Nicotto Town


シン・ドラマ汁


ドラマ【実験刑事トトリ2】【クロコーチ】

実験刑事トトリ2
NHK 土曜夜9時~

【あらすじ】写真界の第一線で活躍する大坪知里は、桃井という青年から脅迫を受けていた。彼は、自分の作品を盗作されたことに対する口止め料を千里にせびっていたが、自分でデビューすることを決めたと言うのだ。苦情を言う知里に、桃井は1億円出すなら考え直してもいいと言う。彼が自作を世間に公表すれば、その特徴的な作風から、盗作がすぐにバレてしまう。そう考えた千里は、桃井を殺す決意をする。

【感想】牙狼的に言うと、波奏が零を殺す話でしたw 桃井を見て、こいつ絶対どこかで見たことある、しかもかなり頻繁に…と思い、数分してやっと牙狼の零だったことを思い出しましたよ。555にも出ていたようですが、こっちは思い出せない…。初めて零を演じた時に、あの図体でまだ17歳だったんですね。ハーフ系の美青年で、とてもあの凡庸な容貌の両親役の2人から生まれ出たとは思えないですなw さて、今回はわりと面白かったですね。最初、まずは名前を聞いただけで男と断定するという、軽いジャブから始まり、これはさすがにすぐわかりましたね。「ひろみ」って言えば、私はどちらかというと女性の名前のイメージが強いですから。思うに、一見関係ない人だけど、本当は知ってる人のことを聞かれ、シラを切り通すには、名前を聞いただけですぐに知らないと言い切るのはダメだと思うのです。特に知里のような顔が広い人間は、名前を覚えていなくても会ったことがある可能性があるので、しばらく考えたり、名刺やアドレス帳などを調べたりするフリをしたほうがいいですね。で、さりげなくどんな人物なのか、聞かれた人に聞いてみる。で、やっぱりそんな人は知らないと言う。コレが完璧でしょう。次の謎は、誰もいないように見えたオフィスで、どうやって犯行をこなしたのか。まぁ、しつこいくらいに鏡が出て来ていたので、鏡を使ったトリックだろうなとは思ってましたが、オフィスの構成がよくわからなかったので、詳しい推理はできませんでした。まぁ、鏡を使ったトリックはよくあるんですよね。マジックでもよく使われてますし。最後に残されたのは、事前に知里が撮っておいた写真を、どうやって桃井の一眼レフが撮ったように見せかけられたのかの謎ですが、これはさすがにわかりませんでした。わかってみて、そういえば桃井を殺したオフィスのデスクに、あの時撮った写真が並べられていたなぁ、殺してから持っていた一眼レフでその写真を撮り直したのか、と思いましたよ。これもどこかで見たようなトリックではありますが、してやられたという感じです。あと、最後に実は知里が隠そうとしていたのは、自分ではなく息子の盗作だったという件はよかったですね。息子のためを思っての犯罪だったと。道理でおかしいと思ってたんですよね、桃井の写真は風景ばかりだけど、知里はポートレイトの一人者と言われてたので、何か齟齬を感じてたんですよ。でもね、母親なら息子の不始末の上塗りをするのではなく、盗作だったことがわかったのなら、素直にそれを公表すべきと突き放した方がよかったと思うのです。これで完全に母子の仲はこじれてしまうかもしれませんが、息子を殺人犯の子にするよりはいいと思うんですよね。まぁ最初は口止め料さえ払えばどうにかなると思っていたのかもしれませんが、1億円を要求された時点で、警察に訴えるべきでしたね。いろいろ火の粉はかぶるかもしれませんが、人を殺すよりはマシです。桃井にも彼のことを思う両親がいる、そこに思いが至れば、今回のような親心が暴走したような事件は起きなかったと思いますねぇ。あ、後、ついにトトリとマコリンの関係がわかりましたねw まさか兄妹オチだったとはw にしても随分年齢差のある兄妹だな~w これは安永、トトリにはかなわないとグチってる場合じゃないぞ。単なる一ファンが、いきなり兄の同僚に昇格したんだから、ロックオンしなければ!w しかし、この関係って、前作ですでに設定済みだったんでしょうかね? どうにも取ってつけたような…w


 
クロコーチ
TBS 金曜夜10時~

【あらすじ】土砂降りの雨の日。県警捜査一課と所轄の捜査員たちが物々しい警戒態勢で沢渡前知事の別荘を見つめる中、そこで立てこもりをしているのはなんと黒河内 。彼の元へ、清家が説得のため一人で向かった。別荘の中に入った清家は、なぜ沢渡の別荘に立てこもりをしているのかと問うと、黒河内は、不起訴処分となった沢渡から始末されることを恐れて裏取引を持ちかけたことを話し始める。

【感想】どうにもこのドラマは、いきなり突拍子もないところからスタートする。前回はいきなり金髪のヅラをかぶった相当危ない青年がいきなり出てきたし、今回はいきなり黒河内が立て篭もっているシーンから始まった。まぁでも今回は話も単純で、沢渡に一杯食わされた黒河内が、逆に沢渡を陥れるため、立て篭もりを演じて見せたというだけだった。その協力者は監察官の薬師寺だったが、彼も最後には誰かに殺されてしまう。沢渡は再び逮捕されるが、折々差し挟まれるシーンで、どうやら今までのところ彼の計画通りに事が進んでいるらしいことがわかる。まずここで浮かぶのが、薬師寺を殺した人物のこと。あれは黒河内に見えたが、本当に黒河内が薬師寺を殺して彼が持っていた資料を奪い、その後何食わぬ顔をして薬師寺を突き落とした現場に清家と訪れたのか。それとも、あれは黒河内に変装した別人だったのか。もし資料が欲しいだけなら、元々薬師寺はあそこであの資料を黒河内に渡すために待っていたのであり、黒河内には薬師寺を殺す理由はないことになる。しかし、資料ではなく薬師寺を殺すことが目的だったのならば、あれが黒河内だったとしても不思議はない。何しろ今までも、正当防衛とは言え同僚の刑事を殺した経験があるので、黒河内ではないと言い切れないのがつらいところだ。しかし、あれが本当に黒河内だったのなら、何故黒河内は自分の最大の味方である薬師寺を殺さなければならなかったのかという疑問が生じる。やはり、他人とそっくりに変装できるモンスターみたいな人物がいて、そいつが沢渡に雇われ薬師寺を殺したと考える以外、納得できる筋が見当たらないのである。あと、何故黒河内は拳銃が掘り出されるまでの時間稼ぎとはいえ、立て篭もりのような面倒なことをしてしまったのか。五島・嶋の殺害容疑とはいえ連行されてすぐに逮捕にはならないと思うし、以前も郷田殺害容疑で連行されたことがあったし、連行くらいならされてもよかったんじゃないかと思うんだけど。逆に下手にマスコミに嗅ぎ付けられたら警察も後には引けなくなるし、いくらオモチャの拳銃とはいえ、それを本物に見せかけて立て篭もりなどしたら、罪になると思うのだが、結局は無罪放免になっているところが笑わせられる。このへんはやはり、ご都合主義なのか。それと、最初から疑問に思っていたことなのだが、三億円事件が起きたのは今から45年前。ちょうど沢渡役の渡部が生まれた年である。(正直渡部、もっと上かと思ってた。白髪効果かなぁ?) なので沢渡がもうちょい上の年齢設定だとしても、どう考えても事件に直接関与したとは思えない。三億円と沢渡の関係を、一体どこに落とすんだろう。また、沢渡がいちいち電話して「計画通り」などと連絡を取っている人物は誰なのか。ひょっとして沢渡の後ろには、まだ黒幕的な人物が隠れているのかもしれないな。

アバター
2013/10/29 12:34
もう覚えてませんね…綾野剛ならよく覚えているのですが。
もう一度見たら思いだすかもしれません。
アバター
2013/10/28 01:38
>555にも出ていたようですが、こっちは思い出せない…。

ドラゴンオルフェノクの人間態である北崎ですね。デルタに変身してファイズやカイザを苦しめたのを覚えております。



月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011

2010

2009


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.