Nicotto Town


シン・ドラマ汁


2017年独断と偏見によるドラマ大賞 第8回

今年で独偏賞は8年目を迎えます。いろいろあって、ニコタに書いていた感想でストーリーも書くことになってしまい、これでは日々の負担がきついと、再び10月期から「ストーリーを全部書かない」「感想が書きづらい場合は短くまとめる」という2つのルールを追加して、何とかやっておりますw


■ミステリードラマ賞
監獄のお姫さま 
(10月期)
これをミステリーに入れるのはどうなんだろうと思いましたが、結構伏線張りまくりでしたし、面白かったんで仕方ないですね。


■コメディー賞
釣りバカ日誌 season2~新米社員 浜崎伝助~
(4月期)
今年のコメディーはこれと左江内氏の一騎打ちといった感じでした。監獄はミステリー受賞ですし、いきもの係も個人的には好きだったんですが…。


■ヒューマンドラマ賞
精霊の守り人
 (1月期)
これがヒューマンドラマ?と思われるかもしれませんが、現存するどのジャンルにも属しませんし、見てると結構人間ドラマがあるんですよね。


■恋愛・ホームドラマ賞
スーパーサラリーマン左江内氏
 (1月期)
爆笑物のコメディーではありましたが、夫婦、親子、職場の人間関係など、いろいろ考えさせられるところがありました。


■時代劇・歴史ドラマ賞
おんな城主 直虎
 (大河D)
結局直虎は戦場には行きませんでしたねw スイーツ大河上等! でも見応えはたっぷりでした。


■深夜賞
※該当作品なし


■ネタドラマ賞
貴族探偵
(4月期)
要約すると「粗がいっぱいあるんで適度にツッこんでね」というテロップが最後に出るくらい、ネタドラマとしての自覚があるミステリーでした。


■特別賞 ※ダブル受賞
CRISIS 公安機動捜査隊特捜班 (4月期)
後味が悪い回が多かったものの、7分ノーカットの格闘シーンなど、アクションドラマとしては意欲的な作品でした。

警視庁いきもの係 (7月期)
尻上がりに面白くなってきたコミカルな警察ドラマでした。もうちょっと続けばもっと面白くなってたなと思うと惜しいです。


■主演男優賞
濱田岳
 (釣りバカ日誌)
今年はこの人しかいない感じですね。この演技力でまだギリ30前とは本当に驚かされます。これからの活躍も期待します。


■主演女優賞
綾瀬はるか
 (精霊の守り人/奥様は、取り扱い注意)
何と2年続けての受賞です。今年はアクション女優としての地位を確立した年でもありました。


■助演男優賞 ※ダブル受賞
西田敏行 (釣りバカ日誌/DoctorX)
ここに選ぶ必要はないんじゃ?てくらい定評のある方です。健康に気をつけて、長く演じ続けていただきたいものですね。

小林薫 (おんな城主直虎)
元々飄々とした演技がお得意のベテラン俳優さんですが、今年のこの人のキャラは強すぎました。これから尚一層の活躍を期待します。

■助演女優賞
小泉今日子
 (スーパーサラリーマン左江内氏)
このドラマはこの人がいたからこそ面白かったと言えるくらい、強烈なキャラでした。あまちゃん以来の2回目の受賞ですね。


■脚本賞
福田雄一
 (スーパーサラリーマン左江内氏)
この作品では、脚本だけでなく演出も担当されたそうです。福田独特の味は残したまま、ファミリー向けの楽しいドラマとなっていました。


■音楽賞
おんな城主 直虎
 (大河D)
悲しいシーンで流れる笛の曲を聴くと、つい涙ぐんでしまいます。オープニングもとてもよかったです。来年から聴けなくなるのは寂しいですね。


 
◎◎◎ 大賞 ◎◎◎
釣りバカ日誌 season2~新米社員 浜崎伝助~

まず嬉しいのは、リアルタイムは無理ですが見逃し配信で1週間無料で見られるようになったこと! シーズン1は何故か無料じゃなかったんですよねぇ。映画会社とか出演者とか、いろいろ権利関係が難しかったのかもしれませんが、これも時代の流れってやつでしょうか。元々古い漫画ですし、ファンも年齢層が高いせいか、内容や言葉遣いが古かったりはしますが、個人的には文句なく面白いです。毎回楽しみに見ており、特に佐々木課長が女社長に惚れられる回が面白くて、無料のうちに何回か見てしまいましたw もちろん続編を期待してますが、主演の濱田はまだ若いので、後は西田がどのくらい続けられるかですね。


【総評】今年は釣りバカおんな城主で少し悩みました。釣りバカは見た当時からもう今年はコレかなと思ってたようで、大賞も各賞も取り逃したけどよかったドラマの特別賞にノミネートしてないんですよねw 大体総決算の1~2位は入れてるんですけどね。おんな城主でなく釣りバカに軍配が上がったのは、おんな城主は前半がどうにもこうにも冗長だったからというその一点です。構成が悪かったですね。彦根市の方々も、これから直政が活躍するところで終わってしまい、がっかりしたんじゃないかと思います。
特筆すべきは助演男優賞。ここはいつもダブル受賞でも足りないなと思ってしまいますね。主役より脇役の方が圧倒的に数が多いんだから仕方ないですけど。実は
西田敏行菅田将暉で相当迷ったんですよ。結果、今一番調子のいい菅田君は、そのうち主演で受賞することもあるだろうと、西田に軍配を挙げました。今年の西田は、釣りバカドクターXの2作で怪演を見せてくれましたからねぇ。小林薫は去年の草刈と同じで、存在と魅力を再確認できたということで、ほぼ決定してました。これで彼を見る機会が増えると嬉しいですね。
また音楽賞もおんな城主ひよっこで結構悩みました。ひよっこは私的には評価はあまり高くない朝ドラなのですが、音楽だけは本当によかったですからね。ですが聴いただけで涙出る曲があるドラマに軍配が挙がりました。涙腺弱いよw
全体的に見ると、今年も視聴率が極端に高いオバケドラマはなく、緩く右肩下がりの年になったと思います。まぁ、滅多に出ないからオバケなんですけどね。もう池井戸持ち出したり、半沢風な演出にしても、視聴者は騙せなくなってきたなw やはり何かのマネをしていてはダメってことですね。それはフジテレビの悲しくなるくらいの凋落が体言してますね。もう毎年コードブルーやればいいと思いますよ。




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