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シン・ドラマ汁


精霊の守り人 最終章

精霊の守り人 最終章 第5回「槍舞い」
NHK 土曜夜9時~
▼儀式
今回は、カンバルでのルイシャ贈りの儀式が描かれました。
前回の感想で「山の王の者」と表現していた、王の槍と戦う山の王の手の者は、
「ヒョウル」と呼ばれる、武人の魂であることが分かりました。
全身黒尽くめで、死神のようなフードつきのマントを着用しています。
多分オープニングの映像に出てきたやつですね。
今まで王の槍としてヒョウルと戦ってきた魂が、山の王に呼び覚まされた存在なのだと思います。
今回の最後に、山の王はラダールが成人するのを待っていたため、
いつもより山を開くのが遅かったのではないかと、トトだかが言ってました。
気まぐれなようでいて、実はカンバルのことをとてもよく考えてるの?と思いましたが、
よく考えればログサムは山の王自身を滅ぼそうとするような危険な王だったため、
山の王はそんなのをカンバル王として認めたくはなかったのではないでしょうか。
しかもログサムは自分の兄を殺して王位を奪った人物です。
山の王はもうこんなやつが王やってる国にルイシャなんか贈ってやるものかと思ったものの、
次代の王となるラダールに王としての素質を認め、このタイミングで山を開いたのでしょう。
私は、バルサがカンバルに戻ってきたから山が開いたのではないかと予想しましたが、違いましたね。
しかもラダールには、ナユグの一部が見える能力があります。
カグロの死後バルサに移った青いモヤモヤは、一番強い王の槍、最強のヒョウルと戦うであろう人物
ということではなかったのでしょうかね。

▼親子喧嘩
王の槍とヒョウルの戦いがじっくりと描かれ、これはかなりの見ものでした。
負けたらどうなるのだろう?と以前から思っていましたが、動けなくなるだけで命どころか傷すら残らないのですね。
ド派手なCGも相まって、何だかアクションゲームのように見えましたw
そして最後はバルサと、ジグロの魂であるヒョウルとの戦いになります。
この戦闘が槍舞いとなるのですが、槍舞いの間、バルサとジグロは心の中で会話します。
会話は、別の明るい場所で2人が話しているシーンとなり、槍舞いと会話のシーンが交互にありました。
バルサはジグロが死んでからというもの、ずっと心に蟠っていた悩みをぶつけます。
端的に言うと「自分はいらない子じゃなかったの?」てことですw
ジグロはそれに「それを決めるのはお前がどう思うかだ」と答えます。
それで悩みも解けたのでしょう、バルサとジグロは抱き合うのですが、戦闘の方では相打ちとなってしまいます。
この2人は他人ではあるのですが、本当に親子のようで、バルサはどちらかというと、娘というより息子ですねw

▼カンバル王の最期
それで最後の扉が開くのですが、ログサムは山の王を倒すため、扉の中に入ろうとし、
再びヒョウルに取り囲まれ、とどめを刺されそうになるのですが、それをラダールがかばいます。
最後の扉は閉じ、ルイシャが後に残り、バルサとラダールは地面に転がっていたのですが、
2人は不思議な力で蘇り、気づくとログサムがいません。
ここがよくわからなかったのですが、ログサムは山の王に殺された?連れて行かれたのでしょうか?
ともかくログサムがいなくなり、ラダールが跡を継ぐしかなくなりました。
慈愛に満ちたラダールがカンバルの王となるということは、ロタとの同盟を結び、
新ヨゴに援軍を出してくれるかもしれないですね。
残念だったのは、山の王の姿が見れなかったこと。
調べてみたところ、山の王の正体は巨大な透明の水蛇なんだそうです。
ルイシャとはヒョウルの魂で、負けると洞窟の壁に張り付き、そこに山の王が体をこすりつけ脱皮することで、
魂が張り付いた抜け殻がルイシャとなるそうです。
ネタバレになるんで文字の色を薄くしておきました(白にはできなかったので打ち消し線も追加)が、
これらの設定がこれから出てくるかどうか分からないので、
興味のある方は反転してみてください。

▼続きは来年
来週は年末年始進行なのでお休みです。
次回は1月6日と意外と早いので、お正月ボケで忘れそうで怖いw




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