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CRISIS 公安機動捜査隊特捜班 感想文

CRISIS 公安機動捜査隊特捜班 #8
フジテレビ 火曜夜9時~
▼神の光教団
今回は、初回から出てきた、田丸が公安の時代から関わっている、新興宗教団体に潜入された協力者と、
その妻とのお話でした。
話をまとめると、その宗教団体「神の光教団」の在家信者だった林という男性に目をつけた田丸は、
彼を出家させ教団へ潜り込ませ、スパイとして利用していたのです。
林に目をつけたのは、彼が借金を背負っていて、美人の妻と不仲だったからとのこと。
田丸は林不在の間、仕事にかこつけて妻の千種に近づけると期待し、千種も田丸になびいたのですが、
いざそういう状況になっても、何故か田丸は一線を越えることはありませんでした。
やはりバレたら命の危険性があるスパイとして林を教団に送り込んだことに、負い目を感じていたのでしょうか。
そんな林から、千種を通じて重大な情報を入手したから直接会いたいという報せを受け、
田丸はこっそりスーパーだかホームセンターだかの店のトイレで林と会いました。
林は重大なテロ情報を教える代わりに、協力者を辞めたいと言い出しました。
そしてテロを阻止できた暁には、自分たち夫婦を保護して欲しいと要求します。
青沼はその条件を承諾しましたが、千種に思いを寄せる田丸はあまり気が進みませんでした。

▼偽装テロ
林の情報から、決行日が2日後、ターゲットが文科相であることがわかります。
しかし情報が定かかどうか分からないと、鍛冶は文科相の警備を特捜班に一任することにしたのです。
当日、イベント会場に現れた文科相に、かばんを持ったスーツの男が迫ります。
田丸と稲見がその男を取り押さえるのですが、なんとかばんはからっぽ。
その情報はスパイを炙り出す罠だったのです。
田丸はすぐ千種を保護しました。
しかし林を救助しにいこうとする田丸を青沼は止め、状況が分からない今、様子を見るしかないと言うのです。
林は盗聴器を仕掛けたことがバレて、拘束され暴力を振るわれていました。
田丸は保護した千種を訪れ、林がスパイだと教団に教えたのは千種だと言います。
千種はあっさり認め、もう夫とは一緒に暮らしたくない、あなたと暮らしたいと言うのです。
千種に確かめるまで、確信が持てなかった田丸ですが、こんなことになってしまったのは、
自分に大きな責任があると感じたのか、単独で教団に乗り込み、林を助けることにしたのです。

▼7分30秒
教団の前に佇む田丸の前に、稲見たち特捜班のメンバーが現れます。
田丸を止めにきたのではなく、もちろん協力しにきたのです。
樫井は施設内にいる信者たちを分断させるため、なんと爆弾を仕掛け、乗り込む前に爆発させました。
施設内に入ってからは、なんと7分30秒にも及ぶ、1つのカメラでずっと取り続けたノンストップアクション。
これはもう、見ないとこの迫力は分かりませんねw
田丸役の西島あたり、もう40代後半ですからちょっとつらそうでしたけどw
最初はわらわらとモブ信者たちが出てきて、それを蹴散らし、田丸と稲見が先に進み、
最後は林をいたぶっていた屈強な信者が2人。
これがラスボスで、本職はプロレスラーだったようです。
かなり苦戦しましたが、それでも何とか倒して、息も絶え絶えとなった林の救出に成功したのです。

▼青沼グッジョブ
施設の入り口付近まで戻ると、モブがまたわらわらとわいてきたのですが、
そこへ青沼率いる機動隊が来て信者たちを包囲。
青沼は田丸たちに、「おまえたちはここにいなかった」と言うのです。
つまり尻拭いはしてやるから、早く帰れってことですねw
要するに青沼は、田丸を止めてもどうせ助けにいくだろうと予想していたのです。
それに乗じて教団に突入し、根こそぎ逮捕しようという思惑だったのでしょう。
鍛冶は青沼の判断を褒め称えました。
特捜班を政治に使うため、彼らに傷をつけず活躍させたいという意思があるのでしょう。
田丸の邪魔になるからという理由で、千種を永遠に海外に飛ばしてしまいましたし。
青沼は2年ほどで帰らせてやろうと考えてたんですけどね。
どういう政治に使おうとしているのかはよくわかりませんが、やはり最後に目指しているのは
警視総監の椅子なんでしょうね。

▼最高ののスカッと
初回からずっと後味の悪さが目立つ回ばかりでしたが、今回はここぞとばかりにスカッとできた回でした。
特に7分30秒に渡るノーカットのアクションシーンは素晴らしかったです。
あれは本当にもう一度見たいと思わせますね。
政治とか命令とか人間関係とか、そんな面倒なことはどうでもいいから、
ただ殺されそうになっている人を助けたいんだという、熱い意思が感じられるシーンでした。
また主要キャストに倒される信者役の方々も、本当に大変だったと思います。
階段落ちとか普通にありましたからね…
まだまだテレビでもここまでやれるんだなと、ちょっと感動してしまいました。




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