Nicotto Town


シン・ドラマ汁


立花登青春手控え2 感想文

立花登青春手控え2 第4回「押し込み」
NHK-BSプレミアム 金曜夜8時~
▼豪華なゲスト
いつものゲストは、有名な俳優が1~2人といった感じなのですが、今回は何故か豪華でした。
足袋屋への押し込みを計画する3人組を和田正人、ラサール石井、姜暢雄、その足袋屋の元女将を笛木優子と、
有名な俳優が4人もゲスト。
しかも誰も囚人役ではないので、しっかり顔が分かりましたw
ラサールだけは後から牢屋に入れられたけどw

▼憎めない男たち
彼らがターゲットにしたのは、最近大きくなった川庄という足袋屋で、
笛木演じるおしづが、離縁される形で店を追い出されたという因縁がありました。
酷い話で、川庄の店主は、おしづの父親が経営していた足袋屋の元番頭で、のれん分けしてもらって店を始め、
娘のおしづを嫁にもらい、お得意先も何軒か譲ってもらったというのに、
自分が開拓したからと、お得意先をどんどん奪い、そのせいでおしづの実家は倒産、
おしづの父も死んでしまい、それ以降は女を囲い、おしづにつらく当たって追い出そうとしていたそうです。
おしづはしばらくは耐えていたものの、囲い女に子供ができたことで、家を出て貧乏暮らしに身を落とし、
そのせいで労咳を病んでしまいました。
和田演じる唐辛子売りの源次が、おしづの父の店の女中の息子で、今はおしづと同じ長屋に住んでおり、
事情を知って彼女に深く同情したのが、押し込み計画の発端となりました。
他の2人は金に困っていましたが、源次の事情を知って、そんな店なら良心が痛まないと勇みます。
どこか憎めない男たちなのです。

▼凶悪な盗賊団
ところが計画の実行前に、恐ろしい事実が判明。
姜演じる元若旦那の保次郎が、川庄の女中を手なずけたのですが、なんとその女中は、
押し入った店の者を皆殺しにするという凶悪な盗賊団の手先だったのです。
つまりその盗賊団が川庄を狙っており、保次郎たちが川庄に押し込もうとしていることも知っており、
何らかの形で利用された挙げ句、殺される可能性が高いということです。
街中でその女中を見つけ、その事実を知ったのが、ラサール演じる湯屋の釜番の金平。
しかしこの金平、釜番の仕事はろくろくせず、町でちょくちょく巾着切りをしていたのです。
その事実を知る前にも一仕事終えており、仲間に報せるため来た道を戻ったところ、御用になってしまいましたw
なんてタイミングの悪い。
そこで金平は、牢医者の登に言伝を頼みます。
しかし源次も保次郎も家におらず、改めて金平に事情を聞いたところ、上記の事実が発覚。
登は情け深い男なので、訴えたりはせず、何とか源次たちを探し出し伝えるのですが、
2人は登の言うことを信じず、押し込みを実行することに。
2人がいた茶屋で、押し込みが当夜であることを知った登は、道場の後輩・久坂を従え川庄に向かいます。
そこで倒れている源次たちを発見、外に運び出そうとしますが、盗賊団に見つかってしまい、
全員投げ飛ばした挙げ句、源次たちを背負って逃走w
素手で刀を持つ盗賊たちをなぎ倒していくわけですから、もうケンシロウ並と言ってもいいですねw
結局盗賊団たちはお縄になるのですが、残念だったのは性悪な川庄店主にまったく被害がなかったこと。
使用人たちは悪くないので、せめて盗賊が店主父子だけでも刺し殺してれば、すっきりできたのにね。

▼今回の松江無双
今回も、数多の雑用を抱えて登の帰りを待っていた松江。しかし登に何度も逃げられてしまいます。
しかもちえが、登に雑用ばかりさせてお金を一切払わないのはあまりに酷いと言い出し、
玄庵もその尻馬に乗ったため(こういうやつなんです)、松江はしぶしぶ小遣いをやることにしました。
でもタダじゃ転ばない松江。
最後には、小遣いをあげることにしたんだから、今までよりもっとしっかり働いてもらいますよと、
溜まった雑用をさんざんさせてましたw
しかもちょうど来た下っ引きの直蔵にまで手伝わせてましたねw
直蔵はまったく関係ないと思うんですがw
ちえも、私が言ってあげたから小遣いがもらえるようになったんだからと、さすがあの母にしてこの子ありですよ。
あー恐ろしい恐ろしい…




月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011

2010

2009


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.