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シン・ドラマ汁


[SI110]立花登青春手控え

立花登青春手控え 第3回「白い骨」 NHK-BSプレミアム 金曜夜8時~
今回は、放蕩の挙句かっぱらいで入獄した辰平という男が、登の仲介で17年ぶりに会う妻と暮らすことになるも、その直後に溺死してしまうという事件が描かれました。
辰平から17年も会っていない妻がいると聞かされた登は、よせばいいのにその妻を訪ね、辰平と会わせる約束をしてしまいます。
何故かというと、辰平の体は病魔に侵されており、先はそう長くなく、赦免になってもそのへんで野垂れ死ぬのが関の山と思えたからです。
妻は最初戸惑ってましたが、実際に会ってみると意気投合したのか、辰平を引き取ることに。
そこまではよかったのですが、登は後日、赦免になった別の囚人から、辰平が水死したことを告げられます。
しかもその囚人は、辰平は牢で他の囚人から誰かに言伝を頼まれており、その囚人は実は4人組の強盗団の一員で、仲間とつなぎを取るため、誰彼構わず赦免になる囚人に言伝を頼んでいたものの、皆危険を察知して断っていたのに、辰平は欲に目がくらんで引き受けてしまったと言うのです。
恐らく言伝に行った辰平は、その仲間に口封じのため殺されてしまったと、その男は主張。
ただよく考えると、誰彼構わず頼んでいたのなら、辰平の口だけ封じても無駄だと思うんですけどねw
実際こうやって別の囚人から登にたれこまれているわけですし。
ともかくその強盗団はそこまで頭が回るやつではなかったということでしょうか。
辰平に思い入れをしていた登は大層立腹し、辰平を殺したと思われる男の家に行き、無理やり白状させ、仲間のところに連れて行かせ、力ずくで押さえ込んでしまいました。
強盗については解決していなかったので、登の手柄ですが、もうちょっと慎重に事を運んだ方がいいように思いました…。
恐らく登は、自分が辰平と妻を引き合わせたのが原因で、辰平が妻に楽をさせたくて危険な仕事を引き受けたのだと、少々責任も感じていたのでしょうね。
いや、むしろ感じるべきだと思います。
悪いのはもちろん強盗や殺人を犯した輩ですが、よかれと思ってやったお節介が、思わぬ方向に転がることだってあることを、ちょっと覚えた方がいいと思うのは、私が年を取ったからでしょうか。




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