠牲を払ってお役を勤めているのに、公卿や長州寄りの大名からさえあまりいい顔をされず、ただひたすら孝明天皇のお覚えがよいことだけを頼りに続けていたわけですから。このへんで引き下がらなかったのも、容保の政治力不足が見られますねぇ。そして覚馬ですが、この時に受けた傷が元で、後に大変なことになってしまいます。しかし焼け跡や焼け出された人々を目の当たりにした覚馬が、後に宗教に傾倒していくのも無理はないかなと思いました。伏線張りまくってた回でしたね。




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