Nicotto Town


シン・ドラマ汁


ドラマ【ヤメゴク】

ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~
TBS 木曜夜9時~
【あらすじ】水原から、通報を受けて捜査している案件に、麦秋の家族が関わっているとの情報が入った。高校卒業を控え、就職内定先の花屋でアルバイト中の麦秋の妹・さくらが、配達先の暴力団から接待を受けるなどの親密交際をしていると通報されたのだ。ある日、さくらが暴力団員達とトラブルに。そこへ駆けつけた麦秋は、大立回りを繰り広げ、チンピラたちを逮捕。そして三ヶ島水原が止めるのも聞かず、さくらのことを逮捕してしまう。一方、麦秋のもう1人の妹・が勤める病院でも、ヤクザ風の男たちが待合室を占拠していた。

【感想】今回はメインストーリー1本と言ってもいい内容で、大変満足いたしましたw ついに、麦秋と橘、そして母の由美子の関係も明らかになりましたしね。まぁ、概ね前回予想した通りでしたが、まだ不明なこともちょっと残ってます。
まず、麦秋が1年缶詰にされた挙げ句、人事課課長(当時は係長)に土下座をして警察に残らせてもらったまではわかりましたが、何故今はその課長に我侭を聞いてもらえるくらいの存在になったのか。確か課長は麦秋の働きで昇進したとのことでしたが、それだけなのでしょうかね?
次に、麦秋がヤクザの娘だったから、ヤクザを憎むようになったのはわかりましたが、肉親である橘を一体どうしたいのか。私は前回の感想で、橘をカタギにすることで、自分がヤクザの娘ではなくなることを望んでいるのではないかと書きましたが、本当にそうなのかどうかがちょっと気になります。
また、由美子は何故橘との間に子供をもうけておきながら、別のカタギと結婚したのか。極妻になるのがイヤだったのでしょうか。というか、考えてみれば獄中に麦秋の腹違いの「兄」がいるということは、橘と由美子は不倫だった? いやいや、その後橘が永光家を何度も訪ねて由美子に復縁を迫っていたということは(よく夫は耐えましたよね)、麦秋の兄を生んだ女性は、少なくともその時点では橘と離婚か死別していたのかもしれませんね。正妻がいるのに愛人にしつこく復縁を迫るってのも、どうも不自然ですしね…。
まぁ、麦秋の父が実は橘だったという大きな謎が解けた今となっては、どれも大した謎ではないですけどねぇ。
あと、ちょっと疑問に思ったのが、その麦秋が橘の娘であることがわかったくだり。由美子の夫・永光正が麦秋を認知したということは、戸籍上は正の娘ということになるのではないでしょうか? 警察が麦秋を橘の娘だと判断したのは、由美子が麦秋を生んだ前後に、橘と交際していた可能性が極めて高いというだけのことですよね。DNA鑑定とかしたわけじゃない。戸籍には問題がない、状況証拠しかない、本人は自分がヤクザの娘だったことを知らなかった、それなのに警察を辞めるよう勧告されるものなのでしょうか。まぁ、橘自身が自分の娘であることを知っていることが、問題なのかもしれませんけどね。
さて、今回は最後に、最近足抜けコールの部屋によく出没する「ムルキンチョ」について書いておきましょう。まあwikipedia見ればわかることなんですがw 「正式名をグリプトドン科ドエディクルス属ムルキンチョという肺呼吸する節足動物で、固い甲羅と長い尻尾を持つ」生き物らしいです。カブトガニみたいな感じですかねぇ。でも部屋の壁や細いところを高速で駆け抜けたりするところを見ると、結構身体能力が高い生き物のようです。佐野はこれを刺身にして食べようとして、逃げられたようですが、今回はヤメータンの着ぐるみを体液で汚したりしてますし、あまり食べたくない感じの生き物ではないかと思います…。堤作品にはよくこういった謎の生物が出てきますよね。今までのパターンからして、きっと終わってもどんな生き物なのか、さっぱりわからないと思いますw




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